抗がん剤治療と医師
国の定めた『ガン標準治療』というのは何でしょうか。
ひとは一人ひとり違う存在なのに、国が『抗がん剤標準治療』を当然としてプログラムに入れているのはなぜでしょう。
抗がん剤治療には、
かなりの犠牲はあっても、それ以上の効果があるのでしょうか。
それを裏付けるデータはあるのでしょうか。
「およそ半数の人は何の副作用もありません」と淡々と医師に説明されましたが、
半数とはどこのだれを何人ぐらい集めて取ったデータでしょうか。
そういう説明は一切ありませんでした。
抗がん剤治療は一種の人体実験とは言えないのでしょうか。
うわさで耳にしましたが、
「有明も築地も患者を治す気なんかない。実験材料にしてデータを集めているだけだ」と。
もっと恐ろしいうわさを耳にしました。
『治療死』という言葉です。
『治療して死に至った』。
つまり『抗がん剤で死んだ人』を『治療死』とひそかに呼んでいるとか。
全国の病院で秘密裏に使われている言葉なのか、
たまたま、ある病院だけで使われているのか、
分かりません。
ある人から聞きました。
私の父親は『治療死だった』……と。
治療死した人の数は闇に葬られるそうです。
うわさがほんとうなのか、
私が副作用で苦しんでいたときに脳裏を掠っていったまぼろしなのか、
わかりません。
ただ、抗がん剤治療に関しては、
医師はきちんと「副作用の出る人、出ない人の差」はどこから来るのか。
副作用が出た場合、どう処置してくれるのか、
その手段はあるのか、
副作用で死ぬ人もいるのか。
すべて、説明してほしいのです。
自分の患者が、少しでも楽な治療を受けられるよう、
少しでも安心して身を任せられるよう、
少しでも今後の人生が明るくなるよう、
医師には自分の患者にありったけの情熱と愛情を注いで欲しい。
そのために医師になったのではないでしょうか。
医師になる人は
勉強は落ちこぼれでは困りますが、
まんべんなく平均以上あればいい。
それ以上に大切なことは、
愛情く、思いやりがあり、共感力のあることだと思います。
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