山での落とし物・忘れ物

登山をしていると、よく落とし物や忘れ物を拾います。

一番多いのが、タオルやハンカチ。次に多いのが手袋などの衣類。

私もこれらの物を山で失くしてしまったことがあります。

私の場合、休憩中にタオルや手袋を一時的にベンチなどに置いておき、持ち帰り忘れて出発してしまうケースがほとんどです。

持ち帰り忘れたことに気がつくのは、だいたい下山した時やテント場に着いたときで、既に手遅れなことが多いです。

後方を歩いていた登山者が親切にも拾ってくれるケースもありますが、手元に戻ってくることは稀です。


私が山で物を失くした経験で、大変困ったときがありました。

茨城県の筑波山(877m)に登ったときです。

東京から電車でつくば駅に向かい、そこからバスで麓の登山口に行きました。

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順調に行程は進み、山頂では関東平野を一望することができました。

つつじヶ丘に下山し、バスでつくば駅に戻ろうとした時です。

バスに乗車をするために、Suicaをザックから出そうとしたのですが、見当たらない! 行きでは、Suicaを利用していたため、登山中に落としてしまったようです。

下山後、アルバイトの予定が入っていたため探すことはできず、探すのを諦めて筑波山を後にしました。

使っていたSuicaは無記名のもので再発行ができず、事前にチャージしていた数千円分を失ってしまいました。トホホ。


つくば駅に着いて、さらにまずいことに気がつきました。

つくば駅に来る時は、普段使っている靴を履いて来て、つくば駅で登山靴に履き替えました。

普段履いている靴は、つくば駅のロッカーに預けていたのですが、そのロッカーをSuicaで施錠してしまい、開錠できなくなってしまいました。

ロッカーの管理会社に電話して事情を説明すると、数時間後に担当の人が来て開錠してくれるとのこと。ただ、待っていたらアルバイトに間に合いません。(今、考えれば、アルバイトを休めば良かったんですけどね・・)

仕方がないので翌日開錠してもらうことにしました。次の日、靴を取りに行くためだけに再びつくば駅に行き、無事ロッカーを開錠してもらいました。交通費がかなり痛かった・・

Suicaを落として原因として、Suicaをザックの雨蓋に入れてしまったことです。

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雨蓋には、Suica以外に行動食や地図、カメラなども一緒に入れていました。

恐らく、休憩中に行動食を取り出した際、Suicaが気づかないうちに落ちてしまったのだと思います。

基本的なことですが、貴重品はやはりザックの中に、分けて仕舞っておいた方が良いですね。

私の山の先輩には、上着のチャック付きのポケットに貴重品を入れている方がいました。万が一、ザックを谷底に落としても大丈夫なようにだそうです。上着を忘れたらどうしようもないですが、冬場など上着を脱ぐ機会が無ければ確かに安全かもしれません。

ちなみに私は、この経験から貴重品は登山中は開けないチャック付きののザックのポケットに仕舞うようにしました。

人が山に登る以上、落とし物や忘れ物はどうしても発生してしまいますが、山にごみを出すことは、やはり良いことではありません。

登山中に物を失くさないように、物の管理を工夫をすることや注意を払うことは改めて大事だなとこの登山で思いました。

今日の内容はここまで。終わりにちょっと書かせてください。


ここ数日、少し力を入れてnoteの更新を頑張ってみました。

よく分からん記事に対して、読んでくれる方や「スキ」を押してくれる方には本当に感謝しています。

昨日の記事は、もしかしたら不快に感じる方がいたかもな~と反省しています。東京のネガティブなところを強調してしまったような気がします。また、「東京」という主語はちと大きすぎたかもしれません。東京といっても高尾や奥多摩など自然豊かなところはありますし。東京に住んでいる方や東京を愛している方にとっては不快な文章だったかもしれません。不快に感じてしまった方がいらっしゃれば、お詫び申し上げます。

山の魅力を気づかせてくれた東京の街を私は今ではとても愛しています。東京で暮らしていなければ、今日の記事も書けないわけですから。


今後もnoteの更新を続けていきたいと思います。ただ、ちょっと休むかもしれません。既に少し息切れ気味です。終わりが長くなってしまいましたが、今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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