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宮崎駿最新作「君たちはどう生きるか」鑑賞前考察2(Facebook投稿転載)

宮崎駿は芸術家、職人なので、社会通例に疎くとも大丈夫です。
困ったちゃんは、プロデューサーの鈴木敏夫です。
雑誌アニメージュの一編集者から知ってますが、彼の現在の地位までたどりついたサクセスストーリーは尊敬に値します。
しかし、今回の新作はあえてプロモーションを一切やらない方針を取っています。
映画スラムダンクのマネだそうです。
宮崎駿の新作は、日本のエンターテイメント業界の一大イベントです。
それをミニマムに落としてしまった。日テレを代表する多額の資金援助をしてきた企業に対する背徳行為です。
ジブリ運営に至っては、押井守、細田守、新海誠などなど名だたるアニメ監督に「ジブリで働け」と声をかけ、全て断られています。困ったちゃんは、建築家宮崎吾朗にムリやり監督をやらせます(彼はいい仕事をしたと思います)。
高畑、宮崎駿の後継が見つからないとなると、アニメ制作部門を閉じます。
ジブリのアニメーターは優秀です。
しかし、あのレベルのアニメーターはごろごろいて、週一サイクルで仕事をしています。
ジブリのアニメーターは、そこそこのレベルの仕事はするが、遅いし高いと言われてます。困ったちゃんの罪ですね。
手塚治虫の罪、世界に誇るアニメ制作を低賃金労働にした現状を変える可能性があったのは、ジブリと鈴木敏夫でした。
彼は、それを放棄しました。
ラジオなどメディアでご活躍ですが、彼に意見する者はなく裸の王様状態です。
もう老害です🙂


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