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情報解禁日に命をかける

こんにちは、COTENのまだまだ新米広報、かやこです。

私が広報になって最も世間とのギャップを感じたこと、それは「情報解禁日を死守する」という感覚です。
「情報解禁日」の存在自体は以前から知っていたものの、それが広報界隈においてこれほど大切にされているものだとは認識していませんでした。
広報の立場になってみて改めて、「情報解禁日」に対する広報とそれ以外の方々との、認識の違いを強く感じています。

情報解禁日とは何か

広報活動における情報解禁日とは、企業や組織内の公開前の情報を、公に発表する日のことです。多くの場合、プレスリリースはこの情報解禁日に配信します。他にも自社の公式サイトや公式SNS、メディア報道も、原則としてすべて情報解禁日時以降に公開されます。つまり、情報解禁日時はまだ世の中に出ていない情報を初めて世に出す重要な期日なのです。

PR TIMES MAGAZINEより

そう、読んで字の如く、情報を解禁する日なのであります。

「今どき情報解禁日も何もあるか?なぜ解禁日にこだわる必要があるの?」という意見もあるでしょう。個人がSNSで発信し、数多の情報が飛び交うのが当たり前な今の時代、「この日まで情報は出さない!」と統制することにどれだけ意味があるのか。

情報解禁日が守られないと何が起こる?

情報解禁日が守られないことによる弊害は、たくさんあります。情報の鮮度が失われてメディアに取り上げてもらえない(広報として大損害)、社内の体制が整う前に問い合わせがきて現場が混乱するなどなど。枚挙に暇がありません。

とはいえ、こうした内容はググればたくさんでてくるので、ここで私が詳細を語るまでもないと思います。私が伝えたい「情報解禁日」の大切さは、もはや一点だけです。

みんなで一緒に盛り上がりたい

情報解禁日が守られる、つまり情報が全員に同タイミングで発信される。
これが意味するところは、みんなで同時に盛り上がれるということです。

公式は発表するぞ!と情報を整え準備を進めている。しかしその間に何かしら情報が出てしまい、一部の人が盛り上がる。そしてある程度広まる。
その後に公式が「たったらー!」と発表したところで、先に知った人はもう最初のテンションでは盛り上がれませんよね。

情報が小出しに出ることの何が残念かと言うと、大きく盛り上がるはずだった波が、ざぶんざぶんと小さな波に分かれてしまうことなんです。

例えばTwitterにしても、1つのTweetに注目が集まった方が各種数字が大きくなりやすい(いいね♡、RT、コメントなど)ですし、単純に見てて「盛り上がってるな」って感じがしますよね。

みんなが盛り上がるような話題は、そう何度も生み出せるものではありません。だからこそ、1回の機会で最大限盛り上げたい…!そう広報は切に願っているのです。

みんな、盛り上がろうぜ

「一緒に盛り上がりたい」という感覚、広報以外の方にとっては意外じゃなかったですか?私は初めて聞いた時、「な、なるほどーーーー!?」と思いました(語彙無)。

このnoteを読んで「ふむふむ」と思ってくださった方は、推しが何かニュースを発表したときは、ぜひとも全力で盛り上がりましょう。そして願わくば、公式情報で盛り上がってください!笑

COTENの情報解禁に関しては、皆さんの盛り上がりに毎度とてもとても助けられております( ;  ; )ありがとうございます!
今後とも一緒に盛り上がっていただけると嬉しいです…!

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