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大統領選挙とは関係ないけれど、アメリカの郵便のお話を少し

大統領選挙とは全く関係ないのだけれど。
ZARAのオンラインで購入した息子の洋服が届かない。

もちろんZARAのせいではない。
ZARAのオンラインでは過去に何度も購入しているし、毎回オーダーしてから1週間も経たずに商品が届いた。(今は2週間を過ぎたところ)

サイズや質感が違った場合の返品もとても簡単で、アプリで返品ボタンを押し、送られてきた箱に入れ直して自宅のドアの前に置いておくだけ。あとは配送業者さんが無料で取りに来てくれるという優れもの。最高すぎる。ZARA大好き!

一般的に、アメリカでは郵便物が届かないことは、まぁある。

同じフロアや下の階の住人の荷物が間違えて届くことも、よくある。

けれど、このタイプは初めて。

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「あなたの返品が受理されました」

待って!待って!わたし、まだ荷物受け取ってないよ!

勝手に返品。斬新すぎて思わず吹き出した。

念の為ZARAのアプリでも確認すると、一応配送中ステータスのままだ。

USPS(米郵便公社)のHPでトラッキングすると、10月30日にペンシルベニアの郵便局に到着したっきり、動きが止まっている(通常であればもう手元に届く頃)。

上記の返品メールが届いたのは11月4日。
きっと大統領選挙の影響でUSPSが一杯いっぱいなのかなと想像する(ペンシルベニアってまだ結果が出ていないところだし。)

そしてどういう事情でそうなったのかまでは解明できないが、いろんなところで混乱が生じ、それが積み重なって謎の返品メールが届いてしまったのかなと推察する。

そもそも大統領選挙の2週間前にオーダーするわたしが悪かったよね。配慮が足りなかった。申し訳ない。

いつも1週間で届くから関係ないかなって思っていたけど、きっと前々から準備やら何やらで忙しくしていたんだよね。ごめんごめん。

郵便投票について考えるとき、日本であれば、不正をどう防ぐかが最大の争点になりそうなものだが、アメリカでは、正直、不正云々の前にちゃんと届くのかが何よりも気がかりだ。

郵便は出したら届くもの。それが当たり前に感じられる国って世界中で一体どれだけあるのだろう。少なくとも、経済力、軍事力、色んな方面で世界ナンバーワンを謳うアメリカは、全くそれが当たり前ではない。

中の人ではないので、実情は全くわからないけれど、きっとUSPSの中でも、開票し、集計する人たちの中でも、今この時も熱い戦いが繰り広げられているのだろう。

選挙権もないのに、勝手に応援したくなる。

送られた投票用紙が全て無事に届いて、正しく集計されますように。(投票用紙は勝手に返品しちゃダメだよ?)

そして願わくば、その後で良いので、一大イベントを終えて少し休んでからでいいので、わたしの荷物も配送処理して頂けたら嬉しいです。







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