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数奇な人生
こんばんは、小説を書き綴りたいと思います。小説は高校の時に祖母に勧められよく一時期、書いておりました。何通か文学コンクールにお送り致しましたが、入賞したのは一つだけ。
そんなわたしが綴る物語は、フィクションのようなノンフィクションのようなお話です。どう受け取るかは貴方次第かと思います。それが本当の文学の面白さだからです。
ある女性は関東の郊外に産まれました。産まれてすぐ田舎のクリーニング屋さんの2階に両親が家を借り住まわせてもらっていたそうです。
彼女の両親は父がタクシードライバーで貧乏な暮らしをしておりました。更に、父には浪費癖と家族を顧みない仕事や趣味に励む所がございます。
母は良い母で、料理や洗濯など家事に勤しみ、少しですが働いて少しでも家計を助けようとしておりました。ただ、母は気が弱く国語が苦手で、人間付き合いは苦手な所がございました。
その2人の間に生まれた彼女は両親に「らい、らい」と呼ばれ愛されて育ちました。
幼き頃のアルバムを見ると、可愛らしい赤ちゃんの写真と共に萊と名前が記載されておりました。
彼女は一人っ子だったため、世界がまるで自分を中心に回ってるかのように感じるようになりました。その後、彼女は一軒家に引っ越すことになります。
三人家族の一軒家暮らしは広すぎて寂しさを感じることもありました。しかし彼女は明るい子供でしたので近所の子供とも打ち解け一緒に鬼ごっこやトンボや蝶ちょを山の中で採集したりしてあそんでおりました。今となっては子供は無邪気ですから。保育園にも通いたくさんの友達に囲まれて愛されて毎日を送っておりました。
自分がこれからの人生に困難を抱えてるとも知らず。
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