黒瀬まりな

歌ってる人

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無償の愛

僕のイメージする家族は 無償の愛で溢れる空間だと思ってた どれだけ勉強ができなくても どれだけ失敗しても 手を差し伸べてくれるような 背中をおしてくれるような 時には抱きしめてくれるような そんなイメージだった でもみんながみんな そうじゃないことを知った 無償の愛なんてものはなかった どうすれば愛されるのだろう 自分を愛せば 他人に愛される人間になる 誰かが言っていた こんな僕も昔は僕が大好きだった 嫌う要素もなかった 見た目も中身も全て大好きだった 自信に満ち溢れてい

    • tsukareta

      疲れた この言葉は僕の家では禁句だ しんどいとかも同様 そういう言葉は口に出してはいけないと 幼い頃から言い聞かされて育てられた 今日仕事でいろんなことがあった 気持ちがいっぱいいっぱいになってたのか 本当に無意識に 社員さんの前で「疲れた」と ぼそっと口にしてしまった そしたら周りの社員さんが 「ありがとうね」とか「1人でやらせてごめんね」とか 優しい言葉をかけてくれて その時に あ、やってしまった と思った 本当に無意識すぎて 言葉をかけられてやっと気付いた 自分はな

      • FANJ

        僕の家がなくなります ほんと嘘偽りなく家のような場所 そんな長く居たわけじゃないけど そのくらい濃厚な時間を過ごしました 初めてミブさんに会った時のこと 未だに覚えてる 初期メンバーでライブ予定で 僕がストレス原因で声出なくて ライブキャンセルしてしまって 謝罪に向かったんだけど 当たり前だけど 相手にしてもらえなくて 次までにしっかりしよって いろいろあって新メンバーになって 再度出演させていただいた時に 「売れる気ある?」って その時はメンバーみんなで 今の仕事辞めて

        • 天秤

          ついに音源化になりました 長かったような短かったような 私個人としてはこの曲を書いてから かなりの月日が経ったので 本当に今でも夢のような感覚と 体の中全てが流れ出てしまったような そんな感覚もあります 昔から黒瀬を知ってくださってる方々 お待たせしました 今回この曲をきっかけに知ってくださった方々 はじめまして 僕の大切な いろんな節目になった曲「天秤」 それを今回は紹介していきます 僕が弾き語りを きちんと人前でやり始めたのは 何年か前のお話で この曲はその活動を

          ごっこ倶楽部さん

          天秤をベースにしたショートドラマ 見ていただけましたでしょうか? 天秤のMVも見ていただけましたか? エンディングが違いますので どちらも楽しんでいただけていたら幸いです 今回は僕の大好きなごっこ倶楽部さんに 天秤のショートドラマとMVを 撮影していただきました ごっこ倶楽部さんは初期の頃からファンで ずっとTikTokで動画を見ていました ついに天秤の音源をリリースという話が出た時 どうしても昔から 天秤のMVはドラマ風がいいと思っていて どなたかに脚本を書いていただき

          ごっこ倶楽部さん

          Acoustic pump

          2024年1発目 第3の故郷 小倉に大阪から帰って参りました 弾き語りで来たのはいつぶりだろ コロナ前ぶりだからかなりたつ 5年くらいは経つのかな バンドで来た時とは全然違う あの頃を思い出しながら 駅に着いて改札を通って FUSEまでの道を歩いた いろんな思い出があるから ギターを背負ってそこを歩くだけで 涙が止まらなくて なんとかたどり着いた 誰も知らなくて 何もわからなくて でもそのFUSEのライブから 人前で歌うことになって バンド誘われることにもなって 自分の

          愛した人

          私が愛した そして今でも愛してる人のこと 私はその人のことを今でも愛している 人間として心から愛してる 本当はそうやって言いたい でもどうしても言ってはいけない なぜなら僕が崩壊してしまうから 僕が僕を壊し 僕がその人をも壊す それがわかるから 僕が今の僕じゃなくなって その人が今のその人じゃなくなって お互いにいい方向に変われたら 僕が僕として立てるようのなったら その時は想いを伝えたい 今後自分がいつまで生きてるかわからないから その人に言葉を残しておく 簡単な言葉

          気にしい

          自分のこの性格が本当に嫌いだ しかも一番やっかいなのが 大事な人には嫌われようとして 関わりのない人に無駄に気を使う もともとは全員に気を使う人だった 全員と仲良くなりたくて 全員同じくらい大事で 特別な人はいなくて みんな平等 みんな一緒 男女も関係ない 年齢も関係ない ずっとにこにこ笑って 何をされても嫌な顔ひとつせず イライラすることもなくて 怒られたら 嫌われたら 全部自分のせい 誰かが怒られてるのも自分のせい 自分せいにするのが一番楽だから そうやって生きてきた

