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自力でネイティブ発音を手に入れる方法

Hey guys! いつもご訪問ありがとうございます。

今回は「完全に自力で英語の発音を矯正する方法」を紹介します。
英語を学んでいて、下記のような悩み・憧れを持っていませんか?

■英語の発音を良くしたい…
■英語力に自信を持ちたい…
■綺麗な発音に憧れてる
■ネイティブの前で堂々と話したい…

英語の発音は難しいですよね。日本後話者が習得するのは、他の言語と比べても特に難しいと言われています。

しかし、みなさんの努力次第では、ネイティブ並みの発音を手に入れることも可能です。

今回はみなさんの発音を向上させる方法をご紹介します。

これから紹介する方法を続けた結果、私は「ネイティブみたいな綺麗な発音だね」と褒められることが多くなりました。

後半は有料となりますが、みなさんの発音向上のお役に立てる内容となっております。もしよろしければ、ぜひ最後までご覧ください!

I hope the information below will be helpful for you!

この記事からわかること

■英語の「発音」とはなにか?
■発音矯正すると起きるメリット
■発音を直す前にやるべきこと
■発音の参考書の選びの方法
シャドーイングのやり方
(約4,300字。目安3~4分で読めます。)

英語の「発音」とは何か?

まず本題に入る前に、英語における「発音」についてお話しします。

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英語の発音とは、文字通り「発する音」を指します。

英語の場合は通常、母音は約16個子音は約24個あると言われています。
この音を組み合わせて発声された音を「発音」と言います。
国や地域によって、発音方法に違いがあります。

対してよく発音と混同されるのが「アクセント」です。
アクセントとは、声の強弱抑揚高さ低さによる違いのことです。
発音とミックスされることが多いのですが、別物です。

例えば日本語でも、東京と大阪など、地域によってイントネーションが異なったり、若者と高齢の方では言葉の強弱が違うことがありますよね。
アクセントは発音とは別の、発声に関する要素です。

「発音」は大人でも練習次第で矯正可能ですが、「アクセント」は基本的に変えるのが難しいと言われています。

今回は前者の「発音」を改善することを目的とした記事となります。

発音をよくすると起きるメリット

なぜ発音をよくする必要があるのか?下記にメリットをまとめました。

①ネイティブと流暢な会話ができる

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これが一番大きなメリットになるかと思います。
正しい発音を身に着けていないと、ネイティブとの会話につまずきが生じます。

例えば日本人がよく陥る例として、I think(私は~と思う)を I sink(私は沈む)と発音してしまうケースです。

日本語には think の [θ] の発音がないため、[s]の音で代用してしまうことがよくあります。

日本人の発音に慣れているネイティブなら文脈で理解してくれるでしょうが、「私は沈む…???」と、ポカンとしてしまう人もいます。

正しい発音を身に着けることで、誤解や齟齬がなく、スムーズで流暢な会話が実現できます。

②英語力に自信が持てる

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自分の発音を磨くことで、自分の英語力に自信が持て、今まで以上に積極的に会話をすることができます。

英語を話す際において、自信は必要不可欠です。
自信がないと、そもそも会話をする勇気や気力が湧いてきません。

ネイティブの人と英語で会話をしたことがある人なら分かると思いますが、自分で一生懸命考えて、発した言葉が相手に伝わったときの感動はとても大きいです。

その際に発音が誤っているせいで、相手に「?」という表情をされると、とても悲しく、自信を失ってしまいますよね。

発音を矯正することで、相手の理解度が増し、スムーズに話せることで、今まで以上に英会話に自信が持てます。

③英語圏以外の国の人とも意思疎通が簡単に

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これは英語が母語ではない国の英語話者(中国人、韓国人、イタリア人、ドイツ人、メキシコ人etc...)と話す際に起きるメリットです。

実は、上記のような英語学習者と会話をする際は、ネイティブ以上に発音に気を付ける必要があります。

例えばヨーロッパなどの非英語圏に留学や旅行した際、お互いの英語が理解できなくて困った経験はありませんか?

これは、非英語圏の人は、ネイティブ以上に「日本人の発音」というものを知らないという点が原因です。

ネイティブなら、多少発音が誤っていても「こういうことが言いたいのかな?」と推測してくれますが、
母語が英語ではなく、加えて日本語にも馴染みのない非英語圏の人に、カタコトの英語で話しかけても、「?」となってしまうことが多いです。

この点も、発音を磨くことで改善し、誰にとっても理解しやすい英語力を身に着けることができます。

下準備

発音矯正に移る前に、いくつか事前に決めていただきたいことがあります。

①どの国・地域の発音にするか決める

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発音を磨くといっても、前述した通り、世界には地域によって異なる発音が存在します。

分かりやすい例として、アメリカのRとイギリスのRの発音の違いが挙げられます。
アメリカは、Rは舌を巻いて、しっかりと強調する発音であるのに対し、
イギリスは、あまり舌を巻かずせず、弱い発音となっています。

