【全48本】2024年4月ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンだったアレコレ
4月1日(月)THEATRE for ALL「舞台芸術のバリアを取り除くEPAD × THEATRE for ALL 2023」
11作品の舞台映像にバリアフリー対応を行い、現代演劇の名作から2.5次元ミュージカルまで全9作品オンライン配信。やっべ。見てないやつばっかり。で、見たいやつばっかり。オンラインたがら見れるじゃん。4月子どもと一作一作見ようっと。
4月1日(月)カンパラプレス「「free bird mejirodai」が2大会ぶり2度目の優勝!【ブラサカ日本選手権】」
今更だけど、この記事の写真は本当に素晴らしい。美しい。メンタル弱ってる時にうかつに目にすると、泣いちゃうよ。
4月1日(月)荻上チキSessino「【人権TODAY特別編】LGBTQの子育て(長村さと子、茂田まみこ)」
こどまっぷのお二人のインタビュー。セクシュアル・マイノリティの出産や育児について。課題は結婚や婚姻だけじゃないよね。4/7まで足立区で写真展「シルエットファミリー展」もやってるって。これ行きたいなー。
4月2日(火)日本パラリンピック委員会NEXT STAGE「一般社団法人日本デフ水泳協会理事長/JPC運営委員 豊田律さん」
2025年の11月、デフリンピックが日本初開催。認知度は16.3%だって。でもなんとなく、手話をはじめとして聴覚障害に関して見聞きする機会が増えてきた気がする。まだ来年、もう来年。催しの成功は機運というか、ある意味の幸運が必ず必要で。デフリンピックが、その後の理解促進の深化と継続も含めて、成功するといいよね。
4月2日(火)テレビ山口「「2人になったときに実感するんだろうな」「これが本当に第一歩に進んでいくんだな」山口市がパートナーシップ宣誓制度開始」
いや、普通の記事ですよ。ふつーの、パートナーシップ制度が始まって、初日に2組のカップルが認証を受けたっていうね。で、パートナーシップ制度についても、このままでいいのかっつー話もありますわ。でもさ。このコメントに、やっぱグっときちゃう。。。東京の人クソ満員電車の中からでもさ、おめでとうはいいたくなるのさ。世界にまた一つ仕合わせが増えたってことにね。
4月2日(火)荻上チキSessino「【人権TODAY特別編】子供たちに「じぶん、まる!」を届ける(田中一歩)」
子ども時代の性自認は、本人にとってシビアだよな。大人のそれよりも。キッズと向き合ってる田中さんスゲーな。子どもたちのリアクションがどうあれ、否定しないで話を続けるってことが大事なんだよね。ちなみにうちのコは自分をボクと呼んでる。なんだっていいのさ、自身がシックリくれば。
4月3日(水)こここ「感覚刺激シリーズ〈亀沢のぞみの家〉(すみのわ)」
うわ!これは欲しい欲しい欲しい!欲しい以外の言葉が出てこないくらいかわいい。センスいい。銀座の 伊東屋、イトーヨーカドー、有隣堂など、全国の大型商業施設などで他ブランドと一緒に展示。錦糸町PARCOの無印良品でも常設コーナー。4月12日(金)~5月13日(日)には、〈ikkA〉でポップアップ企画展。6月2日(日)には〈亀沢のぞみの家〉にて「のぞみの家まつり」が開催。め、目が回る。。。どれか行こ。
4月3日(水)東京新聞「同性婚の実現は、みんながハッピーになるだけで誰も困らない 慶応大・駒村圭吾教授に聞く札幌高裁判決の意義」
ですよねー!って、120dBくらいの音量でいいたい。あと駒村先生の人間理解の視点が好き。「家族の問題は時間がない。長年、連れ添ったパートナーがいつ事故で入院するか分からないし、パートナーと安心して楽しめる時期はだんだんと減っていく」。これも、ですよ(以下略)
