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【思考】親と別れた野良子猫達の生存戦略

野生の動物の生存戦略は目を見張るものがある。

死別なのか巣立ったのかはわからないが、野良の子猫は大体3匹で行動している事が多いように感じる。

子猫と言っても、生まれてから半年から1年は経っているような子達だ。
最も、その状態を子猫と表現していい物なのかは悩み物なのだが。

彼らの内の1匹には、必ず交渉・斥候役がいる。
それも順番でローテーションしているイメージではなく、決まった個体だ。

その役割を持った子は餌をくれそうな人間を見かけると駆けよって行き、いざ餌を貰えるとなると他の2匹も集まってくるというものだ。

この交渉・斥候役はどのような基準で選ばれるのかという事はとても興味深い。

・群れの中で一番弱い個体で、有事の際には犠牲になる役割の個体。

・群れの中で一番強い個体で、有事の際に逃げ切れる可能性のある個体。

・そのどちらでもなく、好奇心や食欲が旺盛という性格により勝手にやっているだけ。

もしくは完全に私の気のせいか。
別々の群れで2例の目撃例があるため、それは考えづらい。

個人的には、「一番弱い個体」なのではないかと考えている。
体躯はどの子も似たようなものだったが、猫の世界にもカースト制みたいなのがあるのではないだろうか。

この考えに至ったのは、過去に見た画像から連想したものだ。

この画像だ。
でも良くツリーを読んでみるとこの情報は誤りで、最前列は「群れを支配する雌」とのことだった。

そうなるといよいよわからない。

もう少し猫の習性について調べる必要はありそうだが、事実としてその役割を持った個体が居る事は間違いないと思う。

猫の習性を理解し、この戦略を理解できたらマネジメントなどに応用できそうだ。反面教師的なスローガンにでも良い。

なにか収穫があれば、引き続き考察していこうと思う。




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