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小説 空を見上げれば(上)58

こんばんは。小説家の藪田建治です。

今日はOFFでした。チートデイに設定していたので、カロリーの高いものもいっぱい食べました。それに夜勤明けの翌日はとても眠くなるので、昼寝も多くしてしまいました。

さて小説をアップします。

孝太が自分で乗り越える、それまでは自分達は見守るだけと言ったは良いけど、時間が経つにつれて不安はどんどん募ってくる。
 みんながいつ終わるんだとナーバスになってきていることが、自分にも影響を与える。あの時出した答えが、孝太にとっても家族にとっても正しいと考えていたが、本当にこれで良かったのか。そんな要らぬ考えが次第に強くなる。
 今も自分の考えは変わっていない。他人に相談したり、比べたとしても、最後は1つ1つ自分自身で悩みや困難に乗り越えていく、孝太にとってそれはすごく大事なこと。でもいつまでもこの生活が続くのかと自分が耐えられるのか。
 勝哉も焦りからか苛立つ事が増えた。会話も少なくなり、家族がどんどんバラバラになっていく。
 でも孝太が時折部屋から出てきて見せる笑顔が、いつかは戻ると自分に勇気を与えてくれる。
 母親として、子供に対して何を大切にしないといけないのか。どんな人間に成長して欲しいのか。分かっていても見失ってしまいそうな時間が度々起こる。私は小さな母親、そして弱い人間。
 勝哉は自身で我慢もしていて、本当の希望もあることは分かっている。でも少しずつ自分達2人の中でズレが生じていることは薄々気付いている。2人の中のズレはもうどうしようもないのか。私の考えを変えれば良いのか。

この投稿をもう少しペースを落とそうと思います。ほぼ毎日投稿してましたが、毎日に投稿することが目的になっている。目的と手段を履き違えたら意味がないとずっと思っていましたが、こういう発信もしてこなかったので続けていましたが、やはり意味をあまり感じない中で続けるのも違うと思うのです。やめるのではなく、ペースを落とすだけですが。

さて小説全編を読んで頂ける方は下記のURLよりお願いします。

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