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プラスチックは本当に悪いやつなのか?〜SDGs サステナブルの本質〜

【草】を【分】けて、開【拓】して【弥】(ひろくゆきわたる)

どうも草分拓弥です!!

久々に自己紹介しました。笑

今日はとっても真面目なお話です。・・・あっ。。いつも真面目です!

テーマはズバリ!!

プラスチックって悪いやつなの?


ということです。

実はコイツ、20世紀最大の発明と言われているのです!!

軽くて丈夫で加工しやすい!!という特性から、瞬く間に世界中に普及したんです。←安くて美味くて早い!!という牛丼みたいですね。(…ね?)

ただこいつ今ではすっかり悪者扱いされてませんか?

…可哀想に。。

これだけみんなチヤホヤしてたのに、いきなりストローが紙になったり、ビニール袋が有料!ってなったり。。

…可哀想に。。

コイツについてしっかり徹底研究してまいります!!

プラスチックのデビューは?

プラスチックが初めて実用化されたのは、ビリヤードの玉だといわれています。

当時ビリヤードの球は象牙からできており、毎年45万kgもの象牙が消費されていました。
…ビリヤードのために、象めっちゃ殺されてるやん!!

で、象の絶滅を心配した会社がより安価な代替素材を公募して最初の工業用プラスチック「セルロイド」が出てきたそうです。

つまり、プラスチックはもともと象を守るために開発されたものなのです〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!

めちゃ優しいやつなんです。コイツ。

プラスチック問題の現状

じゃ何が問題なのか?

今までに約83億トンのプラスチックが生産され、そのうち63億トン以上がゴミになっていますが、今までたった9%しかリサイクルされておらず、79%は手付かずの状態なんだそうです。

毎年約800万トンものプラスチックが海に流れ出ており、地球の海を漂うプラスチックは合計で1.5億トンにもなります。

数字がデカすぎてなかなか想像できないですが、、そもそも象を守るために作られたスーパーヒーローも、ちょっと増えすぎちゃって・・・という感じですね。。仮面ライダー83億人いたらね・・・。(…ね?)

さらに問題が・・・(代替品にも問題がある。。)

近年、プラスチックの代わりにさまざまな素材が用いられていますが、代替品にも問題があるのです!!

例えば、容器やストローに使われている紙は再利用が難しく、需要が高まっちゃうことで森林破壊につながる可能性があるのです!!
あと衣服の素材となるコットンは、栽培時に大量の水と農薬を使用するのです!!

さらにさらに!!これ衝撃なんですが、、


イギリスの環境庁の研究によると、コットン製バッグの場合、
レジ袋より温暖化リスクを小さくするためには131回以上使う必要があるとわかりました。


・・・えぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
エコバッグって買ったらエコくらいに考えてたぁ〜〜〜!!って思いました。。泣
エコバッグ131回以上使ってる人って何人いるんだろう・・・?
そもそもエコバッグをいっぱい持ってる人もいますからね。。
エコバッグ1つにつき、131回以上使わんとです。。

他にも理由はあるんですが、温暖化への影響のみを考えると、プラスチックはエコであると言えてしまうのです。

プラスチックは食品ロス削減に貢献している

世界全体で見ると、作られた食べ物の1/3が食べられることなく腐敗して埋め立てられ、メタンガスを放出しています。
プラスチックの包装容器は食品の腐敗を防ぐ効果があり、賞味期限を長くすることで食品ロスの削減に貢献しています。

プラスチックはこういう意味でも環境破壊を防いでいるのです。。


・・・ん??・・・では、本当に悪いヤツは誰なんや??

気になりますよね・・・


本当の悪は大量生産・大量消費!!!!!

使えば使うほど環境が良くなるという夢のような素材が発明されない限り、
大量生産・大量消費の社会は地球滅亡へと進みます。。

本質的な問題を解決するためにはできる限りゴミを出さない生活を心がけるしかないのです。。


まとめ

ついつい、世の中のムードやニュースや広告の偏りによって本質を見失いがちです。

常に本質を捉えられるように、フラットに世の中を見ることが大切ですね。

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