くわろく

社会人になりました。山登りが趣味で、ゆるゆるマイペースに山を楽しんでいます。 福島出身…

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社会人になりました。山登りが趣味で、ゆるゆるマイペースに山を楽しんでいます。 福島出身で現在は山形に住んでいます。

マガジン

  • 登山や山のこと

    今まで登った山のこと、山について思ったことをまとめています。

  • 日々のこと

    雑記です。

  • 山の写真

    ハードディスクの中に眠っていた山の写真を投稿します。

最近の記事

やまがた百名山 高戸屋山(たかとややま)-半年ぶりの山、新緑の季節を楽しむ-

 仕事の忙しさや雪を言い訳にして昨年の秋から約半年間、山に行っておりませんでした。気づけば桜の散る季節になり、あと数カ月で夏山シーズン。今年も登りたい夏山は沢山あるものの、半年間動かさなかった体では体力面で非常に不安。トレーニングとして近くの低山に登ってきました。  今回登った山は、山形県川西町にある高戸屋山。標高は368メートルで足慣らしの山としてはピッタリな山です。  川西町の温泉施設まどかから登山開始です。駅から少々歩きますが、JR米坂線羽前小松駅からも登山口にアク

    • 山頂を目指さない山登り ~北八ヶ岳にて~

       学生時代から毎年必ず八ヶ岳に登ることにしています。昨年は、南八ヶ岳の編笠山と西岳に登りました。昨年は、南八ヶ岳でしたので今年は北八ヶ岳方面を夏頃から考えていました。    以前、八ヶ岳関連の書籍で目にした佐久側にある「しらびそ小屋」が気になっていました。目的地を山頂では無く小屋にするのは、どうなのかと自問してみるものの、山頂を目指さない山登りもきっと良いのではないかと思い、いざ決行。カラマツの黄葉が美しいこの季節を狙い先日、新幹線と電車を乗り継いで八ヶ岳の麓、小海駅に降り立

      • 蛇口

        熱いお湯と冷たい水の出るハンドルを調整して適温の水を流すタイプの蛇口を時々ホテルなどで見かけます。 ネットで調べてみると「2ハンドル混合水栓」との名で販売されていました。学生時代に住んでいたアパートの部屋もこのタイプの蛇口だった記憶があります。 このタイプの蛇口は、慣れないとなかなか適温に調整するのが難しいのですよね。熱湯に怯えて熱いお湯のハンドルを回さないといつまでたっても適温にならず、逆に思い切って熱いお湯のハンドルを勢いよく回すと、浴室で「あちぃー!」と叫ぶことにな

        • やまがた百名山 鳥海山(ちょうかいざん)後編-日本海を望む山旅-

           遅くなりましたが、後編です。濃霧のなか無事に雪渓を渡り切り、愛宕坂という道を登っていきます。高山植物の花々が咲き乱れており、濃霧が花々の色を一層引き立てていました。  愛宕坂を登りきると、御浜小屋に到着です。私の登ったコースは秋田県側の登山口である象潟口コースと小屋の前の分岐で合流するため、小屋は多くの人で賑わっていました。今日は、長丁場であるため休憩は程々にして小屋を発ちます。  ガスの合間から時折、鳥海湖を眺めることができました。この上の風景に見覚えがあり、前日立ち

        やまがた百名山 高戸屋山(たかとややま)-半年ぶりの山、新緑の季節を楽しむ-

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        記事

          やまがた百名山 鳥海山(ちょうかいざん)前編-日本海を望む山旅-

           新潟-秋田間を走る特急「いなほ」に乗ると、酒田駅通過後から進行方向右側の車窓にすっと裾野を伸ばした山を眺めることができます。その山の名は鳥海山。出羽富士とも呼ばれ、秋田県側から眺める鳥海山はまさしく富士山のような山容です。   仕事で「特急いなほ」に乗ることが多く、乗る度に鳥海山の美しさに魅了され、その山への登頂を目論んでいました。そして、今月念願の山頂を踏むことができました。  今回は、前日に秋田県の象潟(きさかた)駅からタクシーで大平山荘まで行き、翌日吹浦口から鳥海

