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数奇な人生2

彼女は、みんなに愛されてたし愛されてなかった。

愛嬌がある彼女は小学校に上がるまではちやほやされていた。

そのことに満足していた。だけど、なんとなく気付いていた。心にはぽっかりと穴が空いていた。家では両親はよく言い合いをしていた。

ある時、父が夫婦喧嘩で切れて、私のピアノの椅子を壁にぶつけたことがあった。そうすると、頑丈ではない壁に穴が空いた。

はぁ、、、。優しく思っていた父がそんな行動するなんて、驚いた。と同時に母は何を言ったんだろう。と思った。

あるクリスマスか誕生日の日、家で介護されていたお婆ちゃん、父、母でお祝いをした。それ以外は、友達にお祝いして貰ったり友達の家でお祝いしたりした記憶しかなかった。

母も介護で忙しかったらしい。友達やその家族には感謝してる。だけど、やっぱり虚しさと寂しさを押し殺してた。

お風呂で一人になると何とも言えない感情になった。無意味に泣きたい時もあった。母にわがままを言った。

祖母が体調が悪くなったあと日々日々、車で一時間以上かけて病院に通う日々は辛かった。


父はタクシーのため夜は家に居なくて、保育園に通ってた私はほとんど会わなかった。


ほんとにほんとに、自分の家はなんとなく暗くて、寂しくて大嫌いだった。殆ど家にいても一人で、なのに一軒家だから無駄に広くて孤独さが増していた。

ゲームを永遠に続けてごまかしていた。


おわり。結構書くの精神的に来るので、続き書きたいですが期待しないでください。







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