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住んでみて知ったタイのサッカー事情と、妄想サッカー旅

こんにちは。桝井かほです。

先月、セレクト記事を担当した際にOWL magazineを改めて読み返しました。メンバーそれぞれの世界観にサッカーを絡めた内容で、どれも読み応えがあります。

わたしに書けることはなんだろう?と考えてみました。

わたしは2019年度をタイで過ごしました。だから、タイをはじめとした東南アジアのサッカーに興味があるのですが……。コロナ禍で、気軽に海外へ出かけるのは難しい状況です。

海外渡航の規制緩和が進んでいるので、タイのサッカーを紹介しつつ、「サッカー旅」の妄想を膨らませてみます。いつか「すたすたぐるぐる」の東南アジア編が出せるくらい、各国のサッカー旅をしたいです。

タイ・サッカーリーグの構成

タイにおいて、サッカーは1番人気のあるスポーツです。

普段着としてサッカークラブのユニフォームを着用する方が多いので、街を歩けばさまざまなクラブのエンブレムを目にします。タイ国内リーグだけでなく、プレミアリーグやブンデスリーガ、Jリーグクラブも認知されています。

また、街中の飲食店でサッカーの放映がされています。

タイに住んでみて、コートの多さにも気づきました。フットサルやソサイチに向く大きさですが、街のいたるところサッカー場があります。日中は子供たちが、夜は仕事帰りの大人が、集まってサッカーをします。

そんな、サッカー大国タイのプロリーグの構成です。

※2020シーズン
タイリーグ 1  (T1)
16クラブ 

タイリーグ 2(T2)
18クラブ 

タイリーグ 3 (T3)
2地域 (南・北)
24クラブ

タイリーグ 4 (T4)
6地域60クラブ
 (バンコク首都圏・東・西・北・東北・南)

タイアマチュアリーグ(実質T5)

T1・T2はプロリーグと言えますが、T3・T4はセミプロやユースチームが混在しているようです。

わたしがタイでお世話になった「シリエスポーツクラブ」は、タイアマチュアリーグからT4入りを目指しています。

わたしは2019年のTAリーグを、現場で体感することができました。約230チームが参加し、地域ごとに予選リーグを戦います。T4は6つの地域に分かれているのですが、TAリーグは6つの地域をさらに2分化した12の地域で行われます。

リーグ戦のあと、上位チームでチャンピオンシップを戦うので、日本でいう地域リーグ・地域CLのようなイメージです。

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T4の6地域に、各1チームずつ参入することができます。レベルが高いというよりは、個の力でなんとかしようというチームが多いです。戦術を理解して積み上げるような練習環境があれば、勝ち上がるのは日本の地域リーグほど難しくないと感じました。

Jリーグのタイ人選手

Jリーグで活躍するタイ人選手といえば、コンサドーレ札幌のチャナティップ選手です。「タイのメッシ」ともいわれるチャナティップ選手の人気を数字で示すため、Instagramのフォロワー数を確認してみました。

なんと……、202.8万人!!

日本人の人気選手と比較すると、南野拓実選手が97.4万人、本田圭佑選手が79.1万人、槙野智章選手が41.2万人……。チャナティップ選手が圧倒的だということがお分かりいただけたでしょうか。(ちなみにタイの方が主に利用するSNSは、InstagramやTwitterではなくFacebookです。だからこのフォロワー数は余計にすごい……。)

サッカーを愛するタイ国民にとって、チャナティップ選手は英雄です。駅のホームや都市部の大きな広告にチャナティップ選手が起用されています。

ほかにJリーグで人気のタイ人選手といえば、横浜Fマリノスのティーラトン選手です。ティーラトン選手のInstagramを確認したところ、フォロワー87.1万人でした。

Jリーグでタイ人選手が活躍するようになってからまだ数年ですが、わたしはこれからもっと多くの選手がやってきて活躍するだろうなと予想しています。ただ、タイの育成環境は良いとは言い難いので、将来有望なタイ人の少年が日本に留学する制度に注目しています。

つい先日、矢板中央高校に所属するタイ人選手が湘南ベルマーレに練習参加をしたそうです。このような流れで多くの選手がJリーグにチャレンジする未来を期待していますし、タイと日本をサッカーで繋ぐお手伝いができるよう、いま目の前にある仕事を頑張っています。

タイリーグの日本人選手

Jリーグで戦う日本人選手よりも、タイリーグにチャレンジしている日本人選手のほうがたくさんいます。

Jリーグで活躍してタイに渡った選手もいれば、タイでキャリアアップをし続けている選手や、高校・大学を卒業後、すぐにタイへ渡った選手もいます。

先日、ザスパクサツ群馬から細貝萌選手加入のリリースがありました。バンコク・ユナイテッドFCからの移籍加入です。バンコク・ユナイテッドFCには、ハーフナーマイク選手など過去にも日本人選手が所属していました。

