見出し画像

【2/18援農日記】Base side farmさん

今回は、東京都武蔵村山市にあるBase side farmさんへ援農へ行きました。

Base side farmさんは、米軍横田基地の隣にあります。そのため、外国人のお客様向けに西洋野菜と言われるケール、ビーツなど少し珍しい野菜をメインで育てています。

珍しい野菜のカーボロネロとケール

今回の援農は、とうきょう援農ボランティアというサイトを使って応募しました。このサイトは援農に来てほしい農家さんと行きたい人をマッチングしてくれるサービスです。東京近郊で援農がしたい、援農に来てほしいと考えている方にはおすすめのサービスです。

今回、1年ぶり2回目のBase side farmさんでした。
1回目以降、少し距離があるため、なかなか行く機会を作ることが出来なかったのですが、Base side farmのデュラントさんとまたお話しがしたいなと思い、援農させてもらいました。参加者は私だけだったので、たくさんお話しすることができてとても楽しかったです!

堆肥撒き

春にビーツと土壌を良くするための麦を植える予定の畑に、堆肥を撒きました。堆肥は瑞穂町の酪農家さんからいただいた(購入した)牛ふん堆肥だそうです。

堆肥撒きをした畑

写真の真ん中にあるような山が2つあったので、それらをスコップを使い撒きました。単純な作業ですが、なるべく撒いてないところや薄いところに満遍なく撒くようにしたいので、どこに撒こうか考えながら作業しました。

写真手前にある袋は立川のビール屋さんからもらったビール粕だそうです。この日は撒きませんでしたが、これも畑に撒くそうです。このように地域の資源を使うことで、地域循環型農業になっているとデュラントさんはおっしゃっていました。

「もしこのような資源が手に入らないとなってしまうと困りますか?」と質問してみたところ、「代わりとなるものはあるけど、価格が高くなってしまったりするので、困ると思う」とおっしゃっていました。

地域の中で偏りがなく、色々な農業をすることはやっぱり大事なんだなと思いました。外国の安いものが手に入るからと言って、日本で生産を辞めてしまうとその作物だけでなく、周りの農業も回らなくなり、日本の農業はどんどん衰退してしまうということに繋がるなと思いました。

今、牛乳消費の低下で酪農業の経営が厳しくなっていますが、酪農業の働きは牛乳の生産だけでなく、地域の農業を支えているということもより多くの人が理解してくれるといいなと思っています。

しかし堆肥も年によって質が違ったり、酪農家さんによって入っている成分が違ったりするので、とても使いやすいとゆうわけではないそうです。

毎年同じように農業をしているように見えますが、その年の土、天気、気温、など色々な自然現象と向き合いながら農作物を育ててくださっていると感じました。

肥料撒き

次は肥料を撒きました。検査してもらって、足りない栄養分を必要に応じて追加してあげるそうです。

この光景をみて、土は人と同じだなと感じました。
「毎年、検査(健康診断)して異常があれば、肥料(薬や治療)で整えてあげる。健康な土(体)でないと、健康な野菜(子供)は出来ない。」

こうやって考えると、土はお母さん、野菜は子供。とてと愛おしく思えます。

お土産

お土産にネギ、ケール、紫ほうれん草、カーボロネロをいただきました。(ほんとにこんなたくさん、ありがとうございます〜!!)
しかもお土産用に収穫させてもらえて、もう鮮度抜群です。

料理が苦手な私ですが、農家さんからお野菜をもらうと「絶対美味しく食べてやるぞ〜!」とやる気が出ます。そして、新鮮なお野菜はそのままでも美味しいので、調理が簡単。料理苦手な人はみんな新鮮な野菜でシンプル料理をすれば料理人になれます♪

ケールチップス

ケールはおすすめの食べ方として教えてもらったケールチップスでいただきました。ケールをオリーブオイルと塩であえてグリルで焼いただけ!他の料理を作りながらキッチンで食べていたら、止まらなく、席に着く頃にはほとんどなくなっていました笑

ケールはスーパーでは少し高級なので、こりゃ大変なものにハマってしまったと思いました。週末のおうち晩酌のおつまみにまた作りたいと思います。

ネギ焼き

ネギは塩コショウのみで焼いていただきました。今まで人生で食べたネギの中でダントツでトロトロで甘くて美味しかったです!

正直、私の中のネギは、あってもなくてもいい存在で、あればまぁ美味しいみたいなポジション、スーパーでは買わないかなってレベルの食材でした。
でもネギがネギ様になり、今まで本当にすみませんでした。とゆう気持ちになりました。

他のお野菜もスープや炒め物に使わせてもらい、ここ5日間ぐらいは美味しい日々を過ごさせてもらいました。

最後に

今回は、援農を受け入れてくださりありがとうございました。またいつも私のSNS発信を見てくださり、ありがとうございます。
私が今やっていることやこれからのこともお話聞いてくださり、嬉しかったです。私ももっと経験を積み、やりたいことを追求して、農家さんと一緒になにか楽しい事を出来る提案ができる人になりたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?