          おとことおんな

          異性ってなんだろうね 同性ってなんだろうね 性別ってなんなんだろうね そういうのさ良く考えるんよ いちばんすきな花見てるとさ 本当に全部自分のことみたいで 息苦しくなる 僕は自分自身の性別もどうでもいいからさ というよりなくしたいんよね性別 女とか男とか 見た目もさ 髪長いから女 短いから男とか そういうのも とにかく区別されるの嫌やから 最初さ黒瀬まりなで弾き語りしてて 別に女っぽくしてたわけでもなく 普通に音楽してたんよ 最初の頃は顔出し嫌だったけど 隠す方法もない

          おとことおんな

          正論

          今まで付き合ってきた人とか 最終縁を切ることになった友人もそうなんだけどさ 病んでる時に正論言ってくるの あれ余計に病むんだよね だってそれはわかってて病んでるから わかってて言ってるから わかってるけどそう思えない自分を責めて病んでるから 正論を考える余裕がなくて病んでるから 例えば誰も私を愛してくれない 死にたい みたいなこと言ったとするじゃん 心の底の底ではそんなこと思ってないんよ 思ってないというか 始まりは時と場合によるけどさ 自分は醜いとかそういうのから始まっ

          断れない

          僕は断れない 昔よりは断れるようになった 半身の協力もあって いっぱいリハビリして練習して 全く断れなかった性格がここまでに成長した でもやっぱり今も断れない 昔は断れないから 幼稚園の頃は「結婚しよ」って言ってくれた 男の子全員に「いいよ」って言ってたし 罪な子だった← 大人になっても ほんと数年前まで 告白を断ることを知らなかった なんというか 自分みたいな人間に告白してくれてるんだから 断ることは失礼 好きになってくれた分返さなきゃ みたいな気持ちが強くて 断る

          向き合う

          なんどもなんども向き合ってきた 家族 友達 外国人 先生 先輩 大人 子ども 男 女 いろんな人と いろんな場所で 大事にしたい 生涯関わりたいと思う人とは 特になんども向き合った でも上手くいったことなんてない その度に自分がおかしいのか 自分が変なのかって思って自分を責めるし 悲しいし 涙がとまらなくなるし 死にたくなる 別にそれでいい 普通になりたいわけじゃない ただ死にたいだけ それだけ すごくシンプルな話 なのに知らない人や 関係のない人ばかり 死ぬなと 向き

          手術

          ついに今月末手術が決まった 怖いし不安で仕方ない でもそれ以上にこんな自分で生きるのは嫌だから こんな自分で生きるのが嫌で死ぬくらいなら 生きたいと 生きてみたいと思えるようになりたい このまま死んで せっかく貯金したお金を そのまま置いておくくらいなら 使ってから死のうと思って だから手術することにした 美容医療がどれだけ勇気が必要で お金が必要で 命をかけるものか しかも目に見えない 約束されない将来のために 大金と 時間と 命をかける 少し喋っただけの相手に命を預け

          明日に向かう vol.2

          ソロ名義で再開して一発目のライブ 来てくださった方々 初めて見てくださって よかったよと声をかけてくださった方々 本当にありがとうございました まず最初に本当に出てよかった ただそれだけ 自分の見た目があまりにも醜くて 数日前メンタルをまたズタズタにされて 人前に立つのが怖くてたまらなくて 本当に今日ライブハウスに辿り着けるかも不安だった FANJにはたくさん愛してもらって 少しでも何か返せるなら返したくて 再開の一発目はFANJがよかったし ゆかさんに改めて感謝 天

          明日に向かう vol.2

          hizume 黒瀬まりな

          僕の音楽の人生を大きく変えた2つの名前 知らない人は初めまして どちらかひとつの人も初めまして どちらもの人はお久しぶりです 今日は僕の音楽の流れをお話ししようかなって 興味ある人は覗いてみて ない人はくっそ暇だったら読んでみて笑 僕がこれから hizumeの時と同じで 黒瀬まりなになっても 僕の曲を歌っていくお話 小1の頃 劇団四季を初めてみて ミュージカル俳優を目指し 小2の時オーディションを受けて 小5くらいまでミュージカルをやってた 受験で辞めることになって

          hizume 黒瀬まりな

          さいごに

          普段だったら我慢できるものが ひとつもできない状態になった 死ぬことしか考えが浮かばない 死ぬことへの行動力しかない 自分が誰だかわからない 周りの人間も何を考えているのかわからない 聞いても理解できない やはり自分が普通じゃないのか そんなこと前からわかってた わかってる上で同感できない 前みたいに合わせる僕じゃない 普段だったら笑えてた冗談も笑えなくなって 気を遣わなかったはずの相手に気を遣って 言いたくない言葉も吐いて 全部嫌だ 疲れた これから一時的に逃げられる