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【1分で読めるnoteで学ぶ腸内細菌学58:腸内細菌が荒れてる人はコロナも重篤化しやすいぞ。という話】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 ちょっと前に、腸内細菌とビフィズス菌の活用でコロナの新薬を作ろうとしている。

 というnoteを書いたのですが、腸内細菌が荒れてる人は免疫力が低下してコロナも重篤化しやすい。
 という論文がありましたのでご紹介。

 腸内細菌は人の免疫システムと密接で重要な関連性を持っているので、「それはそう」という話ではあるのですが、コロナ重篤患者の腸内細菌で特定の細菌が減少していた。というのが論文で解説されています。

重症な患者は、
 
『Bifidobacterium adolescentis』
ビフィドバクテリウム‐アドレセンティス


『Faecalibacterium prausnitzii』
フィーカリバクテリウム プラウスニッツイ

 
が少なかった。

 上はビフィズス菌、下は酪酸菌の一種です。

 フィーカリバクテリウム プラウスニッツイは、ヒトの全腸内細菌のおよそ5%を占めると考えられており、酢酸を消費して健康に有益な酪酸を産生するとされています。
 ビフィズス菌も酪酸菌も、体内炎症を抑制する働きがあるため、コロナを含め様々な病気の抑制効果があります。
 ゆえに、コロナ重篤患者にこの2種が少なかったということは、体内炎症を引き起こしやすい腸内細菌・体内環境であった可能性が非常に高いと考えられる訳です。
 
 酪酸菌を増やしたいという方はコチラのnoteをご参照ください。

 アレルギー対策としても有用です。

 今年もフィジカル・メンタルヘルスのために腸内細菌についてnoteを書いていきますのでよろしくお願いします(o・ω・o)ノシ

【参考記事】



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