4月3日(水)荻上チキSessino「【人権TODAY特別編】作家・安堂ホセさんに聞く」
当事者が読んでちょうどいい作品。まさにそれ。最近、キツイ内容の小説にめっきり弱くなってしまった私はうなずくばかりだった。それと国会図書館のプロテインドリンク。すげー興味あるわ。
4月4日(木)THEATRE for ALL配信「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション〜すきとおったほんとうのたべもの〜ものがたりグループ☆ポランの会」
子どもとみた。娘にとって初めての「注文の多い料理店」だったのだけれど、興味を持ったみたい。怖い話が苦手な娘にとって、このスタイルの物語はちょうどよかったみたい。後でホラーだとわかって怖がってたけど。「手話と文字、両方あるのがいいと思う。だって、耳が聞こえなくて手話もできない人もわかるから」とも言ってたよ。美しい舞台だった。娘と見てよかった。娘の宮沢賢治デビューがこれでよかった。
4月5日(金)朝日新聞デジタル「タイ下院、同性婚法案を可決 賛成400・反対10 セター首相「社会の総意」」
台湾、ネパールに続きアジアで3例目。とりわけ台湾は今とても大変な時期ですごく心配だけど、大きな災厄の際に制度によって引き離される同性カップルが日本よりも少ないのかもしれない。
4月5日(金)NHKねほりんぱほりん「鈴木亮平さんコラム 世の中は今、変わっている途中」
さすがの鈴木亮平さん。勤勉さと謙虚さが伝わってくる。途中で文体が転調するのもお人柄を感じる。私も大人だけれど学びのさなか。おっかなびっくり生きてる。勉強は死ぬまで続く。でもなー。失敗は、そのまま誰かの傷つきなんだよな。そういう意味では学びとか悠長なこといってらんなくて。持てる限りの想像力を使い切りながらいくしかない。あぁ。俺は昨日もやらかしたっけ。。。消えたい。
4月5日(金)荻上チキSessino「【人権TODAY特別編】トランスジェンダーのこれまでとこれから(高井ゆと里)」
心と体。性はその2つだけで語れるものじゃなくて、社会や実生活も重要な観点。他にも特例法の問題点など、大事なことが整理されて解説されてる。
4月8日(月)soar「IQが平均より低い「境界知能」。日常生活や仕事に困難を抱えてきた僕が、自分らしい働き方を見つけるまで/なんばさん」
この週末、まさに妻とこれについて話していた。私の甥と姪には知的障害があり、二人とも特別支援学級に通っている。成長の度合いには個人差があるから、おいおい括弧付きの“標準的な”クラスに移る可能性もあり。親族としてはとても不安がある。境界知能について、社会の理解が進んでほしいと切に願う。これ、どの職業でもどの職場でも必要な理解なんじゃないかな。
4月8日(月)ePARA「バリアを超え、旅立つ仲間たちと過ごした冬の物語 − 立修館eスポーツ部×NAOYA 交流会レポート」
立修館高等専修学校とブラインドeスポーツプレイヤー交流会、というか交流試合って2023年11月から2024年2月までやってたんだね。4ヶ月間って長いよね。「最後までeスポーツで語りあうことを選んだ」「ゲームを通じてバリアを超えたこの経験が、皆さんのこれからの糧になりますように。」などなど記事の密度がすごい。朝から泣かせんな。
4月9日(火)THEATRE for ALL配信「義足の白鳥」
