見出し画像

10月1日 もういらない!?印章の日

昨年8月から1年間に渡って投稿してきました「ビジネス頭の体操」からの再録です。従来は5日分まとめて投稿していましたが1日づつに分解して投稿します。
ご自身の仕事を離れた「頭の体操」ネタにご活用ください。
(最後に「問い」の例を載せています)


全日本印章業協会が定めた「印章の日」です。

1873年(明治6年)7月に出された太政官布告で「爪印、花押などの使用を禁止し、明治6年10月1日をもって証明書には必ず実印を用意なければならない」と定められたことに由来しています。

印章、ハンコ廃止、というのが話題になっていますね。

もともとは様々あったハンコに類するものを、実印に統一する、というのが目的だったことが分かります。そして今回はハンコを押すために出社しなければ、ということから廃止の議論が起こっています。

そんな状況のハンコ業界ですが、2018年には1,700億円ほどの売上があったそうです(ハンコに加えて、朱肉やスタンプなども含む数字)。

意外なとこでは昨年までは外国人観光客にも人気だったそうで、日本の文化、とも言えます。

さて、こうした逆風のハンコ業界。実はおなじみシャチハタさんは2000年頃から電子はんこサービスを提供しています。自己否定にもなるサービスをよく提供したものだと感心します。


→明治時代に証明書には必ず実印を用意しなければいけない、という法律が施行されたが、今では逆に、ハンコ不要という論調になっている。
経済産業省のホームページでも、ハンコについてのQ&A(以下)が出されており、ハンコ業界はかなりの影響を受けそうだ。シャチハタの例以外にどのように生き残り成長していく方法が考えられるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
もう1年以上投稿しています。過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,254件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?