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卑弥呼をめぐる!

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今まで、謎だった卑弥呼の正体、魏志倭人伝や古事記と言った従来の方法とは違う「道」から頂きを目指した紀行エッセイである!論文のノートでもある!
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2021年1月の記事一覧

卑弥呼をめぐる!(14)

卑弥呼をめぐる!(14)

ここは、糸島・志登神社
高速道路よりも北側にある。昔は海だったろう広い平野部にぽつんと鎮守の森があって横の駐車場には車が数台止めてあった。

祭神 豊玉姫 相殿 和多津見神、彦火火出見尊、息長帯姫命、武内宿祢命
境内神社三、殿島神社(祭神市杵島姫神)、三社神社(祭神 皇大神、八坂神、天満神)、志々岐神社(祭神十域別神、倉稲魂神)

卑弥呼の痕跡を求めて巡っているのだが、大きく分類するとすれば、卑弥

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卑弥呼をめぐる!(13)

卑弥呼をめぐる!(13)



神在神社(糸島市神在)

ここ神在神社は、巨石神石でも有名で以前は竹林や竹藪を超えて行っていたそうだが最近は道も整備され駐車場こそないものの参拝者も多い。かえって神社よりも神石のほうが人気となっているようだ。
しかし、誰を祀っているのか知らない人も多いのでは無いだろうか。

天常立尊(御中主)、国常立尊(大幅主・埴安神)、伊弉諾命(イザナギ)、伊弉冊命(イザナミ:大幡主妃)瓊々杵命、彦火々出見

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卑弥呼をめぐる!(12)

卑弥呼をめぐる!(12)

巡るシリーズは、いよいよ卑弥呼の本拠地”糸島”である。
若い青春の日々、大日孁と大幡主との新生活をおくった
地でもある。

ここは、染井神社(糸島市大門)である。平原遺跡公園から東にものの10分も離れておらず、奈良大神神社の三輪山を思わせる高祖山の麓にある。

染井神社・社殿

熊野三柱大神、豊玉姫命、彦火々出見尊、息長足姫命、玉依姫命を祀る。
熊野三柱大神とは、熊野三所権現つまり、家都美御子大神

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卑弥呼をめぐる!(11)

卑弥呼をめぐる!(11)

太祖宮(篠栗町)

巡るシリーズ10が8月下旬だったのでだいぶ間が空いてしましました。
今回は謂わば彼女の本拠地近くの篠栗町若杉の太祖宮とその周辺の老松神社と乙犬八幡です。

太祖宮は、宝満大神、天照皇大神、八幡大神、伊弉諾命、志賀大神、
住吉大神、聖母大神 を祀るとしています。
境内神社には、大国主神、大山咋神、大山祇も祀りますが、あまり面白い配神ではありません。

 面白いのは、太祖宮のすぐ北

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卑弥呼をめぐる!(10)

卑弥呼をめぐる!(10)

 糸島の高祖神社

 ああ、もう栄えある10社目です!何社まで続くのだろうか、今回は卑弥呼の本拠地でもある糸島の高祖神社です!

「天津日高彦火々出見命、玉依比売命、息長足姫命、天照皇大御神、豊受神を祀り、貝原益軒の続風土記では、中世の頃、「怡土の庄・一の宮」として
中座に日向二代の神、彦火々出見尊を、右座に神功皇后・左座に日向三代の玉依姫を祭ると記されている」(由緒)
境内社 伊弉諾 思兼(豊玉

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卑弥呼をめぐる!(9)

卑弥呼をめぐる!(9)

下岩田 大神宮・宝満宮(小郡)

 北筑後、朝倉、筑前町は大神宮が多い卑弥呼こと若き大日孁は、もちろん
糸島・奴国(夫の本拠地)、久山町など多く祀られ結構説明がつく!
ここは、小郡市下岩田(いわた)の大神宮・宝満宮である。幾つかが合祀
されている。摂社や境内神社、石祠など一切ないのである。
だが、10mばかり離れた民家の軒先に猿田彦、恵比寿さんが笑っていた。
この神社のすぐ下が「筑後川北誌」を著し

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卑弥呼をめぐる!(8)

卑弥呼をめぐる!(8)

山家・宝満宮

だいぶ巡りましたね。今回はあの太宰府・宝満宮の元宮といわれる。山家・宝満宮です!意外にも、”卑弥呼”を祀ってるんです!
祭神 (鴨)玉依姫を中尊に神功皇后、応神天皇。

この神社は「里神楽」があり、天鈿女命が天の岩戸の前で舞いを奉納する場面があることで「岩戸神楽」と言うそうです。実は境内神社が注目です。
社殿にも、”徳神”とあるのは徳満だと思われます全体を見れば、塩土翁(大幡主)豊

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