          やまがた百名山 鳥海山(ちょうかいざん)前編-日本海を望む山旅-

          やまがた百名山 千歳山(ちとせやま)-市民に愛されている「おむすび山」- 

          先日、今年初めての登山に行ってきました。 今年最初の登山に選んだ山は、山形市にある千歳山(471m)です。 昨年、買い物で山形市に来た時に、なんだか「おむすび」みたいで、とても山容の綺麗な山があるなぁと思い、帰宅後に調べてみたところ、この千歳山であることが分かりました。 なんでもこの山、山形市のシンボル的な山で、多くの市民が年中登りに来るそうです。 日本百名山には選定されていない低山ですが、高尾山や六甲山、私の地元福島の信夫山のように町の多くの人々に愛されている山は大き

          やまがた百名山 千歳山(ちとせやま)-市民に愛されている「おむすび山」- 

          雪国の雪対策

          ご無沙汰しております。くわろくです。 さて、今冬も厳しい寒さと大雪が日本各地で報じられています。立春を過ぎましたが、私の住んでいる地域の春はまだ遠く感じます。 今年度から仕事の関係で山形県に住んでいます。山形県のなかでもかなり雪の多い地域で暮らしています。ちょっと調べてみたのですが、豪雪地帯ではなく「特別」豪雪地帯に指定されているようです。 私にとって生まれて初めての雪国での暮らしです。出身は福島県ですが、実家は中通り(福島県は海側から浜通り、中通り、会津に分かれていま

          雪国の雪対策

          秋晴れの八ヶ岳

          ご無沙汰しております。 山には登っていましたが、更新をサボっていました。 さて、感染状況が収まりつつあったため、感染対策を行いながら長野・山梨方面の山に登ってきました。 今回登った山は、学生の頃、ほぼ毎年登っていた八ヶ岳です。昨年は登れなかったため2年ぶりの八ヶ岳登山です。 八ヶ岳は、景色が大きく異なる北八ヶ岳と南八ヶ岳に分かれており、南北30kmに山脈が連なっています。登山口は、最高峰赤岳に通じる美濃戸登山口が有名ですが、山脈の東西、南部にも数多くの登山口があります

          秋晴れの八ヶ岳

          やまがた百名山 倉手山(くらてやま)-梅雨明け、夏空に聳える飯豊連峰を望む-

          今年の東北南部の梅雨明けは、例年、昨年より早く発表されました。 梅雨が明け、連日山形でも30℃越えの日々が続き、いよいよ本格的な夏が来たのだなと実感するようになってきた7月中旬を過ぎた頃。 梅雨明けの晴れ間を狙って、前から登ってみたかった倉手山(くらてやま)に登ってきました。 倉手山は、山形県の南部、西置賜郡小国町の飯豊連峰の目の前にある山です。 標高は952mとそれほど高くはありませんが、山頂からは飯豊連峰を一望できるそうです。 JR小国駅から町営バスで登山口近く

          やまがた百名山 倉手山(くらてやま)-梅雨明け、夏空に聳える飯豊連峰を望む-

          やまがた百名山 西吾妻山(にしあづまやま)後編 -夏山シーズン到来!-

          濃霧と残雪により北望台で引き返した西吾妻山ですが、先日再び山頂を目指して登りに行ってきました。 夏山シーズンに入り今回はロープウェーとリフトは運行しています。 前回、自分の足で登ったので今回は、文明の利器に頼ってしまいましょう。 ロープウェーとリフトを乗り継ぎ、約1時間程度で前回引き返した北望台に着きました。 北望台から登山口に入ります。前回の登山から一か月も経っていないのですが、登山道の雪はほとんど消えています。 数十分歩くと、樹林帯を抜け展望が開けてきます。カモ

