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【全48本】2024年5月ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンだったアレコレ

5月1日(水)Spotlite「日本盲導犬協会・富士ハーネスを訪問しました。「視覚情報のサポート」という機能を超えた、盲導犬との豊かな共生を考える」

盲導犬の出産施設から納骨堂まで整備されている富士ハーネスという施設の記事。引退犬は「医療室」や「経過観察室」といった施設もあり、24時間体制でケアをうけられるのもスゴイ。俺、家族のアレルギーさえなければ、引退した盲導犬諸氏と暮らしたかったんだよな。街で彼らを見かけるたびに、抱きしめたい気持ちをグッとこらえる。みんな健やかに、愛のある日々を暮らせるといいねぇ。

5月1日(水)PARA CHANNEL'S CAFE「発達障害(ADHD)の方の『はじめまして』」

この記事、とっても面白かった。具体的なコミュニケーショの悩みと、ハック。コミュニケーションに自信のない人は、読んで損のない記事だよ。

5月2日(木)千葉雅也著「センスの哲学」(文藝春秋社)

とても面白い本だった。2回読んだ。まだ読み尽くせていないとは思うけど。「センス」をキーワードに、芸術作品の楽しみ方を解きほぐし、ときに手引きしながら、生活への眼差しへと敷衍させる。なんだかね、人の多面性や多様性って、自由のことなんだってことを思い出したよ。難しいのにとっても理解できる、そしてなんだか自由な気持ちになる本だった。美術館行きたい。

5月2日(木)映画「94歳のゲイ」

最高に面白かった。最高に。同性愛が「治療可能な精神疾患」を孤独のまま生きてきたゲイ男性のドキュメンタリー。劇場のあちこちで鼻をすする音が。終わり方も素晴らしすぎた。全国民必見。


5月3日(金)映画「車軸」(U-NEXT配信)

面白かった。女子大学生、ホスト、ゲイ。性愛関係というか、恋愛関係というか、友情関係というか、どこか狂った3人の若者の物語。演技が素晴らしかった。寄る辺ない季節を生きる若者たちをむき出しで描いてる。そしてあの階段落ち、というかもはや落下。作品全体をとおして、役者さんの体当たりがすごい。見応えしかない。素晴らしい映画。でも。朝っぱらから観る映画ではなかった。濡れ場も車軸だったわ。

5月3日(金)イベント「ノービジョン・ダンジョン」

TBSでやっていたイベント「地球を笑顔にする広場」のプログラムの一つ「ノービジョン・ダンジョン」に、親子で参加してきた。ファシリテーターはブラインドコミュニケーターの石井健介さん。娘いわく「めっちゃおもしろかった!」とのこと。これは確かに面白かった。電車に揺られながら、娘といろんなことを話して帰った。

アイマスクと白状をもって、視覚障害の疑似体験をする女児児童。パイプ椅子の間を白状を頼りにすりぬけている

5月5日(日)Eテレ「理想的本箱 君だけのブックガイド〜同性を好きになった時に読む本〜」

三年前の再放送。紹介されたのは「弟の夫」「わたしはオオカミ」「カミングアウト・レターズ」の3冊。やっぱね、名作は年月経ても名作なんだろうな。

5月5日(日)映画「沖縄カミングアウト物語 〜かつきママのハグ×2珍道中!~」(U-NEXT配信)

子どもの日に、子どもと観る映画で、これ以上ふさわしい作品があるだろうか。新宿二丁目の名門バー「九州男」のママの、カミングアウトを巡るドキュメンタリー。本人はもちろん、友達や家族にも本音を聞いて回る。沖縄の美しい風景とあいまって、多幸感に包まれる映画だった。とくに家族の愛情と理解はマジで大事。もちろん悩みの影は深いけどさ。それも含めて、娘と観れてよかったよ。ウルトラスーパー名作だよこれ。


5月6日(月)映画「息子のままで、女子になる」(U-NEXT配信)

大学に通うトランスジェンダー女性のドキュメント。とてものめり込んで観た。シリアスなのに辛気臭くなくて、終始スタイリッシュなのもいい。重くなく、でも真剣に、そして憧れも少し。素敵な映画だったなー。


5月7日(火)PARA CHANNEL'S CAFE「出会いの季節、コミュニケーション下手で全盲の私が心がけていること」

とっても素敵な記事だった。コミュニケーション下手で全盲の山田さんが、出会ったばかりの相手と接するときに心がけていることに関する記事なんだけど。相手を察知しようとするその感覚が、なんだか素敵なんだよ。「すっきりとした響きで、サイダーを連想させるような声だな」とか。そんなふうに人を知ることができたらいいな。顔と名前が一致しないことが多くなった自分は反省しきり。

