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【noteで学ぶ健康習慣の科学85:睡眠の質を改善したいなら食べ物にもこだわりたい②】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 前回の睡眠と食べ物関連のnoteの第②回です。
 
 今回は『砂糖と睡眠』について。

 実験では、9〜12歳の子供たち100人を2つのグループに分け、6ヶ月間の期間で2ヶ月目と6ヶ月目に睡眠の変化を調べています。

グループ①
砂糖入りの飲み物を減らす教育プログラムを受けるグループ
 
グループ②
何もしないグループ
 
【2ヶ月後】
・グループ①の平均睡眠時間が24分増加
・グループ①はグループ②よりも『必要な睡眠時間(9時間)』をとる回数が2倍多かった
 
【6ヶ月後】
・実験2ヶ月経過時点から砂糖を減らした(約4ヶ月間砂糖を減らした)子供も、グループ①同様に睡眠時間が伸びた
・グループ②は6ヶ月間、睡眠時間に変化は起きなかった

 ということで、砂糖を減らすと睡眠時間が伸びることがデータとして明らかになったとのこと。
 
 ただしそのメカニズムはまだ解明されていないみたい(2022年の研究データ)。
 しかしながら、砂糖の摂取=体内炎症レベルの増加は必ず発生するし、砂糖を摂取することで脳がダメージを負うことも分かっているので、睡眠時間に影響するのは妥当なところでしょう。 

 
 砂糖(精製糖)が身体にデメリットをもたらすのは科学的には有名な話なので、とりあえずデメリットの1つとして、「砂糖を摂ると睡眠時間が短くなる」と覚えておくといいかも(*・ω・)

 どうせ砂糖を摂る必要があるなら、『フラクトオリゴ糖』など、身体と腸にメリットのある糖を使いたいですね。

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心理学から腸活・細菌学まで。 狭いようで広い知識を1分で読む。 時間のない人向け。

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