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誰でも本が作れる。小さな出版革命を起こそう。

出版革命を始動すると立がった私は、この人こそと思った方のコメット欄に、「あなたのコラムを愛読しています。一冊の本にするという射程をもって書き続けて下さい」と書き込み、さらにそのコメントを「あなたの労作を本にして世に投じて下さい。新しい文芸運動を起こしましょう」と進化させている。「note」に上陸して、私はこのようなコラムを何度も書き込んできた。

こんなコメントは迷惑だという方もいるかもしれない。そのときはその方にこう説得しよう。あなたはついに本を書き上げた、そしてその本を読書社会に投じたとする、いったいどれほどあなたの本が売れるのだろうか、多分その本はあなたの周囲の人にしか売れないだろう、と。そうではなく、もしあなたの本をサポートする百人の仲間がいたら、あなたの本は確実に百冊売れる、そこからその本は読書社会に大きく広がっていく、ばらばらに生きるのはもうやめよう、孤独の言葉を「note」にいくら書き込んでも地平は切り拓かれない、地平を切り拓くには仲間が必要なのだ、と。

「誰にでも本が作れる、誰にでも本が発行できる、誰にでも出版社がつくれる」。しかしこの革命を起こすには仲間がいる。少なくとも百人の仲間が。「note」には何十万人という書き手がいる。本にしたい、本にして読書社会に投じたい願望する人は何万人といる。百人の仲間をつくることは絵空事ではない。もうそこまできている。

この運動に参戦した方は、一年以内に自分の本を出版すると決断するだろう。小説やエッセイ集ならば四百字詰めの原稿用紙で四百枚、その分量の文章を書きあげる。写真とエッセイで組み立てるフォート・エッセイ集ならば、百枚の原稿、そして何千枚と撮られた写真のなかからセレクトされた数十点の写真。写真集や画集ならば一週間で完成する。こうして一年以内にこの運動に参戦した百人が、どっと一斉に本を刊行する。大きな文芸運藤が生起する。ここに令和の時代にルネサンスが起る。ぼくたちは革命家としてこの地上に立ったことになる。

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一冊の本が世界を変革することがある。小さな出版革命はやがて草の生命力で大地に広がっていく。

誰でも本が作れる。誰でも本が発行できる。誰でも出版社が作れる。この小さな革命を生起させんとする「草の葉ライブラリー」は、「CAMPFIRE」7月23日から9月7日までの46日間、高尾五郎作「ゲルニカの旗 南の海の島」をクラウドファンディングします。「CAMPFIRE」に掲載された私たちのサイトを訪れて下さい。新しい地平を開かんと苦闘する私たちに力を貸して下さい。

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高尾五郎著 ゲルニカの旗 南の海の島

四編の中編小説が、A4版360ページに編まれています。一冊一冊が手作りです。生命の木立となって、時代とともに成長していく本です。カラーの挿絵が六点挿入されていて、一冊一冊が工芸品のように造本されていきます。「草の葉ライブラリー」が読書社会に投じる革命の本です。たった一冊の本が世界を変革していきます。

目次
ゲルニカの旗
最後の授業
吉崎美里と絶交する手紙
南の海の島
        
「ゲルニカの旗」(二五〇枚)、「最後の授業」(一一〇枚)「吉崎美里と絶交する手紙」(六五枚)、「南の海の島」(二六〇枚)の中編小説で編まれている。日本の歌が聞こえる。さまざまな賛歌が聞こえる。

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