          やまがた百名山 西吾妻山(にしあづまやま)後編 -夏山シーズン到来!-

          やまがた百名山 西吾妻山(にしあづまやま)前編 -濃霧、孤独、残雪-

          西吾妻山は標高2,035mの山で、吾妻連峰最高峰の山です。 日本百名山及びやまがた百名山に指定されています。 私がこの山に初めて登ったのは9年前。高校生の頃、山岳部の活動で登りました。 4月から再び東北で暮らすことになり、近場の百名山で西吾妻があったため 若き高校時代を思い出しながら、久々にこの山に登ってきました。 高校時代に登っていたため、今回も余裕だろうと考えていましたが、シーズン外に行ってしまったために今回は二度登りにいくことに・・ 初めは5月下旬に登りにい

          やまがた百名山 西吾妻山(にしあづまやま)前編 -濃霧、孤独、残雪-

          やまがた百名山 百石山(ひゃっこくやま)-急登の先に待つ飯豊連峰の眺め-

          先月に続いて、GWも自宅から近くのやまがた百名山に登ってきました。 今回は百石山という山で、標高は599mです(山頂の標識は598.9mでした)。東京の高尾山と同じ標高です。 599m・・あと1m!と言いたくなる標高です。余談ですが、似たケースに北アルプスの剣岳(2999m)があります。あと1mで3000mなのにそれを嫌った剣岳には強い頑なさを感じます。実際、剣岳は登山者を簡単には寄せ付けない岩山です。さて、この山にも何か頑なさはあるのでしょうか。それとも高尾山のようにみ

          やまがた百名山 百石山(ひゃっこくやま)-急登の先に待つ飯豊連峰の眺め-

          やまがた百名山 斜平山(なでらやま) -米沢の低山で山の春を体感-

          ご無沙汰しております。約2ケ月ぶりの更新です。 3月末から大学卒業、引っ越し、社会人生活スタートと慌ただしい日々を送っていました。 ようやく生活の方が落ち着きてきたので、4月中旬に日帰り可能な近くの山に登ってきました。 新年度最初の登山は山形県米沢市にある斜平(なでら)山です。 斜平山は米沢市街地の南西方向にある南北に伸びた山々のことを指し、 最高峰は笹野山(660m)です。やまがた百名山に指定されています。 斜平山は米沢市民に親しまれており、当日も老若男女、多く

          やまがた百名山 斜平山(なでらやま) -米沢の低山で山の春を体感-

          私と福島

          この時期になると、毎年複雑な気持ちになります。 ニュース等では東日本大震災の被災地の現状が伝えられ、震災に関する番組が多く放送されるようになります。復興しつつある東北の姿を見ると嬉しくなります。被災地の復興のために一生懸命に何かに取り組んでいる人々を見ると応援したくなります。 一方で、福島県出身で福島を離れた身として、自分はこの10年間地元のために何かやってきただろうかと考えるとちょっと気持ちが落ち込みます。 この場で震災からの10年を振り返り、せめて何か伝えられたらい

          私と福島

          デジタル化

          3月になり、ぼちぼち引っ越しの準備に取り掛かっています。 粗大ゴミがいくつかあるので、現在住んでいる福岡市の粗大ゴミの出し方を調べてみました。 驚いたことに福岡市ではLINEで粗大ごみ収集の申込みができるそうです。 さらに、粗大ゴミ処理手数料の支払いはLINE Payで行えるようです。 とても便利。引っ越しでは、なるべく労力を減らしたいので大変助かります。 さて、福岡市のような取り組み、いわゆる行政のデジタル化は一層進んでいって欲しいなと思います。 行政がデジタル

          デジタル化

          私を前に進めてくれた曲

          ※歌詞の解釈に自信が無かったので、この記事はしばらく下書きのままでしたが、あと一か月で大学卒業ということで投稿してみようと思います。 私は、もともと理系の学部に通っていたのですが、別の大学に編入学し文転しました。文系の分野で、自分の学びたいことがあったため文転を決意しました。 ただ、編入した当時は、葛藤の毎日でした。 理系の道を歩んだほうが良かったのではないか・・ 大学受験を頑張ったのになぜ今更・・ 自分で決断したにもかかわらず、過去ばかりを考え、思い悩むことが多か

          私を前に進めてくれた曲