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【世界の結婚式を巡る旅】グアテマラで自力で結婚式を探してみた話

28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。

旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎

前回の記事はこちら。



カンクンを出発

約10日間滞在したカンクン。
日本人宿でお世話になった皆さんは先にもう宿を出ていたので、ひとりでの出発。最初から一人旅だったはずなのに、なんだか寂しい感じがしたのを覚えています・・。

何はともあれ、素敵な結婚式3件の視察に加えて会場見学1件という最高の経験ができたメキシコ。ここで出会った全ての人たちに感謝しながら、この地を発ちました✨

次なる目的地は中米グアテマラ

次の目的地は中米のグアテマラ。
首都のグアテマラシティは特に治安が悪いことで有名で、日本にいる父が本気で心配していたそう。

実はグアテマラでは特に結婚式を見学できる予定は入っていなかったのですが、日程の関係で寄ることにしました。町の教会などで「結婚式を見たいのですが知りませんか?」と尋ねて周る、まさにリアルRPGの世界(笑)

まずはアンティグアの町へ

有名な日本人宿のあるアンティグアに2日ほど滞在しました。

世界一綺麗だと言われるマックがあったり、

マックの庭
朝マックセット?を頼んでみました
オーダー方法は最新式

カラフルな街並みが可愛かったりと魅力の多い町です。

アンティグアには何日か滞在して結婚式を探す予定だったのですが、スペイン語の留学先でも有名なこの町の日本人宿では、グループができていてなんとなく居づらい雰囲気・・。

なんだか呼ばれている気がして、行くか迷っていたパナハッチェルという町へと移動することにしました。

パナハッチェルの町へ移動

アティトラン湖のほとりにあるパナハッチェルまでは、アンティグアからシャトルバスで約2時間の距離です。
昼間に出発し、着いたのは夕方。町の真ん中で降ろされると聞いていましたが、バスの運転手さんがたまたま優しい方だったのか、各々の宿まで送ってくれました◎

私の滞在していた、ホテルエルソルさんの外観。
日本人の方がオーナーの宿なのですが他の国の方も多く宿泊されていました。私の滞在した2月の頭はとても空いていて、最初は個室を予約しましたが、ドミトリーに変更しても貸し切りなことがほとんどでした。

私はこのパナハッチェルの町がとても気に入りました

とても静かで、自然が豊かで、どことなく日本の田舎町を思い出させるようなそんな雰囲気。
メキシコでの怒涛の日々にちょっと疲れていたのか・・とにかく癒しを求めていたみたいです(笑)

なんとなく日本みたいだな~と思った景色

グアテマラで出会えた唯一の結婚式

先述したとおりグアテマラでは結婚式の見学予定はなかったので、行った町々で教会を訪ねて、自分自身の力で結婚式を探してみました。

偶然にもパナハッチェルの町の教会で結婚式に出会えたので、その時の写真を載せていきます。

パナハッチェルで訪れた教会
この垂れ幕は結婚式仕様だそう(別の日に行ったらグリーンだった)
入場のシーン
挙式後の写真撮影

グアテマラは市場などに行くと民族衣装を着ている方も多いのですが、結婚式ではウェディングドレス&タキシードが主流のようです。

挙式後、新郎新婦は車に乗ってパーティ会場に向かわれました。

うーん、やっぱり事前に見学の約束をしていないと遠くから見るしかできなくて悲しい・・。旅をしながら結婚式を探すってなかなか難しいと実感しました。

サン・ペドロ・ラグーナの町へ

パナハッチェルで出会った人から、「サン・ペドロ・ラグーナで結婚式があるよ」という情報をもらい移動することに。グアテマラに来て2回目の移動です。

アティトラン湖からフェリーに乗っていざ出発!

