【社会人必見】ペンギンに学ぶ社会の攻略法

ファーストペンギンとは、群れの中で最初に海に飛び込むペンギンを指します。この生態を社会やビジネスで置き換えて、最初に挑戦する人や企業をファーストペンギンと表現します。しかし、とにかく勇気をもってトライすることがよいこととは勘違いしてはいけません。しっかり、メリットとリスクを把握する必要があります!

ペンギンにおけるファーストペンギン

ペンギンは餌を手に入れるために海で魚を獲る必要があります。しかし、海には逆にペンギンを餌にするアザラシやシャチなどがいます。そのため群れ全滅のリスクをなくすために、最初に1羽だけが海に飛び込み様子を見ます。この1羽目をファーストペンギンと言い、誰もいない状況で魚を好きなだけ獲れるというメリットと天敵がいたら命を落とすというデメリットがあります。

ファーストペンギンは割に合わない?

ファーストペンギンは、上記のようにメリットとデメリットがありますが、どう考えてもデメリットのほうが大きいです。お金が結構手に入る可能性あります、でも死ぬ可能性あります。ちなみに、どれぐらいお金が手に入るかは分かりませんし、ちゃんと努力しないと稼げません、死ぬときは結構の確立で死にます。と聞くと、ほとんどの人は挑戦しないのではないでしょうか?もちろん、追い詰められた人であれば挑戦するかもです。そして、なんとこれはペンギンも同様で、ファーストペンギンは実は後ろのペンギンに突き落とされている、おしくらまんじゅう方式で落ちているなど言われることもあります。群れとしては存在が必要だが、個人としては割りを食わされている立場にも見えます

後追いペンギンの割は?

メリットは当然、ファーストペンギンと逆に死ぬ確立が非常に低下します。そして、取り残されたペンギンのデメリットは餌を手に入れれないことがあります。ちなみに、ペンギンの場合は何度も餌が手に入れられず死ぬこともあります。つまりに、どちらのペンギンもデメリットは死ぬことなのです。即死か緩やかかという違いなだけです。これを社会に例えると、失敗はしないですみますが、最初の人と同じように仕事や努力をしても評価されません。死ぬことはないですが嬉しいわけはありません。

ファーストペンギンの攻略法

実はファーストペンギンのデメリットを0にする方法があります。優秀になることです。天敵より早く泳げば、天敵がいないところを見つける力があれはファーストペンギンは死にません。つまり、人間社会でも、「その領域においてどうやっても乗り越えられる能力を身に着ける」、「自分にとって脅威がない領域を見つける」のどちらかができればファーストペンギンのメリットだけ享受できます。もちろん、完璧は難しいですが、リスクを減らすことは可能です。人間社会におけるファーストペンギンに必要なのは「勇気」ではなく、「能力」と「準備」です。もちろん、勇気があるにこしたことはないですが、上記の2つなしでは成り立ちません。

後追いペンギンの攻略法

後追いペンギンにもデメリットを減らす方法があります。2番手を狙うことです。ファーストペンギンが飛び込んでリスクが解消された瞬間に飛び込むということです。ファーストペンギンは死ぬリスクが高い、遅すぎても緩やかに死ぬというリスクがある。その間の中でも最もリスクを減らしメリットを高いものが2番目に飛び込むペンギンです。こちらは「視野」と「余裕」が重要です。「ファーストペンギンが飛び込み安全性が確保された瞬間を狙うアンテナ」、「いつなんどき挑戦するタイミングがきても挑戦できるように業務量や仲間に余裕がある」の2つをかけあわせることでセカンドペンギンになることができます。

ペンギンと人間の違い

ペンギンは群れを活かすために一定数が死ぬことで成り立たせます。しかし、人間は会社や社会を活かすために死ぬことはありませんし、そんなことをすれば誰も残りません。そのため、会社や社会がやるべきことは、失敗を許すことはもちろんですが、逆に止めてあげることも必要です。また、しっかり、評価をしてあげれる仕組みや環境を用意すること、常に120%で働かせるのではなく余裕を持たせる業務調整、そしてその余裕を使って自己研鑽や新しい挑戦を応援する仕組みが必要です。

まとめ

ファーストペンギンは「能力」と「準備」が重要

セカンドペンギンは「視野」と「余裕」が重要

会社や社会は上記の重要要素を伸ばせる仕組みや環境が重要

ペンギンが南極で生きるのは他の生き物が生きれないブルーオーシャンを狙っているなど他にもペンギンから学べることは意外と多いです。多くの生物が絶滅する中、生き抜いてきた生き物から学べることは多いのかもしれません。

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