フェミニスト108星-共感力ランキングによる量的調査
*本記事は全文無料です
更新履歴:2022-04-24 「0 共感力ランカーリスト(テキスト版)」を追加
0 共感力ランカーリスト(テキスト版)
本ランキングをブロックリストとして活用したい、というリクエストを多数いただいたので、以下に追記します。私自身はブロックリストとしての使用を積極的に推奨するわけではありませんが、ブロック自体は本人の自由ですのでお任せします。
なお、以下のリンク経由でこれらのアカウントへ暴言や誹謗中傷を行うことはやめてください(経由じゃなくても駄目ですが)。ランカーの中には、暴言や誹謗中傷のみならずデマや差別発言を行うアカウントまでいますが、たとえ反撃であっても同レベルに落ちることはしないでください。
<以下敬称略>
1 はじめに
明けましておめでとうございます。
2022年初noteですがよろしくお願いします。
この記事は、ツイッターのフェミニストの主張、特に過度な表現規制や男性憎悪的な主張に対し批判的な方々、いわゆるアンチフェミの方々を対象に書いています。具体的には、これらフェミニストをどう効果的に批判すべきかについて書いています。
ここで「批判」とは、あくまで正当なものを指し、暴言や誹謗中傷のようなものは論外であることは、予め述べておきます。
さて、上記の「効果的に」とは何かですが、ここでは誰を批判すべきか、逆に誰を批判しない(無視する)べきかについて書いています。
この点は、これまでのフェミニスト批判の中で、批判の「論」そのものに比べてほとんど重視されてこなかったように思います。
この「誰を」という点をなぜ私が重視するのかですが、私を含め多くのアンチフェミの方々は、ツイッターで日々、過度な表現規制や男性憎悪的な主張を繰り返すフェミニストに対し、リプ、引用、単独ツイートで直接・間接的に批判(レスバ含む)しているじゃあないですか。
でも実際のところ、その批判相手はフェミニスト界隈でもほとんど全く支持されていない、単なる泡沫アカウントだったりしないでしょうか?
その場合、そんな相手をいかに完璧な「論」で論破しても、フェミニスト界隈全体にとっては暖簾に腕押しで何の影響もないのではないでしょうか?
一方で、フェミニスト界隈から多くの支持を集めるアカウントは、そんな泡沫アカウントとレスバする我々を尻目に、批判相手を片っ端から先行ブロックしながら、一般層にも耳ざわりのよいことを言いつつ、巧妙に表現規制や男性憎悪的な主張を盛り込み、フェミニストを着々と生産し続けている、なんてことはないでしょうか?
以上はあくまで仮説ですが、そのような状況が我々の知らぬところで起こっている可能性を考慮し、対策を立てるべきではないかと思いました。
その場合、では具体的に誰がフェミニスト界隈から多くの支持を受けており、誰がそうでないかを、まずは現状把握する必要があると考えました。
そこで私が行ったのは、界隈で比較的知名度のあると思われるフェミニスト系アカウント(日頃の言動がフェミ寄りの垢)の共感力を、次に述べる方法で定量化し、ランキング化することでした。対象人数はせっかくなので108人とし、ランキングのタイトルを「フェミニスト108星」としました。
このランキングが、多くのアンチフェミの方々に共有され、フェミニストを批判する際の参考にしていただけることを願います。
2 調査条件
2.1 アカウント選定基準
私・幻集郎の、過去約2年間にわたるフェミニスト観察結果を元に、フェミニスト界隈で一定の知名度を持つと思われるアカウントを中心に選定しました。拙著「フェミニズム用語集(パワーワード編)」に掲載された大手フェミニストはほぼ全て選定済みです。ただし、フォロワー数3桁以下のアカウントは、泡沫アカウントとみなし対象外としました。
この他に、フォロワーさんからリクエストいただいたアカウントについて、日頃の言動がフェミニスト寄りかどうかを確認の上、そう思われた場合は必要に応じ追加しました。確認方法は、以下の検索式を用いて、フェミニスト寄りの立場でツイートを頻繁にしているかなどを考慮し選定しました。
2.2 共感力の計算方法
該当アカウントがいいね>=200以上を得たツイートを一カ月間に何回したかを2021年7-12月の各月でカウントし、その平均値を「共感力」としました。
