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『キングダム』王騎将軍のモーレツな強さを真剣に考えてみた!

読み始めたらやめられなくなるマンガ『キングダム』。
春秋戦国時代末期の中国を舞台に、すごい武将たちが、知力と体力の限りを尽くして戦う歴史ドラマだ。
敵に囲まれて絶体絶命!
と思ったら次の瞬間に大逆転!
そんな緊張感あふれる戦いが、果てしなく続く。

この傑作で、決して忘れられない登場人物が王騎将軍だ。
「ンフフフ 相変わらず大雑把な戦いぶりですねェ」などと、穏やかなおネエ言葉で話す特異なキャラだが、この人こそは、かつてその名を轟かせた「秦の六将」の最後の生き残り。
百戦錬磨の武将でさえ恐れて、戦いを避けようとする「秦の怪鳥」なのだ。

『キングダム』は最初から面白いが、王騎将軍が登場すると、面白さのギアが一段上がる。
この人が、主人公・信に「将軍とはどんな存在であるべきか」を伝え、華々しく戦い、静かに退場していくまでの展開は、びっくりするほどワクワクが続いて、とても感動的だ。

本稿では、この王騎将軍の強さについて、科学的に検証する。
彼はズバ抜けた知将でもあり、軍の指揮にも長けているが、ここでは「武人としての強さ」に的を絞って考えたい。
作中でも「王騎自ら先頭をゆく刻 その軍は全員が鬼神と化す」と言われており、彼本人がモーレツに強かったことは間違いないからだ。

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