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前橋ポエフェス 2023/6/3 in前橋文学館
前橋文学館で朗読させて頂きました🦋✨
[12色の月を食べる]
2023/05/21「文学フリマ」
Twitterに書いた言葉たち(1~10)
1)砕けてゆく腕が光に透き通り
硬化したばかりの腕が落ちた
風の音が空を切り
別れの音が侵攻する
土の中で眠って目覚めなければ
壊れることもなかった
それでもまた歓喜の交遊が走り
守る為の腕が生える
2)書いたり作ったりより詩の中で生活していたい昨今。「詩を書くのやめる」と言い合った彼女たちは屹度そうなのでしょう。多分、元気に過ごしてる/立冬
3)天使に飼われている。清潔なシーツに包まれた顔だ
Blood type*
喉が渇くな、嫌になる
天気はずっと曇りでいい
なんなら夜がいい
庭の花の頭だけ落として
毎日退屈を凌いでいる
喉が渇くな、嫌になる
退屈を持て余して
何百年、何千年
息をして生きている
寿命はただ引き伸ばされただけ
厭になる、やけに喉が渇く