フォロワー数としなかった理由は、フォロワー数が多くても、いわゆる過去の遺産なだけで、実際の共感力は少ない場合も多いと考えたためです。
また、リツイート数にしなかった理由は、リツイートは共感以外に、批判的な意味合いでされることが、いいねに比べ多いと考えたためです。
また、いいね>=100や>=500でなく>=200とした理由は、共感力の比較的低いアカウントから高いアカウントまで、一つの指標で網羅的に比較するのに、>=200が最も適切と考えたためです。
つまり、いいね>=100の場合、共感力の高いアカウントではツイートのほぼ全てが該当し、単純に頻度の勝負になってしまうこと、逆にいいね>=500の場合、共感力の低いアカウントは軒並みスコア0.0となり、低いもの同士で比較できなくなってしまうためです。
2.3 調査方法の妥当性
この方法による「共感力」は、以下の誤差や不正確性を含みます。またこれら以外の誤りも含んでいる可能性があります。データやその解釈が妥当でないと思われる場合は、ご指摘いただければ、必要に応じ修正いたします。
2.4 属性による分類
結果の考察にあたり、これらのアカウントを以下の属性に分類しました。複数の属性にまたがる場合は、軸足を最も強く置いていると思われる属性としました。どの属性にも該当しないアカウントは無属性としました。
3 結果
・1-20位(S級フェミニスト)
・21-40位(A級フェミニスト)
・41-60位(B級フェミニスト)
・61-80位(C級フェミニスト)
・81-108位(部外者の野次馬)
4 考察
上記の結果を順位や属性等の観点から考察します。これらはあくまで私の主観によるものです。また別の側面による考察も可能と思います。ぜひ本記事をシェアして、皆様の考察もお聞かせください。
4.1 S級フェミニスト(1-20位)
ランク1-20位の最上位フェミニストを、ここでは便宜上「S級フェミニスト」と呼ぶことにします。スコア約30-130、いいね>=200以上のツイートを1日に1-4回以上投稿する、共感力の非常に高いアカウントです。
S級フェミニストの傾向として、フェミニズムそのものを仕事にしているアカウントが多いことが挙げられます。そのためか、アンチフェミにリプや引用で直接絡むことは少なく、むしろそれらを先行ブロックし、ひたすら支持者の方を向いて活動を行うことが多いです。これらのアカウントから、知らないうちにブロックされていた方も多いのではないでしょうか?
また、海外在住、あるいは在住経験のあるフェミニストが多いこともS級フェミニストの特徴の一つです。これらのアカウントは、いわゆる「海外出羽守」として、他国、特に欧米と比較して日本を批判する傾向が多いですが、実際のところ、欧米における犯罪、特に性犯罪の件数の多さなど都合の悪い点を無視か都合よく解釈(暗数等)した主張も多いです。
もう一つ注目したいのは、ベスト10にフォロワー数4桁で唯一ランクインしている つりがねむし 氏(8位)の存在です。正直なところ、本調査を行うまでの私の同氏の印象は、オタクを「キモオタ」「セルオタ」等と連呼しながら140字限界まで長々とツイートをするだけの単なるオタクヘイターでした。しかし、匿名アカウントでここまで共感力が高いということは素直に評価すべきであり、ツイートの内容はともかく、メソッドの点で見習うべき部分があるのかもしれません。
4.2 A級フェミニスト(21-40位)
ランク21-40位の上位フェミニストを、便宜上「A級フェミニスト」と呼びます。スコア10-30程度、いいね>=200以上のツイートを1-3日に1回程度投稿する、共感力の高いアカウントです。
A級フェミニストの傾向として、政治家や政治活動に関連したアカウントであったり、また社会学者など、フェミニズムやジェンダーと大きく関わる立場のアカウントが多いです(これもビジネスといえばビジネスなのですが、ここでは便宜上、社会学者とそれ以外で分類しています)
また、A級フェミニストからは、いわゆる古参の中堅~大手フェミニストが顔を出すようになってきます。拙記事「大手フェミニストPlum氏の泣きツイート集」の Plum 氏(25位)や「フェミニズム「擁護」集(中35編)」の 中@通知OFF 氏(28位)などがそうですね。フェミニスト特化型まとめサイト「フェミ松速報」で見かけることも多いのではないでしょうか?
