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陥入爪


爪の縁(特に親指の爪の縁)が赤く腫れて痛むといった経験をお持ちではないでしょうか?これは陥入爪(かんにゅうそう)と呼ばれる爪の疾患です。

陥入爪の症状は、まず爪の外側や内側の縁が赤く腫れる、さらに進むと化膿し痛みが増強、患部が靴に触れただけでも激しく痛むようになります。そしてさらにひどくなると、爪が割れたり慢性化して行きます。痛みは刺すような痛みへと増強して行きます。

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◎どうして発生するの?

陥入爪の原因としては次の3つが考えられます。

①靴による圧迫

陥入爪の主な原因は靴による圧迫です。足に合わない靴を履くと、靴による圧迫、また隣接する足の指からの圧迫と、双方からの圧迫が長期間続きます。このことが陥入爪を発生させるのです。また靴の中は汗や埃などにより極めて不衛生で、このことも発生要因になります。

②爪の切り方

深爪や爪の内外側の角を深く切り込むことは、爪と皮膚との境に過度の負荷がかかり亀裂を生み陥入爪を発生させます。

③足の変形

○外反母趾の場合 ----   歩行時に親指の内側面で蹴り出し親指の内.外側面の爪の縁に圧迫が生じ陥入爪が発生します。

○外反扁平足の場合 --   外反扁平足とは、土踏まずが垂下し、かかとが内側に倒れ、つま先が外側に向いてしまう変形です。

この変形により、歩行時の蹴り出し時に、親指の爪の縁に圧迫を生じさせます。また小指は靴の内面に圧迫されやすくなります。

このことにより、親指と小指の爪の縁に陥入爪を発生させることがあります。

◎対応策は?

①まずは足に合った靴を選び履くことです。そのためには、まず足のサイズ. 形 . 変形度合などしっかりチェックし、ご自分の足を自覚することが必要です。その上で用途にあった靴選びをすることが重要です。

特に成長期の子供においては、足の成長もめざましく、定期的に足の大きさに靴が合っているか確認することが必要です。

②次に、靴の中を常に清潔に保つことです。靴の中は想像以上に汚れています。これを解決するには、まず洗える靴はこまめに洗うことです。中敷が外せる靴は中敷を洗うだけでも効果的です。

③また1日履いた靴は汗で湿気を帯びています。毎日同じ靴を履かないで乾燥させてください。通気性の良い靴選びも良いでしょう。

④爪の切り方は手の指のように角を丸く切り込むのではなく、四角く角を残すように切りことが重要です。

⑤フルオーダメイドインソールにより足の変形による指の圧迫を軽減することもとても効果的です。

※足のサイズ、形、健康チェックは当店にて無料で行っています。お気軽にお声掛けください!


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