セミナー開催報告)6月22日「知財情報活用投資」セミナー ~ 医療機器・製薬業界の課題を解決し、すべての人が健康に暮らせる社会を
土曜日にもかかわらず、下名の
「特許情報活用投資」
セミナーへご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今回は、初めて、私のセミナーに参加されるという方も多かったため、以下動画にある、
「特許情報分析の基礎」
についても、改めてお話をしました。
その後、GooglePatentsを使った、簡単な検索演習を、主に
「企業に注目する例」
「人に注目する例」
「技術分野に注目する例」
を取りあげながら、実施しました。やや駆け足でしたが、その分、テキストを充実させてありますので、ぜひ、復習などを通じて、習熟してください。
演習と併せ、
「読むべき重要な特許を見分ける方法」
について、紹介しました。発明塾で過去に取りあげた、コマツ、花王、スリーエム(3M)など、知財活動に特徴がある企業の
「重要特許」
も、紹介しました。実例がないと、分かりづらいですしね。
それら重要特許の一部は、過去に、以下セミナーで詳しく解説しています。
弊社の e発明塾 でも、取りあげています。
以下では、3Mの特許を解説しています。
以下では、キヤノン、コマツ、ネスレ、などの特許を取りあげ、
「強い特許」
とは、どのようなものかを解説しています。
午後は、企業紹介とGr実習でした。
今回取り上げた企業のいくつかは、発明塾として、以前から注目している企業です。
例えば テルモ は、第1回(2018年4月)のセミナーで、朝日インテック と 日本ライフライン を調べるきっかけとして、取りあげています。
以下で紹介している動画の、Part3で解説しています。
ペプチドリームは、IRヒアリングに行かせていただいた企業です。Medidata と Veeva は、最近急成長している米ITスタートアップで、製薬業界に特化しています。
Medidata は、セミナー直前に、ダッソーにM&Aされました(笑
セミナーでお話したとおり、上記3社には、共通点があります。
それは
「化合物探索や治験についての、製薬企業が抱える課題」
を解決しようとしている、ということです。
知人に聞いた範囲では、製薬業界は、厳しい規制等の関係で、他業界ほど効率化が進んでいなかった(進められなかった)ということが、背景にあるようです。
それを、新たなテクノロジーで解決していく、そういう企業だということです。
上であげた3社以外に紹介した企業、たとえば
「デジタル医薬」
なども、発明塾的には、根底に流れているものは同じです。
補足として近況を紹介した、過去に取りあげた企業
「インテューイティブ・サージカル」(ISRG)
「バイオ・テレメトリー」(BEAT)
も、同様です。
ぜひ、そういう視点で、皆様が興味ある企業について、見直していただければありがたいです。
次回開催予定や、関連情報は、以下メルマガでお知らせしています。
またぜひ、お会いしましょう。
楠浦 拝