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卑弥呼をめぐる!

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今まで、謎だった卑弥呼の正体、魏志倭人伝や古事記と言った従来の方法とは違う「道」から頂きを目指した紀行エッセイである!論文のノートでもある!
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#神社

女王卑弥呼の本家と分家!

女王卑弥呼の本家と分家!

Ⅰ)松峡宮(まつおぐう)とは何か?!
 今回は、福岡・筑前町にある松峡宮(まつおぐう)から始まる。”卑弥呼を巡って”いてたどり着いた神社だが、福岡県神社誌によれば末社は左右摂社が2つあると言う。片方ははっきりと「田神社」とあり、ここにも、タノカンサーが祀ってある。ということは、もうひとつが天照大神を祀る大神宮と言うことだろう。来る途中の大鳥居の横の公民館には、高木神と道祖神(山幸)の石祠があり、丘

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卑弥呼をめぐる!(7)

卑弥呼をめぐる!(7)

三並宝満宮(筑前町)

 暑いのを押して巡ってみるまあ、側に川があるのを確認。ここは、筑前町・三並宝満宮祭神は玉依姫、素戔嗚とあるしかし、摂社が教科書どおり
の配神、白石大明神、大日孁はっきり読めないが八龍大王妙見である。

問題は白石大明神である。みやき町に白石神社があるが藩主を祀り、石祠は散乱しているよく調べると若狭彦=彦火々出見であることが分かる。
八龍大王は、この配神では大幡主でよかろう!

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卑弥呼をめぐる!(2)

卑弥呼をめぐる!(2)

「景色変わった筑紫神社!」
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先日、卑弥呼の子、つまりは夫を書きましたここは、もう一人の夫・白日別こと大幡主とその子五十猛(彦火々出見)を祀るすごい神社なんです。景色変わるはずです!ところが、

明治神社誌料(M42)と福岡県神社誌 (S20)では、
白日別神(大幡主)、五十猛命(彦火々出見)、玉依姫命、坂上田村麿となっていますが、現在は 筑紫の神 、玉依姫命(勧請) 坂上田村麿(後世)に

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卑弥呼をめぐる!

卑弥呼をめぐる!

「謎の多い高木さん!」
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梅雨が明けて自粛気味だった「神社探訪」をしてみたくなったので行ってきました。山里の黒川なので道は良くなっていましたが通行止めも多く、以前行った蛍川もコンクリートになってしまいました。

ノートシリーズで紹介した謎多き「高木さん」ですが『卑弥呼の夫』だと知ると見方が変わってきます。この神社は、県の「ご来福」しよう!にも掲載されている黒川宮園(彦山)にある高木神社です。夫婦

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