5月7日(火)障害者.com「映画『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』 を観て思うこと〜発達障害のASDとADHDを併発しています!」

やっべ。この映画、知らなかったわ。この記事読んで、観に行きたくなった。今すぐ行きたい。今すぐに。


5月8日(水)こここ「プロサッカー選手×児童養護施設との共同開発バッグ「TIES」クラファン中! ストレッチゴール達成で、観戦に特化したリュックを寄付」

このバッグ、超欲しい!めっちゃ使いやすそう。次のバッグはきっとこれ買う。レギュラー商品にならないものだろうか。

5月8日(水)ePARA「視覚障害になってもボクは、やり残したこと実現する-Blind Fortia・フミ武」

めちゃくちゃかっこええ。。。将棋の話もすっごく気になる。記事化待望。


5月9日(木)長崎新聞「「今は幸せ」 同性カップルが大村に移住 差別と生きづらさ越え…伝えたいメッセージ」

これは泣ける記事だわ。運命の皮肉とか、幸せな偶然とか、いろいろひっくるめて、ドラマチックとか言ったらよくないんだろうけど。ドラマチックじゃない出会いなんてあるんだろうか。

5月9日(木)IDEAS FOR GOOD「ケニアのスラム街で、子どもたちがフェンシングに熱中。路上の暴力に代わる選択肢へ」

ケニア・ナイロビの中でも貧しい地区として知られるフルマの路上が、真っ白な衣服とマスク姿でフェンシングをする少年少女たちの格闘場と化している。ケニアの危険地域で暮らす若者たちにとって路上の暴力行為に代わる選択肢となり、さまざまな社会的圧力から逃れる道を切り開いているという。めっちゃヒップホップじゃん。


5月10日(金)NHK「夫婦と同様」 同性パートナーへの名字変更認める 名古屋家裁」

自分の名前くらい自分で決めさせて欲しいよね。名字が変更できてほんとよかったよ。でも、名前を変えるのって簡単じゃないって、この記事で初めて知った。成人になったら自分の意志で変えられると思ってた。

5月10日(金)gladxx「誰にも言えず、誰ともつながらずに生きてきた長谷さんの人生を描いたドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』」

とても丁寧なレビューだった。この映画、一回観たけど、また観たくなったよ。そのくらい「94歳のゲイ」は名作ドキュメンタリー。


5月13日(月)TBSラジオ 荻上チキSession「永井玲衣さん〜哲学対話「友達ってどういうこと?」」

ポンコツーディーツーさんというラジオリスナーからのお便りが読まれた。氏は視覚に障害があるとのこと。RHYMESTERの武道館ライブで彼をサポートした人たちは皆、一回しか会ったことないけど友達だって言ってた。そういえば私も、RHYMESTERの武道館ライブで、視覚に障害のある男性とご一緒した。同じラジオリスナー同士だったから話があった。彼の席まで一緒に行ったっけ。写真も撮ったな。あれがポンコツーディーツーさんだったりして。だとしたら、友達認定、嬉しいな。もし氏じゃない人だったとしても、あのライブ会場のあちこちで、助け合ってる人がいたと考えると、やっぱり嬉しいよ。

5月13日(月)U-NEXT「わたしの居場所~新世界物語~」

大阪・新世界で生きるゲイバーのひろ子ママの生きざまを映し出すドキュメンタリー。ひろ子ママの人生、いろいろありすぎ。まじでドッとくる映画。でも、2回繰り返して喋るところとか、義母を思い出してほっこりもしたよ。


5月14日(火)DIVERSITY IN THE ARTS「すべての人に合奏の喜びを。Earth ∞ Pieces vol.1ワールドプレミア」

病気や障害、仕事に子育てなど様々な事情で合奏の機会を持てない人など、多種多様なプレイヤーが全国から集まり、事前練習なしで「喜びの歌(第九)」を合奏・合唱するという1日完結型の音楽会のレポート記事。なにこのイベント、最高じゃん。事前練習なしってところがいい。演奏会、行ってみたかったな。さっき主催した認定NPOのスローレーベルをさっそくフォローしたわ。