やっべ。めっちゃくちゃ面白い映画だった。ひょんなことから骨肉腫が発覚し、左足を失い、その後クライミングのパラリンピック選手になったマコさんのドキュメンタリー。パラクライミング世界選手権にも挑戦。果たしてその挑戦の過程と先にあるものとは。朝から泣けるなんて、NHKの連ドラかこの映画くらいのもんだ。パラクライミングの競技解説も丁寧だから、スポーツドキュメンタリーとしても楽しめる。俺はこれまでフランスパンをこんなに憎んだことはないよ。人間の努力と知恵と熱意と仲間と笑顔は、見ててやっぱ興奮するんだわ。1週間見れるから、この週末に子どもともう一度見よう。「義足使って登ってると、誰かと一緒に登ってるっている感じがよりいっそう感じられる」という言葉が印象的だった。
4月9日(火)一般社団法人にじーず「バーチャルにじーず」
今朝の朝日新聞で見て知った。にじーずはLGBT(かもしれない人を含む)の子ども・若者の居場所づくりに取り組んでいる団体。2024年1月から、LGBTの子どもや若者が安心・安全に集まれるオンライン(メタバース空間)の居場所事業「バーチャルにじーず」が始まってる。技術って、こういうことのためにあるんだと思う。
4月10日(水)朝日新聞デジタル「注文をまちがえる」定期開催で1周年 海外メディアも注目」
続けるってほんとにすごい。いかんせんかなり話題になった施策だから、その後が大切だなと思ってたけど、続く人がいるってほんとに大事なことだし尊敬するわー。
4月10日(水)THEATRE for ALL配信「伊賀公一さんに聞く「色弱者のアクセシビリティ」」
少し前の記事だけど、すっげー面白い記事だった。色弱者の見え方について「そうなんだ!」という学びばかり。僕たちは同じものを見ていても、同じには見えていない。自分と誰かの「見え」を確認する方法すらない。絶対的な孤独から始まるからこそとコミュニケーションは意味を持つ。それを忘れちゃいけないと思った。
4月10日(水)映画「ナチ刑法175条」
ナチによる同性愛者への迫害。そのサバイバーを追ったドキュメンタリー。とても重い映画だった。映画館で前列の人が、ずっと貧乏ゆすりしてて。迷惑だとは思わず「だよな」と共感したくらい。でも。同性愛者差別と人種差別が同じ構造を持っていて、同じく虐殺につながった過ちからは目を背けてはいけないと思った。戦争はそれを加速させる。いずれも「あいつらは人間じゃない」から始まるんじゃないか。繰り返さない責任が俺たちにはある。一方で、生存者たちの何人かが、若い時の”お盛んエピソード”を語る時。その表情が気になった。「なんでこの人たち、ニヤつくんだろう」と。複数の未成年たちと関係をもったとか。生きてきた時代のせいか。もちろん当時の話はしたくないという方もいた。嗚咽を抑えきれない方も。ぜんぶひっくるめて、貴重な証言の数々。インタビューに答えた方々すべてに敬意を。幸せに長生きしてほしい。
4月11日(木)こここ「昔々あるところに幻聴さんが〜幻聴妄想かるたが記録するもの〜(前編)」
幻聴さんはきっと大変だと思う。ご苦労もあると思うんだ。でも、このかるたと記事中の対談が、すごくユーモラスで面白い。笑ってしまった。笑っていいんだろうか。でも笑っちゃった。この雰囲気、素敵だな。
4月11日(木)こここ「昔々あるところに幻聴さんが〜幻聴妄想かるたが記録するもの〜(後編)」
語り口はあくまで軽やかなんだけど、幻聴や幻視はほんとうに大変なんだと思う。でも、深刻になりすぎず、それでいてしっかり向き合うスタンスが、この記事から伝わった。そして、ごめんなさい。また笑ってしまった。
4月12日(金)キコニワ「ろう者の私が、美大進学する前の話(前編)」
筆者の方は勉強が苦手とおっしゃりながら、非常に簡潔で読みやすく、しかも興味深い記事だった。それにしても、美大って興味深い世界だよな。ろう者が2名入っている美大があるって。今の大学の受け入れ潮流ってどんな感じなんだろ。春にふさわしい爽やかな記事だった。
4月12日(金)THEATRE for ALL「織田友理子さんに聞く、バリアフリーマップWheeLog!でつくる血の通った優しい人の輪とフラットな社会」