4.3 B級フェミニスト(41-60位)
ランク41-60位の中位フェミニストを、便宜上「B級フェミニスト」と呼びます。スコア約3-10、いいね>=200以上のツイートを3-10日に1回程度投稿する、共感力が中程度のアカウントです。
B級フェミニストからは、∃xistを名乗るアカウントが顔を出すようになります。∃xist(ヨキストと読むらしい)とはリベラルオタクを指すようですが、フェミニストとつるんで表現規制寄りの発言やオタク叩きのツイートをすることが多いので、ここではフェミニスト系アカウントとしました。
また、B級フェミニストからは「男性フェミ」も顔を出すようになります。もちろんS級やA級にも男性フェミニストはいるのですが、ここでの「男性フェミ」とは、その中でも特に暴言を繰り返す悪質なアカウントを指します。俗称として「フェミ騎士」と呼ばれることもあります。みんな大好き 勝部元気 氏もここに属します。いや勝部先生もフェミニズムをビジネスにしているぞ、という指摘もあるかもしれませんが、全く儲かっていないようなので「a.ビジネス」には分類しませんでした。
4.4 C級フェミニスト(61-80位)
ランク61-80位の下位フェミニストを、便宜上「C級フェミニスト」と呼びます。スコア約1-3、いいね>=200以上のツイートを10日-1ヶ月に1回程度投稿する、共感力の低いアカウントです。
C級フェミニストの傾向として、藤井美穂 氏(61位)や小島慶子 氏(61位)のような、有名かつ「a.ビジネス」に属するアカウントが意外にも多く含まれています。これはこれらのアカウントがツイートの頻度が少なく、ツイッターを主な主張の場としていないことが影響しているようです。またB級フェミニストのところで紹介した∃xistの多くもここに含まれます
さらに、C級フェミニストからは過激反出生フェミが顔を出すようになります。これらのアカウントは男性だけでなく、結婚や妊娠・出産した女性をも憎悪し、「飯炊きオナホ」「妖怪子産み」「孕み袋」といった、実社会で口に出したら大変なことになりそうなワードを使ったツイートを繰り返す悪質な反出生主義者です。実際ツイッター社からも違反扱いでロック・凍結されることも多いです(つかさしのぶ 氏等。なお同氏は調査期間中のツイートを軒並み削除したため調査対象外としました)。
4.5 部外者の野次馬(81-108位)
ランク81位以下から最下位までのフェミニストを、便宜上「部外者の野次馬」と呼びます。スコア0-1, いいね>=200以上のツイートが1ヶ月に1回以下程度の、共感力がほとんど全くないアカウントです。スコア2.0以下のC級下位フェミニストもここに含めてよいかもしれません。過激反出生フェミや、B級フェミニストのところで紹介した「男性フェミ」(フェミ騎士)の多くがここに含まれます。
「部外者の野次馬」(およびC級下位)の傾向として、スコアから分かるように、自陣営からすらほとんど全く共感を得られていないにもかかわらず、フェミニズム関連の話題について率先してツイートし、アンチフェミ系アカウントにも、暴言やダブスタを交えつつ積極的に絡みます。絡まれたアンチフェミ系アカウントがいくらそれを批判、論破しても、本人はそれを意に介さないか、論破されたこと自体に気づかず、粘着を繰り返します。
5 まとめ
5.1 ランキングから読み取れる全体傾向
以上の考察は、あくまで全体の傾向に関するものであり、個別のアカウントについては、そのような傾向に当てはまらないものも多いと思います。その点を誤解しないようご注意ください。
その上でも、上記の考察から、ランキング全体について一定の傾向を掴むことができると思います。特に以下に挙げる2つの傾向は、個人的に重要なのではないかと思います。
【傾向1】
フェミニストの属性には以下のようなヒエラルキーが見られる
・上位属性:ビジネス、海外
・中位属性:政治、社会学
・下位属性:∃xist、過激反出生、「男性フェミ」(フェミ騎士)
【傾向2】
