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酒に命を吹き込む!手書きがもたらす驚きの効果!

ソムリエの妻にワインを説明されるも
味の違いがよくわからないタイプの男、
河原崎です。

その内「ファンタでも飲んどけ」と
言われそうで悔しいです。

さて、五感マーケティング
メニューブック編4つ目は、

『酒に命を吹き込む手書きメニュー』

です。

メニューブックでの鮮やかな演出をすると
今までそれほど売れなかったメニューでも
急に売れ出すようになることがあります。

これは、お客様への伝わり方が
注文数に大きな影響を与えるからです。

例えば、居酒屋で日本酒メニューを
手書きのおすすめメニューで別紙にして、
7アイテム以上揃え、
価格も570円などにすると、
一気に売れ始めます。

今までほとんど出なかったお店でも、
注文数が伸び始めたりする。

調査した結果、日本酒メニューの数が
生ビールの注文数を超えるお店まで
出てきていることがわかりました。

なぜ日本酒を売る必要があるのか?

それは、日本酒の方が
生ビールを出すよりも
他店と差別化することができるからです。

お客様が居酒屋で生ビールを
たくさん飲んでも、その体験は
他店でも同じようにできます。

しかし、日本酒をプッシュすることで、

「このお店は日本酒が
 お勧めみたいだから、
 せっかくだし日本酒を飲もう」

という気持ちになる。

すると、そのお客様にとっては、
「日本酒を飲むならこのお店」
という位置づけになり、
日本酒を飲もうと思った時に
再来店してくれるんです。

こうした差別化の体験が
リピートにつながります。

日本酒メニューで意識する
最大のポイントは『鮮度』です。

獺祭や十四代のような人気銘柄は
逆に置かなくても大丈夫だったりします。

そうした人気銘柄は、
仕入原価も高く570円では出せません。

また、人気銘柄を置くと、
その銘柄ばかり出てしまうことに
なってしまいます。

私が提案しているのは、
日本酒メニューに開封日を書き、
売り切れたら赤ペンで
上から消す方法。

さらに、完売しても
メニューブックからすぐには外さず
「完売」のスタンプを押しておく。

こうして、日本酒メニューも
料理と同じく鮮度に注意しながら、
お客様にとって魅力的な演出を
することが重要です。

また、注文数を伸ばすためには、
手書きのおすすめメニューや別紙、
価格設定など、工夫をすることが必要です。

さらに、お客様に日本酒を
楽しんでもらうためには、
スタッフの教育ができていると
なお良いです。

日本酒に詳しいスタッフがいることで、
お客様からの問い合わせにも
対応できるし、日本酒の魅力を
伝えることもできます。

また、日本酒を飲む機会が
少ないお客様には、ちょっとした
サービスも効果的です。

例えば、
日本酒の飲み比べセットを提供する、
おつまみとのマッチングを提案するなど、
日本酒を楽しむためのきっかけを作ること。

これが大切。

そして、日本酒メニューを
充実させることで、お客様に
リピートして頂くことができます。

日本酒を提供するお店は増えていますが、
差別化を図ることで、お客様にとって
特別な場所となることが可能。

日本酒メニューを充実させ、
試作を行うことで、売上アップに
つながるだけでなく、
お客様の満足度向上につながります。

日本酒メニューの改善と売り方、
検討してみて下さい。

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