【所感】Audibleを使ってみた。
なんだか久しぶりのような気もするnote投稿。
記事やら会食やらが忙しく、しっかり間をあけてしまっていた。
そんな中でも結局作業や運転をする時間が大半となっており、最近は作業中や運転中に聞く音楽にすら飽き飽きしていた。
最近勉強する時間も取れてないし、聞きたい音楽もないし。
だったらAudibleを使ってみようと思い切ったが吉日、そこからアプリを入れるまでは早かった。
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そもそもAudibleとは、Amazonが運営している「耳で聞く読書サービス」だ。
出版されている書籍をナレーターが読み上げ、本来目で見て読むはずの本を耳で聞ける、何とも「最近」なサービスである。
youtubeで広告を見て以来その存在を知ってはいたのだが、電子書籍すらあまり触れてこなかった様な「紙派」の私なので、あまり食指は伸びていなかったが、新しいサービス自体は割と好きだ。
そんなAudibleは小説からビジネス書まで、幅広いジャンルの本が取り扱っており、その数は40万冊以上なんだそうだ。
登録後には無料で一冊試せるとの事だったので、私が敬愛して止まない古賀先生の「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を選んだ。
聞き始めて思ったのだが、文章を読まずに耳で聞く「文章講義」とは皮肉なものだと一人で笑っていたのは内緒だ。
内容についてはまた機会を改めて書きたいと思う。
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1冊聞き終えて、Audibleの事がなんとなくわかった。
結論、ビジネス書はAudibleで聞くものではなく、小説などなら楽しめるかもしれない、だった。
文章の意味を反芻して読み返す事が難しく、漠然と内容は覚えているのだが3行前の内容と現在の内容の相関関係を読み取るのが難しい。
また、ナレーターの声はとても聞き取りやすいのだが、人が文章を読むとなるとどうしてもその人の解釈で文章の表情を声にしてしまうため、自分の解釈で文章をくみ取りづらい。
特に前者の方が深刻で、割かし集中して聞かないとわからないのでながら作業をしながら読書(聴書?)という事があまり現実的ではないのかなと思う。
しかしそうなってくると、いよいよこのサービスを使うシチュエーションが極端に限られてしまう。
運転中は他に注意を使うのは危険に他ならないし、家事中や運動中を集中して終わらせ、空いた時間で本を読む方が効率的だ。
それこそ単純作業や散歩くらいしか使うシチュエーションが無いのではないだろうか。
もっとも、私がその特性を理解していなく「聞き流しをする際は何回か同じもの聞いてこそ真価が発揮される」ものかもしれないのだが。
取り急ぎ何回か反復して聞いてみる事と、来月に読める1冊で小説を聞くことも試してみようとは思うのだけれど。
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とはいえ、私には合わなかっただけかもしれないが、1冊無料で聞けるので是非試してみて欲しい。
そして是非、私の気づかない楽しみ方やおすすめの作品を教えて頂けると幸いだ。
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