店側にも問題あり?飲食店が商品力を伝えるコツ徹底解説!
小学生の頃、かめはめ波の練習をし、
両手を前に突き出し「波ー!!!」
と叫ぶタイミングでお尻から
「ブバッ!」と激しいかめはめ波を
放ったタイプの男、河原崎です。
さて、五感マーケティング
メニューブック編10個目は、
『飲食店が商品力を伝えるコツ』
です。
商品力とは、単に鮮度や
ボリュームだけではありません。
商品力 = 鮮度 × ボリューム感 × 味 × シズル感 × 情報
です。
情報もまた、商品力の一部になるんです。
お店のこだわりを表現する方法として
店内ツールや接客による表現がありますが、
それだけでは伝わりきらないことも。
例えば、福岡の久留米市にある
「徳兵衛うどん」さん。
このお店の売りは、
72時間完全熟成のふっくら
モチモチのうどんです。
讃岐うどんとは全く違う
柔らかい麺が特徴で、
この差別化ポイントを
メニューブックに記載しています。
看板でもしっかりと
その旨が伝わるようにしている。
また、Webサイトの
お店のこだわりを伝えるページでは、
他店との差別化ポイントを
具体的に書くことが大切です。
食材や調理方法など、
数字を入れながら
具体的に表現することで、
お客様に伝わるように工夫すること。
徳兵衛うどんさんでは、
ふっくらもちもちなうどんの理由も
明確に伝えています。
伝え方が悪いから、
相手にそのメッセージが伝わらなかった
ということがあります。
「食べればわかるでしょ」という考え方も、
実際はあまり効果的ではありません。
味覚のレベルは人によって違いがあるので、
情報もしっかり伝えることが大切です。
ここで役立つのが、
私が度々公開している
シズル感テンプレート。
受け取ったことがあれば
復習してみて下さい。
そして、おいしさには2種類あります。
食べて本当に美味しいということと、
脳でおいしそう、美味しいに違いないと
認識することです。
伝え方が良ければ、
脳で認識するおいしさを
お客様に伝えることができます。
調理実演やシズル感の打ち出し方も同じで、
そのこだわりがお客様に伝わらなければ
意味がありません。
情報は商品力の一部。
お客様にうまく情報を伝えることで、
商品力を高めることができます。
また、情報を伝える方法にも
工夫が必要です。
例えば、メニューに記載するだけでなく、
店内にポスターやパンフレットを
設置することで、お客様に情報を
アピールすることができます。
また、SNSやブログを活用して、
お店のこだわりや裏話などを
発信することも大切。
五感マーケティングを取り入れることで、
お客様にとってより魅力的な店舗になり、
リピート率や口コミ効果を高めることが
可能になります。
商品力を高めるためには、
鮮度やボリューム感、味、シズル感、
そして情報を総合的に考えることが必要。
徳兵衛うどんさんのように、
差別化ポイントを明確にし、
それを情報としてアピールすることで、
お客様の期待を上回る商品力を
実現することができます。
五感マーケティングを意識して、
お客様にとって忘れられない店舗を
作り上げましょう。
ということで、
本日もナレッジ is パワー!
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