『あなたの「音」、回収します』全登場曲一覧
こんにちは、黒須友香です。
この記事では、カクヨムで公開中の自作音楽ファンタジー小説『あなたの「音」、回収します』に登場する楽曲の動画を紹介しています。
小説を読んで曲に興味を持たれた方、逆に曲の一覧を見て小説に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
↓小説はこちら!
「命の回収人」音廻卓渡が、様々な音楽人を訪れ、「命の音楽」を回収し、繋げていく物語。
【rist1『空飛ぶおたまじゃくし』】
弱冠12歳の天才少年ピアニスト、川波音葉。
ピアノ制作技師の祖父を失い、ネットで実力が偽物だと酷評された彼の、成長の始まり。
↓リスト作曲
『超絶技巧練習曲 第8番「荒々しき狩」』
ピアノの超絶技巧といえばリストですね!
↓サン=サーンス作曲
『動物の謝肉祭より「白鳥」』
ピアノバージョン。有名な曲ですね♬
様々な難易度のピアノ譜があります。難しそうなのを拾ってきました(笑)
【rist2『風の翼の乙女』】
亡命のチェロ奏者、フェオドラ・ラヴローヴァ。
チェロひとつだけを携えて祖国を去った彼女の、「命のチェロ」は今なお音を輝かせる。
↓フォーレ作曲『シシリエンヌ』
この曲はフルートのイメージが強いけど、探すとチェロバージョンもけっこうありました。
↓ボロディン作曲
『ダッタン人の踊り(ポロヴェツ人の踊り)』
(オーケストラ)
↓ボロディン作曲
『ダッタン人の踊り(ポロヴェツ人の踊り)』(歌・舞踊・日本語訳付)
大好きな曲。オケも歌劇も素晴らしい!
↓ラフマニノフ作曲『ヴォカリーズ』
『のだめカンタービレ』でも言ってたけど、ラフマは本当にクネクネしたくなる〜。
【rist3『おっさん運命共同体』】
スティールパン奏者・音道豊海率いる、おっさんだらけのスティール・バンド登場!
↓ディズニー映画『リトル・マーメイド』より『Under the Sea』
海の泡がはじけるイメージとスティールパンは相性ピッタリ!
↓『イパネマの娘』
オシャレカフェソングですね♬
↓ベートーヴェン作曲『交響曲第5番(運命)』
ンジャジャジャジャーン!言わずと知れた名曲。
↓リムスキー=コルサコフ作曲『熊蜂の飛行』
「速い曲」というと、まず一番に思いつくのがこれなんです。
↓マスカーニ作曲
『カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲』
めっちゃBGMに使われます。
映画『ゴッド・ファーザー』のラストが特に印象深いですね。
【rist4『歌の花にカノンを乗せて』】
凄腕フルート奏者、女子高生の空山歌希。
部活の悩みを抱えながら飛び込んだ先は、なんと南米の男たちが熱い演奏を聴かせるストリート・フォルクローレ・バンド!
↓『花祭り』
このノリ、このメロディ。一度聞いたら耳から離れなくなる~。
↓『コンドルは飛んで行く』
やっぱりフォルクローレは路上ライブが面白い。
衣装も楽器もイカしてます。
↓メンデルスゾーン作曲『歌の翼に』
大好きな曲です。フルートバージョンを探してみました。
↓『パッヘルベルのカノン』
この曲は複数奏者がリモートで合わせる動画が多かったです。
10時間耐久なんてのもありました。
【rist5『音楽ダンディと音楽談義』】
元一流ヴァイオリニスト、関川百尋。
クラシック界に背を向けた彼は、アイルランド音楽に出逢い、新たな道を歩み始めたのだが……。
↓『O'Sullivan's March』
(アイルランド伝承・「The Chieftains」演奏)
ボレロみたいにひたすら同じリズムを打ち鳴らすの、凄く好き。
↓『John Ryan's Polka』(アイルランド伝承)
映画『タイタニック』に登場する曲。アイルランドは音楽もダンスも凄く面白い!
