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積読の解消法を模索してみた(後編)

積読をどうにかしたくて、インスタグラムのメインアカウントを、蔵書記録専用にしたのが前編のお話。

実際稼働しているのはこちら。

アカウント名も、その時にkuu_booksと改めた。本の登録が終わったと思うところまで、続けるつもりである(インスタのサービス終了まで終わらない可能性も否定できない)。

ルールはシンプルで、毎週土日祝のどれか1日に、持っている本を写真に撮ってアップする。ただそれだけだ。

正直、面倒になる日もある。noteの毎日更新よりは楽だけれど。

ではなぜモチベーションを保てていて、積読を解消できるかというと、

「架空の本屋」として運営しているからである。

このアカウントは本屋であり、載せた本はこの店で売りたいものである、という設定をしているのだ。

そして、自分が本屋の店主であるならば、売り物の内容を把握していなければならない。

だから必ずアップ前に目を通すし、タイトルと著者名などをきちんと確認して記載する。

要はごっこ遊びのようなものだが、本人は至って真剣にやっている。

なお、本の概要は書くが感想はそれほど綴っていない。私は装丁好きなので、そっちの記載に重きを置いている。
感想をきちんと書き留めたい人は、もちろんそうすべきだ。

私の試みは、こちらの記事にも少し近い気がする。「読み始めるために書く」しているところが、自分の場合「読み始めるためにアップしている」という感じ。

こんな風に進めながら、少しずつ本と向き合っている。その時間は何だかんだ言って、いいひとときである。

このようなアカウントの運営法は、遍くおすすめするものではない。ただ、やると意外と楽しいので、1つの方法として考えてもらえればありがたい。

最後に、これはあくまで積読を解消するものであって、積読タワーを解消するものではないことをお断りしておく。

タワーの解消法については、誰かに教えを乞いたい。






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