5月14日(火)artscape「山﨑健太|日本におけるゲイ・プレイの上演について(『インヘリタンス─継承─』から考える)」

「「当事者」は舞台の上、フィクションのなかにしか存在することを許されていないのだ」「日本におけるゲイ・プレイの上演は土壌を育てることに果たしてどれだけ寄与してきたか」「2024年の日本では同性婚はいまだ制度化されていない。その前提を抜きに、日本における『インヘリタンス─継承─』の上演を語ることはできないはずだ」やっべ。この記事、うなずくことだらけだ。めっちゃ納得。そして同意。


5月15日(水)Open AI「Be My Eyes Accessibility with GPT-4o」

視覚障害者向けのサポートアプリ「BeMyEyes」にGPT-4oを搭載した映像。これすげ。もう完全に、スマホの中に人がいる。テクノロジーとはこう使うべし、というお手本。

5月15日(水)DIVERSITY IN THE ARTS「ともに笑い、怒り、語るために――「わたしの幻聴幻覚」プロジェクト」

精神障害のある利用者同士がそれぞれの幻聴幻覚について聞き取りとスケッチを行い、カードや演劇の台本を制作し、制作物を用いたワークショップを通して共有するという取り組み。それを行うNPO法人シアターネットワークえひめのお話。たんなる幻聴幻覚に関することに止まらず、人間がみな抱える孤独とか、どうしようもない共有しえなさみたいなものまで考えてしまった。それでもなお語り合い聴き合うことが、生きることそのものに繋がってるきがする。


5月16日(木)GAAD Japan 2024

毎年5月の第3木曜日は、GAAD(Global Accessibility Awareness Day:ギャード)の日。世界各地でデジタル分野(Web、ソフトウェア、モバイルなど)の「アクセシビリティ」を啓発する一日。オンラインセミナーみたわ。テクノロジーに希望を感じるわ。すごくためになったし、仕事しながらみえるのもありがたかった。物凄い明るくてポップ。とっつきやすいのもよかった。いいイベントだったなー。

5月16日(木)木ノ戸昌幸著「まともがゆれる〜常識をやめる「スウィング」の実験〜」(朝日出版社)

面白すぎて一気に読み切ってしまった。電車で向かいに座ってたじいさんにジロジロみられるくらい、笑えて笑えて。障害のある人ない人およそ30人が働くNPO法人スウィングの本。とにかくみなさんが魅力的。代表である木ノ戸さんの文が素敵。そして深い共感がわいてくる。心が軽くなった。とっても。繰り返し読みたいから、リビングに置いてある。文字通り、座右の書。SpotifyでPodcastもやってるみたい。絶対きくわ。グッズは各地で買えるみたい。東京のショップ買いに行くわ。


5月17日(金)Spotlite「視覚障害者向けのアプリおすすめ10選」

去年10月の記事なんだけどさ。先日のGPT-4oのニュースをみて、これまでのアプリケーションについて興味を持って。すげーの連続だった。アプリは、機能とかテクノロジーもすごいんだけど、ユーザーについて知ることができるというか。視覚に障害のある人にどんな困りごとがあるかよくわかるというか。スマホは自分ももってるから、かなりリアルに勉強になった。

5月17日(金)カンパラプレス「パリパラ出場内定が決まったパラカヌー・瀬立モニカ 東京とは異なるパリへのモチベーションとは⁈」

とても短くてシンプルな記事だったんだけど、とても深みのあるものだった。なんでこんなに印象に残ろんだろうって思ったけど、声高にこれ見よがしにやるんじゃなくて、好きなことを好きなままで笑顔で続けられることの尊さみたいなものが、行間から感じられたからなんだろうな。


5月20日ニコニコニュース「第37回三島賞・山周賞発表&受賞者 大田ステファニー歓人氏の記者会見」

たまらんわ、この記者会見。55:30あたりからが大田ステファニー歓人氏の記者会見。久々に生き様からかっこいい小説家に会ったな。大田さん受賞おめでとうございます。そして賛同します。No More War. Stop the War.

5月20日こここ「学校での介助の実態に迫る。ハンドブック『公立高校での介助って、実際どうなの?』が公開」

「特別支援教育支援員」制度を初めて知った。認知が高くないんだって。こういう制度はどんどん知られて、どんどん改善されて、キッズたちにどんどん使われてほしい。私が収めた税金をどこかのキッズ使ってくれたら万歳。納税してるかいがあるってもんでしょ。とか言って俺は超低額納税者だけど。


