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無人駅はしょうがない?

こんにちは、くつばこ+のうたです。今日はJR九州の無人駅化すると車椅子ユーザーがふらっと列車に乗れなくなるといって、裁判を起こしたことに関して個人的に思ったことの話をしたいと思います。

☆会社に対して求めるのは違う

個人的にはJR九州の判断は何も間違っていないと思います。少子化の進む日本では、従業員の削減、業務の効率化は当然進められる必要があることだと思います。また、JR九州は民間企業であり株式会社であるため、利益追求に関しては当然しなくてはいけないことだと思います。また、JR九州は鉄道事業は赤字です。そのため、乗降客数の少ない駅を有人駅としておく体力もあるとは思えません。第一に、無人駅化することにより、採算が取れるように工夫することができなくなった場合、最終的には廃線になる路線が増えるだけに感じます。

☆国に対して求めるのはあり得る

逆に国に対して、事業者に補助金をだすなどしてエレベーターの設置などを推進するように要求することは正しいと思います。もちろん、国は全体最適を考えることも大事なので、障害を持っている人に対することのみに予算を使うわけにはいきません。それより教育などの方にお金が必要である、といわれるとその通りだと思います。しかし、障害のある人が障害を感じないくらい、便利な社会に近づけることが社会的に要求されていれば、国の補助金が増額されるとかはあると思います。くつばこ+として、個人的にはこの分野は貢献しやすいのではないかと思います。

☆結局のところ

結局言いたいのは、鉄道会社に限らず民間企業に対して、お金にならない障害者対応をしろと要求するのは難しい場合が多いので、国・自治体を動かすべきということ。もちろん、企業でもCSRとかSDGsとか言われる時代で、障害者雇用率も引き上げが続いていることからも、企業が障害に関して理解し、対策を講じることが求められているとは思います。それでも、利益にならない障害の分野は国・自治体でないと難しいと思いますね。しかし、費用対効果という意味を考えたときに、無人駅化を防ぐための補助金とかは良い政策かといわれると個人的には微妙に感じることもありますね。

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