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[キャプテン・ドレイク5]見上げれば青い雲
今回の物語はこれまでのどのエピソードよりも昔に遡る話であり、いつかは語られるべきだったこと。
(全34,000字)
クサガータ零号 著
人は旅に魅了される。旅の形態も多岐に考案され、そのひとつが豪華客船の旅。魅力あふれる数々の観光目的地を巡るために面倒だが避けて通れない面倒な『移動』をまるごと豪華ホテルの滞在へと変貌させるすばらしいアイデ
[キャプテン・ドレイク 3] 財宝の星伝説
キャプテン・ドレイクが困難な探索の末探し出した超頭脳ロボット、サイジーは海賊船『宇宙の驚異号』に来て果たしてどんなふうに過ごしているのか。
(12章 全26,000字)
クサガータ零号 著
始まりは穏やかなひととき
足下の地面はどこまでも一面真っ白。海の色は極寒の地でしか見ない濃い藍色。陸のはるか彼方に目を向けると凍りついたような白銀に輝く山々がそびえて
[キャプテン・ドレイク 4] 覚えなき流刑 (前編)
SFシリーズ第四作 https://note.com/kusagata/m/m43655ccc86ef
あり得ない侵入をなしとげた犯人は数奇な運命に捉えられた男だった。そして男はキャプテン・ドレイクとどのように関わっていくのか?
前編 (19000字)
クサガータ零号 著
全面ステンレス。壁も天井も、床ですらステンレス製の塵ひとつない廊下。そ
[キャプテン・ドレイク 4] 覚えなき流刑 (後編)
その男が苦心惨憺の上、宇宙の驚異号に乗り込んでキャプテン・ドレイクに会おうとした目的が明かされる時が来た。
後編 (17000字)
SFシリーズ第四作。 全作はこちらからhttps://note.com/kusagata/m/m43655ccc86ef
クサガータ零号 著
マットは淡々と話を続けた。
「まず、俺の本当の素性から話す。生まれ故郷