見出し画像

【noteで学ぶ健康習慣の科学74:好きな花の香りでストレスを緩和】

(蛙・ω・)<耐ストレス回

 植物にリラクゼーション効果や、エコプランツのように空気の浄化作用があるのは有名。

 職場や部屋に植物がある。視界に植物の緑があるだけでも生産性や問題解決能力が向上することがわかっています。

 そんな植物には「香りでストレスを改善させる」という力もあります。

【参考論文】

 138人を対象に5つの実験を行い、実験1〜4:花の香りを感じる嗅覚的な環境視覚的と聴覚で花を感じる環境
 実験5:花の香りを感じる環境VS不快な匂いを感じる環境。
 など異なる環境下でストレス反応を計測。

【実験5】
対象の香り
水、硫化水素、バニラ、花の香り

・気分
・覚醒(頭がスッキリした感覚)
・心地よさ
・落ち着き
・強度
5つのスコアを比較

「気分」「覚醒」に関しては花の香りが有為に働き、「落ち着き」「心地よさ」に関してはバニラの香りが有為に働いていおり、気分の改善と覚醒には植物の香りが大きく貢献できることが解ります。
 
 なお、この実験(1〜4)で用いられた花は

Convallaria majalis L.(シャクヤク科)、
Jasminum sambac L.(シャクヤク科)、
Dictamnus albus L.(ミカン科)、
Rosa x alba L.(バラ科)、
IrisgramineaL.(アヤメ科)、
Phlox divaricata L.(シャクヤク科)、
Rosa x damascena L.(バラ科)、
Paeonia officinalis L.(シャクヤク科)
LiliumregaleWils.(ユリ科)、
Hemerocallis lilioasphodelus L.(ユリ科)、
Matthiola bicornis(アブラナ科)、
Reseda odorata L.(モクセイソウ科)
ギボウシsp。(アラセイトウ科)、
Lathyrus odoratus L.(マメ科)、
Matthiola incana R.Br. (アブラナ科)
Saponaria officinalis L.(ナデシコ科)
LonicerajaponicaL.とLonicerapericlymenumL.(スイカズラ科)、
Hemerocallis citrina L.(ユリ科)

 など多岐に渡りますが、香りを感じるための植物に関しては何でも良い(ただし不快な香りは除く)とのこと。
 
 自然界の匂いや植物の香り全般に効果があるそうです。

 
 花の管理は簡単ではないかもしれませんが、エコプランツなどの観葉系植物など、管理が容易なものを部屋や職場に置いてみるのはとても良いと思います(o・ω・o)お試しあれ。

【参考ブログ】


ここから先は

0字
心理学から腸活・細菌学まで。 狭いようで広い知識を1分で読む。 時間のない人向け。

1分で読めるnoteのまとめ それぞれは全部無料で読めます   読んでみて「これは価値がある」と思えたら、100円投げ銭してくださいませ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?