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【海外に住むメリットの話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 noteを始めてから、色んな人のnoteを読みました。
 その中でファンになった人もいれば、友達になった人もいたり、応援してる人もいます。
 
 その応援してる人の一人が、自分の目標の1つに掲げていた海外留学を行動に移しており、「留学してみたかったなー」と後になって思ったカエルは羨んだり尊敬しているのですが……、

 海外に自分の知らない世界を体験しに行くことは、やはりメリットがあるようです。

■元論文

 概要
現在の研究では、海外での生活と自己概念の明晰さとの関係を探っています。 異なる集団(オンラインパネルとMBA学生)、混合方法(相関的および実験的)、および自己概念の明確さの補完的な尺度(360度評価による自己報告と自己と他の一致)を使用して、6つの研究(N = 1,874)を実施しました )。
私たちの結果は、海外での生活がより明確な自己感覚につながることを示しています。これは、自分のアイデンティティの一部が本当に自分を定義しているのか、それとも単に自分の文化的育成を反映しているだけなのかについて、自己識別的な考察を促すためです。
さらに、自己概念の明確さを高めるのは、海外生活の経験の広さ (住んでいた外国の数) よりも、深さ (海外に住んでいた時間の長さ) です。
最後に、私たちの結果は、海外での生活と自己概念の明快さの間の関連性の重要な結果を強調しています: キャリアの意思決定の明快さ. 私たちの研究は、家から遠く離れることで、自分自身に近づくことができ、人生の重要な決定に影響を与えることを示唆しています.

The shortest path to oneself leads around the world: Living abroad increases self-concept clarity

 
「自分探し」と銘打つと少し青臭いいんしょうですが、自分の価値観が「自分の個性」なのか「環境(文化)に依存した惰性」なのか、本当に自分が大事にしている価値観が、海外に住むことで認識できるそうです。

 自分らしさ だと思っていたものが、実は住んでいる場所や環境の影響を受けた『常識』でしかないと、気付くキッカケになるんですね。

 
 研究では、296人の学生にオンラインでアンケートを実施。

【質問】
・「自分がどのような人間か?」という問題に対してハッキリした感覚を持っていますか?
・いくつかある自分のパーソナリティ同士が衝突を起こすことはありますか?
 
これは、
「セルフコンセプトクラリティ」と呼ばれる、『自分の信念・価値観』
『時間が経っても一貫して変わらず安定している状態』
『自分らしさを理解していて安心できる状態』

を聞き出す質問となっています。

 このセルフコンセプトクラリティを高めるのに
海外移住が役立つそうなんです。
 そして、海外に長く住んだ人ほど、セルフコンセプトクラリティは高いそう。

 これは先に上げた『環境に依存した常識』が全く通用しない環境で自分への自問自答を繰り返す機会が多いからなんだとか。

 そしてセルフコンセプトクラリティが高い人は

・人生の満足度があがる
・ストレスレベルが下がる
・仕事の生産性が上がる
・人生の目的が見つかりやすくなる

 などのメリットが多い傾向にあるそう。
 自分が本当に大事にしているものを理解していて、それらを実行できるのであれば、納得ですよね。
 

(蛙・ω・)<うーん、ますます海外行っときゃ……って思います。まあ、今からでも、数年後でも遅くはないでしょうけれど。

 もし子育てを経験している方は、お子さんの将来のために海外留学・移住などを考えてみても良いかもしれませんね。

 ぜひ参考にどうぞ。

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