バリアフリーマップアプリ「WheeLog!」とは、ユーザーが車いすで通った道をマップ上で共有できたり、車いすユーザーが利用できる施設や設備をみんなで共有したりできるアプリ。Web版もある。このアプリのこと、知らなかった。さらに「アラブ首長国連邦では『障害者』という言葉ではなく『挑戦者』という言葉を使っているそうです」へー!知らんかった!この記事、発見だらけだったわ。
4月15日(月)キコニワ「ろう者の私が、美大入学する前の話(後編)」
やっぱり情報保障についてはご苦労があったみたい。でも勉強以外の活動は充実されていたようで、読んでて微笑ましかった。俺もこんな充実した大学生活、送りたかったな。スノマナさんの活動力に敬服。あと、情報保障に理解の深い大学がもっと増えるといいなと。
4月15日THEATRE for ALL「「生き方は、ひとつじゃないぜ。」 NPOスウィング代表の木ノ戸昌幸さん」
京都人力交通案内「アナタの行き先、教えます。」の人たちだったか。あの取り組み、好きだった。というか、この記事、本当に最高。ダメだ。感想かけないくらいドキドキしてきた。ご著書の「まともがゆれる」いま買ったわ。
4月16日(火)ハフポスト「「結婚の平等」賛同する主要企業、多いのは不動産や広告。旅行・娯楽施設はLGBTQへの理解進まず」
企業の理解が進むのは重要なこと。でもさ。
次の業界は賛同企業が1社もなかった。
・エネルギー(石油開発・販売など)
・石炭・鉱石採掘
・中間流通(商社など)
・外食・中食
・運輸サービス(鉄道・航空・船舶・物流など)
・消費者サービス(旅行・娯楽施設など)
・公共サービス(電力など)
マジか!旅行・娯楽施設などの消費者サービス業界がゼロって!公共サービスもよ。今回の調査は、19業種の中でそれぞれ、売上高ベースで上位10社に対して実施したらしいけど。回答できなかったアライ企業は憤慨してるだろうよ。
4月16日(火)「WDDB World Deaf Data Base」公開
株式会社方角のろう者社員が1年以上かけて集めたデータを無料公開。世界の聴覚障害者人口、手話人口、使用されている手話などを閲覧できる、世界最大級の聴覚障害者情報プラットフォーム。これはすごい!そして使いやすい!
4月17日(水)「世界自閉症啓発デー作品展2024」全作品公開
全22作品を一挙に見れる。素晴らしい作品ばかりだった。本物はもっと迫力があったんだろうな。作品たちを見ていると、自閉症ってなんだろう?って思えてくるよ。
4月17日(水)THEATRE for ALL「視覚に障害があっても楽しめる「さわれる」芸術作品とは?(光島貴之さん)」
作家・光島氏の「触覚コラージュ」触ってみたい。触ることは動くこと、よってダンスともコラボ、という創造性の飛躍がすごい。それと「見えない人にはもちろん作品をさわって欲しいし、見える人にも作品をさわって欲しい」というコメントにもなんかアート鑑賞の広がりを感じた。触れる作品て、子どもが喜ぶ。子どもが喜ぶものって、だいたい人間の本質的な部分がくすぐられるものなんだよな。あと驚いたのが、障害者雇用の援助はあるけど、障害者が経営者になった場合の補助はない、ということ。マジかよ。
4月18日(木)アフター6ジャンクション2「「SDGsジャンクション」第19回。ゲスト:石井健介(ブラインド・コミュニケーター)」
視力を失ってからの8年間で起きたご自身や社会の変化などについてのインタビュー。このポジティブさの裏には、ほんとにいろいろあったんだろうな。大事にしてるのは「JOY」だって。見習いたいわ。
4月18日こここ「「インクルーシブ」は誰のための言葉? 老舗メーカー〈ジャクエツ〉×医師・紅谷浩之さんの、子どもに“遊びと友だち“を返す遊具」
