- 運営しているクリエイター
2019年1月の記事一覧
鈴木敏美 -ガンダムファンの聖地-
唐突だが、僕はテレビ番組やアニメに登場する「巨大ロボット」が苦手だ。現実離れしているからなのだろうか、自分でも理由はよく分からない。小さいころ見ていたテレビの戦隊ヒーロー物でも、巨大ロボットが出てくるとチャンネルを変える始末。だから、「新世紀エヴァンゲリオン」や「進撃の巨人」も未だにじっくり見たことがない。そんなロボット音痴な僕が今回訪ねたのは、1979年に誕生し、ロボットアニメ変革の先駆けとも
もっとみる佐々木綾乃さんの「塗り絵」、続報!!!
塗り絵について呟いたツイートが、バズりました。
さっそく僕のアドバイスを実践していただいたようです。
トレッシングペーパーを敷いた場合・・・
カラーペンで描いた場合・・・
やっぱり、塗り絵のままが良かったですね! ^^;
1年前には、枠内に塗っていた「塗り絵」が次第に拡張していったようです
彼女が描いていたイラストも、この1年で変化が起きました。
●1年前に描いた絵画
●現在の絵
「はみ出す塗り絵」について考えた
島根県松江市で「障害のある人たちの表現活動」というテーマで講演をしてきました。終了後に、障害のある娘を持つお母さんから「娘が塗り絵の線を無視して色を塗っている」と相談を受けました。
美しい!画面全体に広がっていくような美しい色彩に、僕は自分がそれまで抱いていた「塗り絵」の概念を覆されたような気持ちになりました。
お話を伺うと、「最初は枠内に塗っていたけど、だんだんはみ出してきてこのやり方になっ
みゆき -第二の人生は始まったばかり-
名古屋駅の新幹線口で待っていると、現れたのは「みゆき」と名乗る細身の女性だった。小雨のなか、駅からほど近い場所にある自宅マンションに招き入れてもらった。部屋の一室には、これまで描いてきた油彩画が広げられている。スナックの店員を描いたものや人形や仮面を描いたものまで様々だ。未だ自分の表現を手探りで模索している様子は伺えるものの、そのどこか暗鬱な表現はいつまでも僕の頭から離れてはくれなさそうだ。
河合良介 -肉体に宿る美の発見者-
ヌードグラビアの上から鉛筆で肋骨などを描きこむことで、極限まで痩せた状態に見せた写真。なかには背景をマジックで塗り込み、鉛筆で骨格を強調することで即身仏のようになった写真もある。
これは会社勤めをしていた河合良介さんが誰に見せることもなく、密かに行っていた表現だ。死後、娘の塙興子さんがSNSで発表したことで大きな話題を集めた。東京都練馬区にある閑静な住宅の一角に河合さんが暮らしていた邸宅が