5月21日(火)朝日新聞デジタル「日本人の同性カップル、カナダで難民認定 「迫害に根拠ある恐怖」」

「同性婚を認めず家父長的な価値観が根強い日本ではそれらの差別から逃れられないとして、カナダ政府の移民難民委員会が「日本での迫害に対して(当事者が)十分根拠がある恐怖を抱いている」と認めた。」そしてカナダ政府から難民認定をえたカップル。安住の地を得られたことはよかったのだけれど、それ難民認定というかたちをとったのは悲しすぎる。とうとう日本は難民を出す国になったってことかよ。そんな国に税金おさめたくないよ。

5月21日(火)パラスポーツマガジン「【CÉCITOUR TOKYO(セシツアー・トウキョウ)】フランス発のブラインドスポーツイベントが日本初上陸!」

視覚障がい者スポーツに特化し、理解を広めるためのフランス発祥のプロジェクト「CÉCITOUR」(セシツアー)」。日本初の開催に関するイベントレポート。行きたくて行けなかったんだよな、これ。上智大学でやってたって。たしか他のパラスポイベントでも、上智の学生さんたちが、うちの娘をアテンドしてくれたっけ。さすが。


5月22日(水)障害者.com「NHK土曜ドラマ「%(パーセント)」5月11日より放送開始〜伊藤万理華主演、和合由依ら障害当事者が出演」

これ、妻に見ろって言われて。まだ見れずに、早くも2回が放送済みという。。。自分の自堕落と、時の流れる速さに愕然とするわ。

5月22日(水)障害者.com「「こだわりが強い」を決めるのは誰か」

この記事とてもよかった。そうそう。ずっと疑問だったんだ。他人に口出しする人をみると「こだわりが強い」って、何をもって言ってんだろ。何様のつもりで言ってんだろって。こだわりを押し付けてるのアンタだろ?って。この記事は、まじめに書かれてるけど平易で、どこかフレンドリーで読みやすい。とても好きな文体。内容はASD(自閉スペクトラム症)に関することだけど、とても普遍的で、コミュニケーションの真理をついたことに言及している気がする。


5月23日(木)荻上チキSession「【特集】ピンクウォッシュとは何か〜イスラエルとLGBTQ(保井啓志)」

LGBTQの人権擁護とナショナリズム、そして戦争。おさらいできた。イスラエルという、過去に大差別・大虐殺を経験している国だからこそ、マイノリティへの理解を示し共感を得つつ、それを利用することにも長けている、のだとしたら。ホロコーストで亡くなった方々が見たら、何ていうんだろうか。

5月23日(木)こここ「生き方は、ひとつじゃないぜ。|スウィングからの贈る言葉 vol.01 「みんな」を好きにはなれません」

「人にはそれぞれ揺るがしがたい好き嫌いというものがある。それは自分が自分であり続けるために意地でも手放してはいけない感情のひとつだと思う。」パンチライン。そしてこのフレーズへと続いたエピソードも示唆に富んでいる。スウィングや木ノ戸昌幸さんのファンだからこの連載が嬉しいのだけれど、vol1からブッ飛ばされた。これは連載コンプリートするしかないじゃないか。


5月24日(金)読売新聞オンライン「「女子なのに東大?」「女子は研究に向いていない」…意識改革へ東大がポスター」

言葉だけでは何も変わらないとかいう人がいるかもしれない。でも、言葉ならすぐに変えられる。まずは言葉から変えられる。東大、自分たちでやるあたり、かっこいいと思ったり、ポスター貼る前に反省しろよと思ったり。一言いいたくなるプロジェクトは、だいたい良いプロジェクト。「言葉の逆風プロジェクト」いけいけ。

5月24日(金)カンパラプレス「義足で歓喜のジャンプ! 兎澤が銀、前川が銅 女子100m【世界パラ陸上神戸大会】」

神戸のパラ陸上の世界選手権の記事なんだけど。写真が素晴らしすぎる。なんかさ、朝っぱらから涙腺にこみ上げてくるものがあるくらい、好きな写真だ。写真は、とても雄弁だよな。


5月26日(日)伊藤忠「こどもの視点カフェ」

伊藤忠ガーデンにある、子どもの視点を体験できるカフェに行って来た。家族で。子どもは一番身近な他者。そしてかつての自分たち。その視点を体験してみるというのは、とても有意義だった。学びばっかり。娘は「やっとわかったか」みたいな顔してたよ。親として驚きまくりで反省しまくり。

伊藤忠ガーデン内のこどもの視点のポスター。「あーまたこぼして!」「どうしてちゃんとできないの…」こどもたちとの生活の中で大人がついつい思ってしまうこと。でも、小さなこどもから見ると食卓に並ぶものってどんな大きさ?小さな手や体で慣れない道具を扱うってどれくらい大変なこと?今日はこどもになって、このカフェを楽しんでみてください。こどもたちの気持ち、ほんの少しわかるかもしれません。と書いてある

