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更年期鬱の症状を改善してくれたもの②

更年期鬱の症状を改善してくれたものの2番目。

私の場合になりますが、これはズバリ<転職>です。

更年期鬱っぽい症状が出始めて、私がまずしたのが、原因探し。
当時、私が強くストレスを感じていたのが、前職でした。
詳細は書きませんが、中間管理職だからだったのもあり、激務で、上からの圧力もあり、長時間労働の職場でした。

ただ、お給料や休日などの福利厚生面はとても良い会社でしたし、家族もいるため、簡単に転職を決められた訳ではありません。

夫は、鬱っぽくなっている私を知っていたので、
「辞めて専業主婦になっても問題ないよ。」
「少し休んだら?」
と言ってくれていました。

結婚して20年ワーキングマザーとして走り続けて来た私は、10からゼロになるような気がして、専業主婦になるのには、まだ抵抗があり、まずは就活をスタートしました。

期間的には、半年くらいの就活期間でしたが、とても長く感じ、結論から言うと、私にとってはかなり厳しい就活でした。50社、いや、ただクリックした応募も含めると、100社ぐらいに応募したと思います。
今考えると、恐らく、前職を退社せずに就活をしていたので、仕事をしていてのストレスと、それと同時にに就活が上手く進んでいないストレスが重なって、更に大きなストレスになっていたような気がします。
何度もくじけそうになったし、何度も夫に愚痴っていました。

結局、面接に進めたのは、5社くらいでしょうか。
一次面接で撃沈したものもあれば、二次まで行って落ちたものもあり、結局一度諦め、まずは退社しようと前職に退職願を提出しました。

退職願を提出後、不思議なことに、それまで就活は決して上手く行っていなかったのに、忘れていてすっかり落ちていると思っていた(アメリカでは、レジメを送っても次に進めない場合は、何も連絡がないことの方が多い。)会社から連絡があり、面接に進み、トントンと採用が決まり、結局前職を退職してすぐ今の会社での勤務が始まりました。(一週間くらい休みたかった・・・)

現職は、前職と異なり、8時5時できっかり終われるし、前職のような管理職ではないので、部下の仕事を気にしたり、部下を指導したりなど、部下を気にする必要はない。前職までは、上に行こうという上昇希望があったと思います。でも、アラフィフになり、前職の経験から、上昇希望より<現状維持>で私はちょうどいいんだということに気付かされた。ある意味、前職は良い経験になったのかも?
アメリカの調査で、収入と幸福度は、ある程度の収入に達すると、比例せず、幸福度の上昇はストップするようなことを見たが、実際にそれを自分で経験したような気がする。
前職は、確かにお給料は良かった。でも、私はHappyでは決してなかった。

現職の上司は、かなり忙しくしているが、私や他の部下にも結構自由に仕事させてくれている。勤務時間も好きなように。オフィスに行きたければ行けばいいし、行く必要ないなら行かなくてもいい。上司自身、あまりオフィスで仕事する意味を感じていないようだ。確かに、私たちの部署の仕事は、データを分析する業務が多いので、PCとモニターが二つあれば、自宅で十分仕事できる。逆に自宅での方が、集中できる。
8時5時という勤務時間は、私が決めた時間で、上司や同僚たちは、途中2時間抜けたり、30分抜けたりして、それを朝や夕方に調整している。結構自由にみんな毎日働いている。

前職のように、オンラインミーティングでカメラオンを常に要求されないし、上司が予告ナシにいきなりビデオコールを一日に数回してくることも、もちろんない。別に机に大体いるので、問題ないのだが、なんとなく気持ち的に常にハラハラしているのと、今とではかなり違う。

現職に転職してから、まだ4か月だが、今のところ、ストレスゼロ。
上司も同僚もみんな良い人。
本当に転職して良かったと思っている。

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