このように一口に発音と言っても、地域によって様々な発音があるため、
矯正をする前に、どれか1つの発音を選ぶ必要があります。

特にこだわりがない方なら、洋画や海外ドラマの影響から
日本人に一番馴染みがあるであろうアメリカの発音を学習することをお勧めします。

②「大人になってから発音を直すのは不可能」という意識を変える

発音矯正は幼いうちにしないと意味がない、と思い込んでいる人が少なからずいます。

確かに赤ちゃんは、発音記号を教えなくても、聞いただけでスポンジのように言語を吸収できる能力を持っており、年を取るにつれて、その能力が劣っていくのは事実です。

しかし、幼少期に英語に触れていない人でも、大人になってからきちんと学習をすれば、赤ちゃんのように正しい発音を身に着けることは可能です。

言語学的な観点で言うと、大人になってから言語を習得するというのは、
「年を取るにつれて衰えてしまった能力を取り戻す」という見方ができます。

大人には「大人向けの発音矯正法」が存在するので、今回はそれを紹介します。

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③難しく考えず、コツコツと

大人になってからも正しい発音を学ぶことは可能と言いましたが、最初のうちは発音矯正は長い道のりに見えるかもしれません。

特に英語の発音は、日本語に存在しない音が多くあるので、それだけで難しく感じます。

もしかしたら9割の人は途中で諦めてしまうかもしれません。
しかし少しずつ、コツコツと学習を続ければ、誰にだって実現は可能です。

難しく考えず、楽しむ気持ちを持って、ぜひ挑戦していただきたいです。

発音矯正の手順

実際に発音矯正の手順を紹介します。下記の手順を繰り返し行うことで発音が飛躍的に伸びます。

①参考書を手に入れる

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まずは英語の発音に関する参考書を入手しましょう。

発音に特化した参考書なら、基本的にどれでもOKですが、選ぶ際にいくつか留意していただきたい点があります。

発音記号がしっかりと記載されているもの
■発音方法が舌の使い方の図も合わせてわかりやすく説明してあるもの
■日本人にとってわかりやすい説明がしてあるもの

3つ目の「日本人にとってわかりやすい説明」とはどういうことかと言うと、日本語でどのようなときに発する音か?という説明があるか否かです。

例えば私の利用している参考書には、Year(年)[j]は、「やったー」と言うときの「や」の前に入る「ィ」という表現がしてあり、非常にわかりやすい説明が記載されています。

可能であれば書店で数冊立ち読みしてみて、自分に一番合うものを選ぶとよいかと思います。

お気に入りの参考書を手に入れたら、記載されている発音記号の8割をマスターする意気込みで、入念に読み込みながら、声を出して練習してください。

音声付きの参考書なら、お手本と自分の声を聞き比べるのも効果的です。

②シャドーイング

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シャドーイングとは、聞いた英語をオウム返しのように後に続いてそのままマネする訓練法です。

実はシャドーイングは、最も効果のある発音矯正の一つとして、多くの言語学者が推奨し、同時通訳の方も日常的に行っている練習法です。

◆シャドーイングの手順◆

■自分の好きな洋画や海外ドラマと、その英語字幕を用意する
(※英語字幕がなければ、(映画のタイトル)+script で検索すればその映画の台本が見つかります)
好きなセリフを聞いて、そのセリフをそのままマネしてしゃべる
(最初は英語字幕を読みながらでOKです)
■マネできない部分の発音を自分で微調整していき、最終的に完璧に再現できるくらいまで続ける

最初は自分の好きなセリフ一言でいいので、発音を完コピできるくらいまで続けてください。
これができると、一気にネイティブ力が爆上がりします。

シャドーイングの途中でわからない発音が出てきたら①の参考書で復習してください。

慣れてきたら、好きな映画のセリフを丸覚えするくらいの気持ちで続けましょう。それが終わったら次の映画へ…を繰り返します。

シャドーイングの量が多ければ多いほど、発音が目に見えて磨かれていきます。

③自分の声を録音

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少し恥ずかしいかもしれませんが、自分の話した英語を録音し聞き返すことで、自分の弱点や、直すべきところを自力で発見することができます。

録音するのはiPhoneやスマホのボイスレコーダーで全く問題ありません。
最初のうちは自分の声やしゃべり方を聞き返すのがこの上なく屈辱的に感じますが(笑)本当に効率よく発音矯正できるなので、お勧めです。

求める発音の正確さは人それぞれかと思いますので、録音した声が、自分の納得のできる発音になるまで追求してください。

少し慣れてきたらSiri や Google検索の言語設定を英語にして、自分の発音を聞き取ってくれるか試すのも効果的です。

④実際に英会話でアウトプット

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さて、様々な方法を述べてきましたが、上記は全てインプットに関してです。

インプットした後は、アウトプットとして実際に英語を使わないと発音は向上しません。

留学や旅行に行く予定のある方なら、ぜひ現地でアウトプットを、
しばらく海外に行く予定のない方は、最近はネットで英会話などたくさんの機会があるので、それらをアウトプットの場として活用してみてください。

アウトプットをすることによって、発音は想像していたより難しいということを実感したり、自分の癖や、直すべきところが、手に取るようにわかります。

語学はアウトプットをすればするだけ向上するので、ぜひ積極的に話す機会を設けていただけたらと思います。

おわりに

綺麗な発音を手に入れると、相手に伝わりやすいだけじゃなく、
何より自分の英語が好きになります。
個人的にこれが発音矯正をする最大の魅力に感じます。

自分の英語が好きになると、英語力に自信が付き、もっと積極的にアウトプットしていこうと、良いサイクルが生まれます。

英語を学習する際、「自信」は本当に大きな役割を担ってくれるので、発音を磨いて、ぜひ自分に自信を持ってくれたら嬉しいです。

Thank you so much for reading!
See you next time!

【Buy me lunch. 】 (日本語訳:私に昼食をご馳走してください。笑)