うちの近所の公園にもあるんだ、インクルーシブなデザインの遊具が。そうしたら、大人気なんだ。そして、いろんな子が集まってくるようになった。障害のある子も、たくさんやってきた。素晴らしい公園になったと思ったよ。全国の公園に広がっていくといいな。それにしてもさ。子どもがブランコを漕ぐ回数。混んで待ち列ができてる時って、何回が妥当なんだろう。誰かめてくれないかな。
4月19日(金)THEATRE for ALL「アクセシビリティと公共の未来(南部充央さん)」
とても素敵な記事だった。「劇場の役割って聞かれたらコミュニティの拠点ってイメージ」とか。もちろん未来の社会のことを考えてらっしゃるんたけど、目の前のコミュニケーションに集中できてるというか。だからお仕事がとても楽しそうに見えた。アクセシビリティやインクルーシブがさらに楽しくしているというか。この仕事の仕方に憧れる。
4月19日(金)Spotlite「ロービジョンケアとはどんなもの?井上眼科病院の専門職の方々に伺いました」
ロービジョンケアとは、「視覚に障害があるため生活に何らかの支障を来している人に対する、医療的なケアから教育的、職業的、社会的、福祉的、心理的ケアまで、広い範囲にわたる支援」のこと。この病院のチームの特長は視覚障害当事者さんが一員として加わっていること。これは患者はもちろん、プロフェッショナルなチームにとしても素晴らしいことだと思う。
4月21日(日)東京レインボープライド2024
ででででで、デカすぎてどう楽しめばいいのかわからない。取り付く島がないというか。とりあえず、ハッピープライド!
4月22日(月)FNNプライムオンライン「「東京レインボープライド」約1万5000人が渋谷をパレード アジア最大級LGBTQイベント」
すごい規模だなとは思ってた。予想はしてたけど、完全に予想以上だった。だって、今回は史上最大規模。21日は、渋谷の街を約1万5000人がパレードしたってよ。パレード、ずっと続くなーと思ってたよ。社会は変わる。時代は変わる。
4月22日(月)ハフポスト「結婚の平等を実現しない国に言いたいこと「幸せな人が増えるだけ!」「どうせいこんはひつようだ!」」
国立社会保障・人口問題研究所の調査で「法律上同性カップルの結婚を法律で認めるべきだ」と答えた人は75.6%。国立の研究機関の調査で、これだけの人が理解を示してる。実際、東京レインボープライド2024にはパレードだけで1.5万人が参加。これで変わらなかったら、日本は何裁政権だよ。
4月22日(月)荻上チキSessino「ヨシタケシンスケさん「隠れ家とその世とは?」【Yahoo!ニュース voice in Session】」
ヨシタケさんてNPOライフリンクと、自殺防止に取り組むサイトをつくってるんだね。ラジオ、沁みたわ。。。
4月23日(火)カンパラプレス「車いすバスケ女子日本、パリ切符掴む!主将の北田「パリでメダルを獲る」【車いすバスケ女子世界最終予選】」
もちろんメダルも大事だけどさ。出場権獲得までのドラマがあるんだよな。キャプテンである北田選手のアカウントをフォローしてるんだけど、すげーいいんだ。めっちゃすてきな人。
4月23日(火)soar「夫に発達障害があり、うまく関係が築けない…「カサンドラ状態」を経験した櫻田万里さんと、夫・幸也さんがたどり着いた夫婦のかたち」
障害はいろいろ。夫婦もいろいろ。いろいろの二乗が、とんでもない深い人生譚になってる。発達障害やその傾向にある人と関わることで心身に影響を及ぼす「カサンドラ」状態。この記事で初めて知った。知ってるのと知らないのとでは、生き方が大きく違う気がする。そして、自分が抱えていた他者や周囲への違和感も、きっとこれに近いんだろうな。
