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Still growing up

シンガーソングライターの松井まさみちさんの呼びかけで、全国の8人のシンガーがコラボしました。

「Still Growing Up」

同年代か、その前後。つまり40代のシンガーや女優、ギタリストやミュージシャン、演出家が参加しています。

バブル崩壊後のロストジェネレーションなどと言う呼び名を頂戴した世代です笑

たしかに僕らが社会に出るころは就職氷河期で、浮かれるようなバブル景気も知らないし、これからの世の中は自己責任で、年功序列も年金もないぞと言われて野に放たれた。

勝手なことを言うなと、冷めた目で世の中を見ていたと思う。

失ったのは上の世代の話で、僕らには関係なかった。

あれから四半世紀。

みんな逞しく生き抜いてきた。

親や先輩方から聞いていた話とは違う世の中で、今日まで生きてきた。

体力も落ちてきて、何かにチャレンジする気力も若い頃と比べれば衰えた。

人生の終え方に思いがめぐることもある。

いや、まてよ。

そんなところだけ上の世代と同じように受け入れるの?

まだやれること、やりたいこと、成長できることはある。

松井まさみちさんはそんな思いを歌にして、全国の同世代に声をかけたんだと思う。

僕は2番の歌詞を書かせてもらいました。

松井さんが書いた1番の歌詞を読み、返事を書くように書きました。

2018年に完成したときは、松井さんと2人で歌ったこの歌を、全国各地でそれぞれ生き抜いてきた8人で作り直したことで、さらに意味深い作品になったと思います。

ぜひ聴いてください。

今日、2021年7月21日、僕はセミを手づかみで捕まえました。(苦手な人はごめんなさい)

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たぶん5歳くらいから、かれこれ40年、毎年手づかみで捕まえています。

いつか反射神経や目が衰えて捕まえられなくなるんだろうと思い、何歳まで出来るのか実験中です。

むしろ上達してると感じる時もあります。

そう、Still Growing Up なんです。

『昔話より、楽しい話をしよう。』

『なくしたものより増えたものを数えよう』

ロストジェネレーションだったのかどうかは、僕らが人生を閉じる時に決めれば良い。

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