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確立と可能性の違い。

子ども達を教える指導者は経験値という絶対的なスキルが大切だと私は考えています。しかし、そのスキルを獲得するには膨大な時間が必要となります。

指導する時間と量。

子ども達の数と種類。

など色々な実体験を経験した方のみしか分からない世界があります。

良い指導者は一日では絶対に出来ません。
職人さんと同じ業種だと捉えています。

では、保護者さんや子ども達は
どの様な指導者に子ども達を預けた方がよいのか?という部分を私の考えを記事にしたいと思います。

今の世の中はインターネットが普及し、検索する環境が増えてきました。

保護者さんも自分の可愛い我が子を失敗したくない。辛い思いをしたくない。間違えて欲しくない。という想いから色々な検索をしてしまい失敗をさせない事が大人の勤めになっています。

しかし、子ども達の頃だからこそ失敗させる必要があり、忍耐力や精神力や挑戦する心も育む必要があると考えています。子どもは最後は自力して自分の力で歩いて行く事が大切なのです。

例えば目の前に二人の指導者がいました。
一人は若い指導者で情熱はあるが経験値が短い。

一人はベテラン指導者で情熱もあり経験値が長い。

皆様ならどちらの指導者に子ども達をお預けになられますか?
他にも考える際に色々な条件もあると思いますが、今回は経験と未経験についてのみとします。

私の考えでは、前者の若い指導者に子どもを預けたい。と思います。

若い指導者には最高の武器が存在します。

それは「未知数」と「可能性」があるということです。

最近では、保護者さんからのクレームや目線を気にするがあまり若い指導者が自分の意見を圧し殺してしまい、輝きを失っている。自分の力の解放仕方がわかっていない。大人が多いと思います。
でもその経験も若い指導者が成長するためには必要な出来事だとも捉える事が出来ます。

若い指導者の方がこれからどんな指導者に変わっていくのか?どんな可能性を見出してくれるのか?どんな子ども達に育ててくれるのか?

その可能性に掛けることでしか若い指導者に子ども達を預ける事は出来ないと私は思います。

だからこそ、ベテラン指導者の方には若手を作る働きをどんどんと改革して欲しいと思います。

例えば、、、

・ベテラン指導者が若手にチームを譲る。

・若手指導者が自分でチームを作る方法を教える。

・若手指導者のアイデアをチームに盛り込む。

企業で一番良く無い流れは、人が変わらないという事です。

同じ方がずっと居座る世界には変化や進化も無ければ、発展も無いと思います。スポーツ産業を発展させたければ、若い者にポストを与えて、責任を与えて旅をさせる事が一番必要になってくると思います。

今、目の前の現場だけが全てではない。

この子ども達が帰って来れる環境を作ってあげることが本当の必要な事だと思います。

三流はお金を残す。二流は名前を残す。一流は人を残す。

もっと人を残せる世界を作っていこう。
それが本当の意味での子ども達への最高の指導になると思います。

若い指導者も遠慮は損気。
遠慮するぐらいなら想いは無くて良いと思います。若い者が頑張らなければスポーツ業界の発展と未来はありません。

その組織を作るのも今の指導者が全て。

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