↓『The Lass of Glenshee』
(スコットランド伝承・「altan」演奏)
初めて聞いた時泣きそうになりました。
アルタンの曲ではダントツにこれが好き。
↓サラサーテ作曲『ツィゴイネルワイゼン』
ピアノの超絶技巧がリストなら、ヴァイオリンの超絶技巧はやっぱりコレ!
第三部の高速な技巧をすぐに聴きたい方は、この動画の6:24からどうぞ。
↓ドビュッシー作曲『夢想』
ドビュッシーは名曲が多いので選ぶのに悩みました。
『パゴダ』が一番好きですが、物語の流れでここは『夢想』で。
ちょうど小説と同じ「ヴァイオリンとハープ」の動画がありました。他にも名演がたくさんあります。
【rist6『海を越える桜の音』】
今まで関わった債務者たちと、オーケストラを作ることにした卓渡。
だが、メンバーの一人、アイリッシュ・ハープ奏者の里琴に何やら問題が……?
↓沢井忠夫作曲
『二つの変奏曲』より『さくらさくら』
コミック『この音とまれ!』で箏曲の世界にハマりました。箏、素晴らしいです。生演奏聴きに行きたい。
↓宮城道雄作曲『春の海』
言わずと知れた有名曲。お正月BGM。何度聴いてもよい曲です。
↓アイルランド民謡
『ロンドンデリーの歌(The Londonderry Air)』
こちらはアイリッシュ・ハープバージョンです。アイリッシュ・ハープ、音が可愛らしくて素敵ですよね。いつか演奏してみたい楽器です。
↓日本唱歌/アイルランド民謡
『春の日の花と輝く/Believe me, if all those endearing young charms』
こちらもアイリッシュ・ハープバージョン。日本とアイルランドを繋ぐ曲。音楽の教科書にも載っている、懐かしの曲ですね。
↓おまけ。
小説に登場させた楽器「ハンドパン」はご存知ない方が多いと思うので、ぜひこちらの動画をご覧になってみてください。こんな楽器です。倍音の響きがとても心地よいですね♬
【last rist『同世界線上のアリア』】
債務者たちを集めた音廻楽団が、いよいよコンサートを開催する。
集った仲間たち、聴きに来てくれる多くの人や卵たち、さらに動画を見てくれる人たちのために。
何より、機会を与えてくれた両親のために。
再出発を前に、卓渡は指揮棒を掲げ、「命の音楽」を振り始める。
↓♬ペローニ作曲
『コーヒーを挽きながら(コーヒー・ルンバ)』
日本でも歌唱曲になってますが、やっぱりスペイン語の方がカッコいいです。私が初めてこの曲を聴いたのはフラメンコギターのCDでした。ギターバージョンも渋くてカッコいいのです〜。
↓チャイコフスキー作曲
『アンダンテ・カンタービレ』
穏やかで美しい響き。BGMにもピッタリですね。
↓ショパン作曲『黒鍵のエチュード』
右手がめちゃ速に聞こえるけど、黒鍵だけだからか、意外に弾きやすい曲。綺麗な曲ですよね。
↓ハチャトゥリアン作曲『剣の舞』
これ木琴で叩くのすごく好きだった〜!
↓スメタナ作曲『モルダウ』(ヴルタヴァ)
音楽の授業で、クラスの合唱で、学生時代のオケで。関わる機会が多かった曲ですが、その度に新しい発見がある、隅々まで工夫を凝らされた名曲です。
↓おまけ。モルダウの元になったチェコ民謡です。この曲からモルダウを書いたスメタナ、天才じゃないですか?
↓バッハ作曲『G線上のアリア』
心の奥の奥まで洗われるような浄化音楽。
聴いてると何も悪いことなんかできなくなりそうです。
↓グノー/バッハ作曲『アヴェ・マリア』
こちらも至高の音楽。名曲と名曲の奇跡のコラボです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
これらの曲が登場する音楽小説、『あなたの「音」、回収します』はこちらからぜひご覧ください(^^)
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