苦手意識を消す方法がある
どうも!
大学生塾講師の川嶋です!😄
皆さん勉強するにあたって、苦手な科目の1つや2つぐらいありますよね。
「関数の問題は本当に苦手だなぁ」「暗記科目は無理だ」のように思ったことがあるはずです。
特定の科目や問題に苦手意識を持つことは、実はあなたが思う以上に学習の成果に影響を与えてしまいます。
その一例として挙げられるのが、昔から教育界では女性のほうが数学の成績が悪いという報告がありました。
小学生の低学年の頃にスキルの差はないのに、学年が進むことに不思議と差が開いていくというのです。
最初のころ、これは男女の脳の仕組みの違いが原因だと言われてきました。
しかし、ニューヨーク大学による質の高い研究には新たな原因が明らかにされました。
1998年から2011年にかけて行われた学力テストのデータをあらためて調べたところ、「女性は数学が苦手だ」との偏見を持つ教師に教わった生徒ほど、ハッキリと数学の成績が落ちていたのです。
「君たちは数学が苦手だから、ここまでやればいいよ」なんて限界を決められて、そのレベルまでしか教えられなかったらそれは成績も上がりませんよ。
そのせいで勉強への意欲がかき消され、本当に数学が苦手だと思う豹になってしまったら、大きい損害になります。
逆に、別の大学が行った研究では、「自分は数学が得意だ」と思っていた学生は、実際にはほかの生徒より数学のスキルが低かったとしても、より粘り強く問題に取り組む傾向が確認されたのです。
実際に力が及ばなくても、大きなモチベーションには繋がるものなのです。
少し話はずれますが、理系分野に男子が多い理由もここに繋がってくるのかもしれません。
さぁ、理系男子に朗報だ。
女の子が数学を得意とすればどうなる?
理系の君たちならすぐに未来が推測できるよな?
そう、理系の大学や高校のクラスに女の子が増える!
信じるか信じないかは自分次第だ。
話を戻します。笑
では、苦手意識を打ち消す方法はあるのか。
あります。
不得意な科目を目の前にしてもやる気が落ちないように、自分の考え方をコントロールしましょう。
でも、そんな簡単に出来たらみんな苦手意識なんて持たないはずです。
人間の脳は短い記憶はすぐ忘れてしまう代わりに、いったん頭に刻み込まれた情報はどう頑張っても捨てられないのです。
でも、一工夫すれば、苦手意識をなくすことはできなくても、悪影響を減らすことはできます。
その方法は、
・苦手な科目について、自分が過去にうまくできたときの経験を口に出すか、紙に書き出してみる
どんなに苦手な科目でも、過去に一度ぐらいはテストでいい点を取ったとか、誰かにほめられたとか、応用問題が解けたなどの成功体験があるはずです。
過去に味わった“小さい勝利”を見つけましょう。
シンプルな手法ですが、アメリカでの検証テストでも、このテクニックを使った人は、問題解決の能力が上がり、作業の効率も良くなったそうです。
こういった地道な工夫で苦手なものがそんなに苦手ではないことに気が付きます。
あなたから苦手な科目がなくなることを祈っています。
では、また!👋
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