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広島のおっさん。と地元の酒蔵の話。

 私、毎日の晩酌が楽しみで生きているような人間です。今の時期は15時くらいから水分我慢して、風呂上がりのビールを飲むことに情熱を注いでおります。そしてビールの後は、冷酒をいただくというのが毎日のルーティンとなっています。

 さて、表題の地元の酒蔵の話です。町で唯一の酒蔵で120年の歴史があるそうです。近くにありながら先日に初めてうかがってお話をさせていただきました。杜氏兼社長のおじさんが一人で(繁忙期はパートのおばさんと娘さんと)酒づくりにいそしんでいるということでした。私は地元のイベントでお酒を出そうと思い、どうせなら地元のお酒を出したいと伝えたところ快くうけてくださりました。

 そして酒つくりにについてや、歴史、将来についていろいろ教えてくださりました。驚いたのは昔はこの町にも他に2件の酒造所があったということです。今はコンビニのあの場所にもあったよ、もう一つは郷土資料館になってるよとか、30年以上住んでいる町にも知らないことがまた一つありました。

 社長曰く、後継ぎがいないため自分の代でたたむだろうと仰っていました、機械も人間もぼろぼろですよ、と笑顔で語っていたことが印象的でしたが、120年の歴史があるのに残念な気持ちにもなりました。

 酒好きの端くれとしては、ここのお酒をおいしく飲むことしかできないのでしょうか?誰か本当に酒好きでものつくりが好きな人、そしてお金があればこの歴史を続けていくことが出来ないかと思っています。

 どんなにグローバルになって技術が発展しても人間の手でつくるものの良さという価値って私はあると思っていて(最新技術を否定するわけではなく)歴史を大事にしつつ、未来への変化を恐れないモチベーションさえあれば文化として残っていくのではないかと思っています。

 田舎に生まれて34年、一時期は地元愛とかそんな言葉は遠くなっていましたが、自分の通った小学校に娘が通うとかそんな小さなことでも歴史を感じる機会が増えたのか、最近の地元愛、田舎愛がとどまりません。がんばります。

#日記 #ブログ #お酒 #SNS #ものつくり   #田舎 #商売

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