5月27日(月)カンパラプレス「五輪出場拒否を乗り越え、日本製義足で完全復活目指す鬼才のランナーと日本人エンジニアの夢【世界パラ陸上神戸大会】」

とても面白い記事だった。人間味とテクノロジー。その交差点にある進歩。「最も課題を抱えているユーザーは最も解決法を知っているが、それを実現するための手段がわからない。そこにいろんな人が集まって製品を開発することで、イノベーションが起きる」至言だ、まさに。

5月27日(月)47NEWS「知的障害があっても芸能人になれる? 「挑戦できる場つくりたい」専門事務所が相次ぎ登場」

障害のある人に活躍の機会が増える、あるいは平等になることはとても大事。そしてきっとできると思う。問題は業界のほう。どうもテレビや映画の業界は、視聴者を意識したコンプラに敏感なのに、制作現場のそれに鈍感なんじゃなかろうか、と思わせる報道が目につく。ここでもやはり、障害を障害たらしてめているのは、社会の方という図式がなりたるのでは。エンタメ業界、問題のある人多そうとか言っちゃうのは古いんだろうか。


5月28日(火)じんぶん堂「みんな恋愛するのが“ふつう”ではない――『いちばんやさしいアロマンティックやアセクシュアルのこと』」

「Aro/Aceについて知ることは、これまでの自分自身の恋愛や性愛への捉え方を逆照射し、浮き彫りにするでしょう。」ほんとそのとおり。この本、買おうかな。自分のことかもしれない。

5月28日(火)長崎新聞「住民票の続柄に「夫」記載 長崎・大村の男性カップル 総務省が対応検討」

長崎県大村市が、男性カップル世帯の住民票で、世帯主と同居するパートナーの続柄欄に事実婚関係であることを示す「夫(未届)」と記載。日本で同性婚は認められておらず異例の措置。大村市、やるじゃん!


5月29日(水)パラスポーツマガジン「パリ2024パラリンピック陸上日本代表に16選手が内定」

こういう記事を読むと、いよいよって感じがしてくる。東京のあのパラが、とても遠く、いろんな意味で異世界に感じるよ。

5月29日(水)こここ「蓋された「小さな自分」の声に耳を傾けて。ケアを促す料理レッスンの場、就労支援の場──山口祐加さん×鞍田愛希子さん」

食べたい。食べさせてあげたい。それがあればもう料理だと思ってる、我が家の料理担当の自分としては。たとえそれがキャベツ丸ごとだったとしてもね。だからこの記事を読んで、ちょっとホッとしたよ。ケアという観点でのごはんづくり。なんか沁みるわ。


5月30日(木)毎日新聞「越智貴雄のパラスポーツ進化論 「傑作」を撮るために」

やっば。めっちゃかっこいい記事。越智カメラマンの写真にかける情熱と、パラテニス選手・上地結衣選手の闘志が交差する。どちらもすこぶるつきのかっこよさ。しびれたわ。

5月30日(木)パラスポプラス「酒浸りの生活からアジア新記録を叩き出した義足のスプリンターがパリを目指す理由~パラ陸上 井谷俊介 【至近距離のパラリンピアン4】」

「左右の脚が異なる音で地面を叩く。そのテンポが一瞬で加速し、日焼けした体は弾丸のように風を切っていく。」書き出しからかっこいいんだけど、それ以上に井谷選手の本音インタビューがかっこよすぎて。本当のこと、カッコ悪いことを語れるって、かっこいいんだよ。最高の記事だった。


5月31日(金)荻上チキSession「【N検Session】障害のある人の配慮」

いわゆる合理的配慮義務について。対話が重要っていうけどさ、話が通じるっていう予感というか、希望というか、そういう雰囲気がすごく大切だと思うんだよな。必要だったらそっちから言ってよ、みたいな態度のお店、ときどきあるんだよ。義務化とかそういうの関係なく、いや、それはとても大事なことなんだけど、それ以上に大切にしたいことってあるよね。

5月31日(金)読売新聞オンライン「同性カップル住民票に事実婚表記、京都・与謝野町も対応方針…町長「役場は住民に一番近い存在」」

「夫(未届)」と記載。長崎県大村市に続いて京都府与謝野町も。いいぞ町長!町長という人をこんなに熱く支持したのは初めてだわ。増えるといいよね、こういう自治体。


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