第11回神奈川大学フランス語翻訳コンクールを終えて
国際日本学部 熊谷 謙介 教授
神奈川大学フランス語翻訳コンクールは今年ではや11年目となりました。当初、スピーチコンテストや、コントや語劇などのパフォーマンスとは異なる形で、フランス語の勉強をがんばっている学生たちを評価したいという趣旨からはじめました。
現在の語学の授業では発信力が強調される傾向があり、それはたしかに、これまでの語学の勉強が受動的であったことを考えれば重要な変化です。しかし、一人でコツコツと、分からない単語や活用は辞書を使って翻訳を行うことは、大変