上位アカウントほどアンチフェミ系アカウントを無視かブロックして、支持者に向けた活動や、支持者を増やす活動に専念している。
逆に下位アカウントほど、アンチフェミ系アカウントに直接的に絡んでくる上、いくら論破しても絡み続ける。
5.2 アンチフェミへの提言
以上の傾向から、私がアンチフェミの皆さんに提言したいことは以下です。
【提言1】
∃xist、過激反出生フェミ、男性フェミ(フェミ騎士)には極力構わない。少なくとも時間をかけて構うべきではない。どうしても気になって言いたくなってしまう場合はミュートかブロック推奨。
その時間をビジネス、海外、政治、社会学系などの中-上位フェミニストの批判に充てるべき。
【提言2】
とはいえ、中-上位フェミニストのツイートを何でもかんでも脊髄反射で批判すべきではない。それは致命的な悪手になり得る。
むしろ、ロビー活動の仕方、Twitterでの立ち回り方、メディアとの協力関係、ビジネス展開の方法には見習うべき点もある。 どのツイートを批判すべきか、逆に参考にすべきか、という見極めは非常に重要であり、自信のない方は下手に直接手を出さず、アンチフェミ大手のツイートを半年ROMって(リツ・いいねはもちろんOK)勉強するなどするとよいだろう。
以上の提言は、私にとっても耳の痛いものです。私自身、フェミ騎士などの暴言やダブスタを積極的に、時に面白おかしく批判してきました。だってこいつら分かりやすい悪じゃないですか。批判したくなるじゃないですか。
しかし、いくらそれを続けたところで、フェミニストのヤバさを社会に周知し、フェミニストの言うことは無視してよいという社会的合意を強化するには程遠いのではないかと、最近になって感じつつあります。
というのも、いくら下位フェミニストを批判しても、上位フェミニストにしてみれば「そいつらはフェミニストじゃない」で終わる話であり、自分たちは活動を続け、その共感力の高さで表現規制や男性憎悪を撒き散らし、未来のフェミニストを量産し続けることでしょう。
そんな状況に終止符を打つべく、2022年をアンチフェミによるフェミニスト批判の転換の年にすべく、私はこの記事を書きました。私自身、自分で描いた提言をすぐに実行できるかどうかは自信がありませんが、少しずつシフトできればと思っています。
最後になりますが、この記事を元に、アンチフェミの間でより深い議論がなされ、界隈全体が次のヒューマンステージに進むことを望みます。
6 共感力ランキング 考察記事紹介
本記事を元に書いていただいた考察記事をご紹介します。いずれも独自の切り口で深い考察をされていますので、ぜひお読みください!
おまけ1 ランキングへの批判とそれに対する感想
ランキングをまとめる過程で、様々な批判が寄せられましたが、それらについてまとめてお答えしたいと思います。
「こんな調査に何の意味も無い」
⇒ そう感じるのは自由です。私はこの調査に意味を感じられる素養のある方が一定数いると思い公開しました。意味がないと思う方は、逆に「意味のある調査」を自分でやってみて、私の「何の意味も無い」調査と対比させてみてはどうでしょう?え、そんな暇はない?暇は作るものです(6.3参照)
「社会はSNSやネットだけじゃない」
⇒ 仰る通りで、なのでこの調査はあくまで「ツイッターにおける」共感力です。なお、ランク上位には書籍を出版されている方、ビジネスを展開されている方が多いので、現実世界も考慮すると、上位と下位の影響力の格差が広がるだけで、ランキングの順序にはあまり影響ないのではと推測します。
「ヒマなんだな」
⇒ 私は海外駐在員であり、フルタイムで仕事をしながら、趣味の料理やポケモンGO、ウォーキング、子供と遊んだりしつつ、時間を縫ってこの調査を行いました。したがって「ヒマなんだな」という評価は「タイムマネジメント能力が高い」という褒め言葉として受け取っておきます。
おまけ2 スキフォローシェア投げ銭のお願い
本調査と記事の作成で、正月からのべ15時間以上をかけました。
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