現在タイで活躍する日本人選手を、ほんの数名だけ紹介します。

TratFC 片野寛理選手

タイリーグ11年目、タイでも大人気の選手です。昨日(2021年10月2日)の試合で今シーズン初ゴールを決めました。このゴールが「タイリーグ日本人最年長ゴールなのでは?」という、ほかの選手からのコメントもみられました。

現在39歳、まだまだ現役で活躍してくれそうなので、ぜひタイへ応援に行きたいです。

Navy FC 馬場悠企選手

2012年にタイへ渡り、タイリーグ9年目の馬場選手。YoutubeやTwitterでトレーニングやタイでの生活について幅広く発信されています。

Jリーグクラブの多くがシーズン前キャンプでタイに行きます。わたしはネイビーFCとレノファ山口のトレーニングマッチを観に行きました。キャンプにかこつけてタイへ渡航し、トレーニングマッチでタイサッカーに触れるのもいいですね。

Navy FC 大久保剛志選手

J1・J2・JFLでプレーされたことがある大久保選手。2014年にタイへ渡りました。お会いしたことがあるのですが、物腰が柔らかい方でした。

鍼灸整骨院をプロデュースいたり、サッカーアカデミーを開講したり、みやぎ観光PR大使としても活動されています。

うわさに聞いた話なのですが、タイ航空のタイー仙台直行便は、大久保選手の尽力により生まれたとか……。詳細をご存じの方、もしいらっしゃれば教えてください。

サムットプラカーンシティ 小野悠斗選手

FC岐阜での活躍が記憶に新しい小野選手。なんと弊社のサッカースパイク用くつひも、クシュレをタイリーグデビューさせてくれました。

メキシコで5年、Jリーグで4年プレーされたのちのタイリーグ。スタジアムがバンコク都市部から近いので、日本から観光でタイに行く際は試合日程を調べてみてください。

日本からタイまでは、飛行機で約6時間です。空港近くにもサッカースタジアムがあるので、週末だけでも十分に観光と観戦ができます。

はやくそんな旅にでられますように……。

いまは妄想しかできない、タイのサッカー旅

さて、ここからはタイサッカーを「観戦」できるようになったら「もう一度行きたい」場所や「たべたいもの」を振り返ります。

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まずは王道、バンコク周辺の寺院や観光地。

左上:ワットアルン(暁の寺)
三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院だそうです。バンコク市街地から近く、周辺に観光地が集まっています。濁り切った川を水上バスに乗って渡ったら到着です。お寺を近くで見ると、細かい花柄のような模様が描いてありました。

右上:ワット・サマーン・ラッタナーラーム
ピンクガネーシャとよばれています。「夢を叶えるゾウ」の大ヒットにより、日本人観光客にも人気のお寺になったそう。願い事は、ガネーシャ様を囲む7匹のねずみの像に耳打ちします。いま、お願いしたいことが山ほどあるからもう1度行きたいな……。

左下:ワットパクナム
エメラルド寺院の名前で知られています。宇宙空間やプラネタリウムは連想できるような美しい空間です。ほかで感じたことのない、天井に吸い込まれるような感覚になる景色が見られました。

タイは仏教の国。きらびやかで豪勢な寺院で、強く生きていくためのパワーをいただきたいです。

右下:シラチャタイガーズ―
ビクビクしながら、トラのこどもにミルクをあげています。もっと小さいトラの赤ちゃんを抱っこしたり、ゾウやワニに乗ったり、ワニにえさをあげたりと、日本ではできそうにない体験をしました。タイに遊びに行く方から「おすすめスポット」をきかれたとき、必ず動物園をおすすめしています。スリルや臨場感が、日本の動物園とはくらべものにならないので。大きなトラにもたれかかって写真を撮るのは、怖くて断念したのですが……。新型コロナウイルスの影響により閉園されたとうわさを聞いて、悲しんでいます……。

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この写真は、全て食べ物です。アヒルのくちばし、さそり、イモムシ、コオロギ、バッタかな。昆虫はたくさん食べましたが、おいしい・安い・栄養価が高いの三拍子がそろっているので、貴重な食材です。アヒルのくちばしは、鶏肉をしっかり焼いた味で、食べにくいですがこれもまたおいしい。フルーツやタイ焼肉はおいしいだけでなく、日本では考えられないくらい安い!もう一度、タイに住みたくなります……。

タイ料理は、甘味・辛味・酸味・旨味・塩味のすべてを刺激する味付けが多く、世界でいちばんおいしいとも言われているそうです。

フルリモートで働きながら東南アジアのサッカー旅をするのが、最近の夢です。

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「人生観が変わった」唯一の旅
と題し、タイ生活の中でいちばん衝撃を受けた「旅」について書いてあります。山奥の民族の生活に触れ、貴重な体験ができました。

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