【1分で学ぶ健康習慣の科学36:「砂糖の摂り過ぎは身体に良くない!」と言われるけど実は「砂糖は歯止めが効かなくなるから摂り過ぎてしまうんだ!」という話】
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
実は今回のお話は「腸と砂糖」についてです。
「なぜ腸?」と思われるかもしれないのでさっそくコチラを紹介。
マウスを用いた実験。
甘さを感じないように、舌にある甘みを感じるセンサー(味蕾の一部)を削除したマウスに、[砂糖水]と[人工甘味料入りの水]を与え、どのような反応が起こるか実験した。
何がしたいのかと言うと、
「甘みを感じないのであればどちらの水を飲むかはランダムになるハズだが、舌以外で人工甘味料と砂糖水を選り分けているとしたら、舌ではない部位が関係している」
みたいなことを調べた訳です。
大変興味深いです。
結果は、予測通りマウスは砂糖水だけを選んで飲んだとのこと。
そして脳の信号を調べたところ、消化器官に糖がある時だけ、マウスは砂糖水を選んでいた。
このことから、十二指腸〜大腸の消化器官が脳に砂糖を求める信号を出し、脳は砂糖を求めるようになる。
ということが解った訳です。
砂糖の摂りすぎは勿論身体に悪影響な訳ですが、その根本的な原因は腸と砂糖が結び付くと砂糖を求める信号の歯止めが効かなくなるからだったんですね。
逆説的に、砂糖が使われていない飲み物やお菓子を食べるようにすれば、お菓子やジュースの食べ過ぎを抑制できる可能性がありますよね。
お菓子の代わりにフルーツを食べるようにしたらダイエットに成功する。
という話はありますが、この現象はフルーツに含まれる栄養素だけの効果ではなく、食べ過ぎを回避できるからかもしれませんね。
砂糖不使用の食べ物にこだわるのは健康への第一歩かもしれません。
参考にどうぞ(o・ω・o)ノシ
【参考記事】
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