海ではないので波がなくて快適です
良い景色!
メルカド(市場)の様子

泊まった日本人宿は、こんな道を通って入り口に入るのでびっくりしたけど(笑)

犬もいる
お世話になったお宿「カサデカモモシ」さん

屋上にはハンモックがあったり、

そこから見える景色がとても素敵だったり、

朝ごはんはこんな日本食らしいものを出してくださったりと、とても快適に過ごさせてもらいました◎

こちらの宿で新婚旅行で世界一周をしているカップルさんに出会いました。結婚前に2人で貯めた貯金はすべて旅に使うため、結婚式は行わない予定とのこと。

私は結婚式が好きだし絶対に挙げたいと思うけど、それは個人の価値観。
結婚式というイベントは大金が動くものなので、それを何に使うかはカップル一組一組の価値観によるものだと改めて感じました。

”なし婚” はブライダル業界にとってとても深刻な問題だけど、旅中のおふたりの生き生きとした笑顔を見たら、無理やり挙げるものではないのかも…と。そんな風に価値観がピッタリと合う人に出会えたことがそもそも幸せですよね。

結婚式・・・と聞いていたのだけど

さて、結婚式があるという情報をもらって上陸したサン・ペドロ・ラグーナ。夜になって聞いていた場所に行ってみたら・・・あれ?新郎新婦がいない!

どうやら町の式典?のようなものに参加してしまったようです。

偉い方のご挨拶
子どもたちもたくさん集まっていました
歌の発表会
子どもたちも◎ 可愛い!

結婚式じゃなかったのは残念だったけど、貴重な体験ができたのでこれはこれで良かったです◎
スペイン語だったのでほぼ分からなかったけど、式典の途中で偉い方が「今日は日本からお客様が来てくれました!」となぜか私のことを紹介してくださって、ほっこり嬉しい気持ちになりました☺

宿に帰ってオーナーの方に「結婚式じゃなかったです~」という話をしたら、美味しい中華丼を出してくださってさらにほっこり☺本当に出会う人みんなに生かされて、旅を続けられているなと感じました。

心も体もあたたまりました

なかなか長期滞在をしたグアテマラ

そんなこんなで10日ほど滞在したグアテマラ。
このほかにサンファンラグーナとソロラの町も訪れましたが、結婚式にはパナハッチェルでの1組のみしか出会うことができず、少々消化不良でした。

でも今考えると、今後の旅の予定を立てたり、飛行機を予約したり、結婚式の見学予定の国のプランナーさんとメールでやり取りしたりと、事務的なことを快適な宿で落ち着いてできたので、必要な時間だったと思います。

【番外編】グアテマラで食べていたもの

最後に予算の少ない旅中、どんなものを食べていたかを記録に残しておきます(笑)

大好きで毎日1食は食べていたのが、宿の近くにあったタコス屋さんのブリトー🌯
1個15ケツァル(当時約200円)なのに、中に野菜がたっぷり入っていてとても美味しかったです!

色もカラフルで良き
お店のおじさん
中には鶏肉と野菜がたっぷり

朝はパン屋さんのプレーンパンを食べていました。
ケーキは少々値が張ったので、最終日にご褒美として購入しました。

イチゴの乗ったパイをチョイス。
カスタードっぽいクリームも入っていて、美味しかったです。

ペルーへ移動

グアテマラからペルーへの移動は、トランジットのメキシコシティに18時着で、翌日10時のペルー・リマ行きの飛行機だったので、ほぼ丸一日かかりました。

グアテマラの空港ではラウンジを利用。町のローカルな雰囲気とは全く異なる近未来的な内装に感動しました✨

旅中の野菜不足は深刻で、なんとか野菜を摂取したかったのだけど、こういうセロリしかなくてびっくり。ウサギになった気分でした🐰(笑)

トランジットのメキシコシティでは空港内のラウンジで仮眠を取る予定でしたが、まさかの翌日の朝までラウンジのあるゲート内に入れず、初めての空港泊を体験。

荷物を預けられないとお手洗いに行くのも一苦労なので、体力的にも精神的にもきつかったです・・・。

次は「ペルー・リマ編」です!


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