The end of August

　8月がもうすぐ終わる。

　今年は浴衣も着れなかった。

　今年は花火も見れなかった。

　夏があったような、ないような、
　でも煮えたぎるような暑さと、セミの声は五月蝿い程鳴いていたので夏だったような気もする。

　都会寄りに住んでいるため、実家の田舎からは「帰ってきては困る」と言われ帰省できず。
　かと言って、あまり電車移動をしたくなかったから基本家にいた。

　生命維持装置のクーラーの中、ずっとnoteで小話を書いていた気がする。

　というのも7月19日ごろから、急に『話を書きたいモード』になり、それが2週間くらい続いた。
　何故か、急にスイッチが入った。
　4月頃のnoteをはじめた時期も『書きたいモード』だったが、一時期を過ぎたら『書きたくないモード』になる。

　この『書きたくないモード』は厄介で、『別に投稿しても何の意味もない』といった感情になる。そうなるとしばらく放置状態になる。

　インプットさえも停止するので、それには何の“向上”もない。

　しかしこの夏にもう一度『書きたいモード』になってきて、なんやかんやで連日投稿していた。
　連日投稿すると、『〇日連続投稿！』って画面が表示される。それが積み重なり、ちょっと楽しくなってきたので、8月いっぱいは『毎日note』をしてみようかな、と思った。

　結果、

　連続30日達成したが、8月18日の30日連続投稿でやめた。
　理由は疲れてしまったから。
　もっと詳しくいうと、
　『義務感が生まれてしまったから』。
　やはり創作は、楽しんでやるものだと思う。

　毎日投稿するとなると、私の場合はまず紙に手書きで書き起こし、パソコンやスマホで文字を打ち込み、ヘッダー用のイラストも書いていたので、仕事から帰った後の時間や休みの時間は、ほぼnoteと向き合う時間と化していた。
　夕食を適当に済ませてたせいか、体重が9kg痩せた。(単に筋力が落ちた可能性が高い)

　そんな訳で、何ごとも自分に合ったペースがいちばんだと思う。
　しかし毎日投稿している方は何者なんだ！
　どんな生活してんだ！
　何食ってんだぁ！
　ほんと、すげぇ！

　しかし、8月中たくさん話を書いたからか、読んでくれる人も増えて、フォローして下さる方も増えたので頑張った甲斐はあったのかなと思う。

　イラストも自信満々に投稿したり、フォトギャラリーに投稿しているものの、他のプロ並みの方のイラストや絵画を見ると、
『なんでこんな絵を私は自信満々に投稿してんだ……？』と後から恥ずかしいやら、もやもやするやら、そんな気持ちになることがある。

　でもこの夏、イラスト利用経由で私のnoteに足を運んで下さり、フォローして下さり、小説もコメントくださる方々がいて、とても嬉しい出来事だった。
　イラスト描いていて良かったなぁと思えた。

　またそこから色々な方とも繋がりが出来たし、尊敬するショートショート書きさんにTwitterでフォローいただいたり……。

　7月・8月中、大変だったけどそれなりに続けてみて良かったと思う。

　そう考えると、どこにも十分に出かけられなかったし、夏らしいことも出来なかったけど、結構充実していたのかな。

　今後はぼちぼちなペースで、何かコンテストや公募があればチャレンジしていきたいと思います。
　創作小説はこちらから。

全ての小説｜kuutamo（月町さおり）｜note

　ちなみに、ガチ小説素人の自分ですが、自分は自分の文章が好きです。

　文体とか文法とかおかしいのかもしれないし、独りよがりな話になっているかもしれないけど……。
　それでも一応自信を持って投稿していました。

　しかし……、
　試行錯誤して何度も練り直した作品があまり評価がもらえず、逆にパッと浮かんで、パパッと書いた作品の方が「スキ」が多かったりすると、「こういう方がいいのかなぁ」とか、いやいや「スキ」の数は関係ないじゃんとか、ここ最近、色々と頭の中グルグルしていました。

　“4月にはじめた初心者が何言ってんだ、積み重ねと、どれだけ試行錯誤したかだよ！！”

　はい。すみません。精進します。

　趣味の範疇でも、いい作品を書いていくために、より数をこなして、他の色々な作品を読んでインプットして、勉強していかなくてはなぁと思っています……。

　長々となりましたが、今後も楽しんで続けていければと思います。

　ここまで読んで頂き、ありがとうございました！

　2020.8.26 kuutamo