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数奇な人生

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数奇な人生3

数奇な人生3

ゲームばかりしていた私は孤独のまま、小学校に上がった。唯一孤独を忘れられる大好きな幼馴染と離れてしまった。

そして、小学校に上がった。暫くして入院していた祖母が亡くなった。今となっては、重荷が降りた気がした。

生きてる時は祖母が少し恨めしかった。亡くなると清々したはずなのに、お葬式の時、ベランダでふいに涙が流れた。誰にもバレずにすぐにふき取って、会場に戻った。着丈に振る舞っていたあの頃の私。

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数奇な人生2

数奇な人生2

彼女は、みんなに愛されてたし愛されてなかった。

愛嬌がある彼女は小学校に上がるまではちやほやされていた。

そのことに満足していた。だけど、なんとなく気付いていた。心にはぽっかりと穴が空いていた。家では両親はよく言い合いをしていた。

ある時、父が夫婦喧嘩で切れて、私のピアノの椅子を壁にぶつけたことがあった。そうすると、頑丈ではない壁に穴が空いた。

はぁ、、、。優しく思っていた父がそんな行動す

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数奇な人生

数奇な人生

こんばんは、小説を書き綴りたいと思います。小説は高校の時に祖母に勧められよく一時期、書いておりました。何通か文学コンクールにお送り致しましたが、入賞したのは一つだけ。

そんなわたしが綴る物語は、フィクションのようなノンフィクションのようなお話です。どう受け取るかは貴方次第かと思います。それが本当の文学の面白さだからです。

ある女性は関東の郊外に産まれました。産まれてすぐ田舎のクリーニング屋さん

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