4月24日(水)THEATRE for ALL配信「ろう者も聴こえるひとも、きっと一緒に笑い転げる!ギャグコメディの傑作×手話。バリアフリー版・舞台「パタリロ!」〜霧のロンドンエアポート〜の舞台裏(前編)」
この記事、手話の奥深さと面白さがとてもよく分かる。「SMは、手話としては、とても演りやすかったです」「手話文化と日本語文化の違いがあります。アメリカの笑いと日本の笑いって違いますよね。そんなことが起こり得る。」このパタリロ、みたいわー。
4月24日(水)ePARA「未来と世界をつなぐ全盲ゲーマーたちの絆が作られた瞬間~ePARA×BlindWarriorSven座談会」
「多くのアクセシブルなゲームは日本語に訳されていないので、私は英語を学ぶことを強くおすすめします」ドキッ・・・。そうなんだよな。私は英語がからきしダメ。全盲ゲーマーの対談記事として読んでたけど、もっと深い記事だった。
4月25日(木)映画「ボクらのホームパーティ」
U-NEXTで見た。すっげーよかった。7人のゲイが集まったホームパーティ。お酒が入るにつれ少しずつ人間関係の綻びが見え始めて、各々が抱えている悲しみやジレンマ、やるせなさが露わになっていくという。観たい観たいと思いながら観る機会を逃しており。役者さんが全員最高。もう一回言う。全員最高。この映画はやばい。深い深い密室ドラマだった。
4月25日(木)TBS NEWS DIG「「仲間はたくさんいる」人生初の東京でパレードに参加した高齢のゲイ 沿道を見てつぶやいたこと」
東京レインボープライド2024には行った。この映画も観に行こうと思ってるんだ。素晴らしい記事だった。長谷忠さんみたいな人がたくさんいて、今がある。そして未来も。NUFF RESPECT.
4月26日(金)障害者.com「「合理的配慮ではなく、合理的調整と呼ぶべき」芥川賞受賞作「ハンチバック」著者、市川沙央さんインタビュー」
あーやっぱり俺は市川沙央さん好きだわ。痛快そのものの記事だった。あと、少しユーモアを忘れないところも、やっぱ好き。
4月26日(金)信濃毎日新聞デジタル「「ブロークンな日本語」で暮らす人たちもいる…正しさ強制しない教室がスタート 箕輪町」
「日本語を教えない日本語教室」最高じゃん。そろばんや巻きずし作り、マナー講座などさまざまな日本文化の体験を通じ、外国がルーツの町民に日本語に触れることを楽しんでもらう狙いだって。「ブロークン(不完全)な日本語」(入倉さん)を使いながら、長年生活基盤を築いてきた人もいるため、教室では正しい読み書きを強制しないのがルール。こんな素敵な教室いいよね。
4月30日(火)THEATRE for ALL配信「2021-2022「路上の身体祭典H!」 新人Hソケリッサ!横浜/東京路上ダンスツアー」
コロナ禍中、増加する貧困生活者や苦しみを抱えた方達が心身の豊かさと希望を取り戻すきっかけとなることを願って企画された、新人Hソケリッサ!新作ダンスパフォーマンスのドキュメンタリー。その姿を、関係者や観客へのインタビューを交えて。一緒に見てた娘が「怖い・・・」と言っていた。そうなんです。初めて見るものは、ドキッとするし、鬼気迫るものがある。その体験が大切なんです。
4月30日(火)THEATRE for ALL配信「わが星 ままごと」
人が生まれてから死ぬまでの約100年、星が誕生してから消滅するまでの約100億年。時報を合図に、団地で暮らす一家と星の一生を重ね描いた作品。日本がバリアフリー字幕付きのものをみたんだけど、すっごく面白かった。リズムが心地よい作品なんだけど、字幕をみてるとよびヴィヴィッドに感じた。字幕には、よりたくさんの人が楽しさを発見する可能性がある。
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