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2月18日 「エアメール」、13年で半分に。

今日は何の日?をビジネス視点で掘り下げ「頭の体操ネタ」にしています。
今日の「頭の体操」用質問例はこちら。

→郵便ビジネスの環境は大変厳しそうだ。今後、縮小均衡ではなく伸ばすとしたら、どのようなビジネスモデルが考えられるだろうか?


1911年のこの日、インドで、飛行機によって初めて郵便物が運ばれた「エアメールの日」です。


アラハバードで開かれていた博覧会のアトラクションとして、会場から8km離れたナイニジャンクション駅まで6,000通の手紙が運ばれたそうです。

エアメール。
国内の郵便についてはちょうど先週2月8日分で取り上げました。

ピークの270億通から163億通とかなり減少していました。

エアメールも同じ傾向であるこが予想されますが、日本郵政が毎年公表している郵便物の取扱実績のデータを見てみました(2007年に日本郵政になっているため最も古いデータは2006年になっています)。

☑️ 2019年度 4,117万通
☑️ 2006年度 7,565万通

このように、13年で半分近く減少しています。

国際郵便には、通常、小包、国際スピード郵便の三種があります。それぞれの2006年度から2019年度への変化を見てみます。

☑️ 通常 6,400万通 → 2,488万通(61.1%減)
☑️ 小包 147万通 → 282万通(91.8%増)
☑️ 国際スピード郵便 1,005万通 → 1,346万通(33.9%増)

このように、いわゆる「エアメール」は6割減である一方、小包は倍増し、国際スピード郵便も3割ほど増えていることがわかります。

普通の手紙ほど、電子メールに置き換わりやすい、ということでしょう。
国際スピード郵便も「郵便」とついていますが、30kgまで受け付けていますし、クール便(台湾、香港、フランス等対象国は限られていますが)も利用可能ということもあって伸びていると思われます。


→先週見た通り、国内も厳しく、国際郵便でも厳しい日本郵政。今後、生き残っていくとして、どのようなビジネスモデルが考えられるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。


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